「 厚生労働省 」一覧

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[介護] 処遇改善加算、事務作業の簡素化を 社保審・介護給付費分科会

 社会保障審議会・介護給付費分科会は7日、介護職員の処遇状況などを把握するための最新の調査結果を踏まえて議論した。調査では、介護施設や事業所が処遇改善加算を取得する上で煩雑な事務作業などがネックとなっていることが明らかになっていることから、事務作業の簡素化を求める意見が相次いだ。 厚生労働省が分科会に報告した調査結果によると、介護職員等特定処遇改善加算を取得している施設・事業所で働く介護職員(常勤)の平均月給は、2021年9月時点で32万3,190円。前年の同月と比べると、7,780円アップした・・...

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[医療提供体制] コロナ入院患者、減少傾向から横ばいに 東京都

 東京都は7日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第85回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表した。入院患者数について「減少傾向から今週は横ばいとなった」と解説。「入院患者数に占める高齢者の割合は未だ高い値であり、今後の動向を注視する必要がある」としている<doc1846page8>。 コメント・意見では、入院患者に関して「60代以上の割合が約70%と、高齢者の入院患者数及びその割合が高い値のまま推移しており、医療機関では多くの人手を要している」と説明。感染の再拡...

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[医療提供体制] 待合室に同姓同名の患者がいることを想定して間違い防止を

 日本医療機能評価機構は、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の「共有すべき事例」(2022年No.2)を公表した。同じ名字の患者に薬剤を交付したため、自宅を訪問して回収したケースを取り上げ「待合室に同姓同名の患者がいることを想定し、氏名の他に生年月日を言ってもらい、2つの情報で照合することも有用である」といった改善策を示している<doc1868page1>。 「共有すべき事例」によると、薬局の待合室に同じ名字の患者が2人いた。薬剤師は患者Aのフルネームを複数回呼んだが、患者Aは呼ばれて...

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[がん対策] 緩和ケア、相談支援・情報提供の機能充実に関する提案書を提出

 国立がん研究センターは6日、都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会に設置されている緩和ケア部会および情報提供・相談支援部会が、次期「がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針」に必要な要素について検討を行い、「緩和ケアおよび相談支援・情報提供の機能の充実に関する提案書」(以下、提案書)にまとめ厚生労働省へ提出したと公表した<doc1867page1>。 提案書は、「がん患者の医療と生活に幅広く関わり、支援の役割を担う、緩和ケア機能、情報提供・相談支援機能について、病院全体、行政を含む地域...