「 日経 」一覧

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NTT、聴覚AIが音の振幅変化に対して人間に似た反応を示すことを発見(ニュース)

 NTTは、自然な音を認識する聴覚AI(人工知能)の人工ニューラルネットワーク(NN)が、音の振幅変化に対して人間のような反応を示すことを発見したと発表した。人間の聴覚システムに近いデバイスの開発や医療・福祉分野への応用が期待できるという。詳細は米国科学誌「Journal of Neuroscience」に掲載された。 NTTの研究チームは、人間の音認識において重要な手がかりの1つである「振幅変調......

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BlueMemeと九大が生物医学解析で量子AI、疾患原因推定や新薬設計を低コストに(ニュース)

 ローコード開発支援を手掛けるBlueMemeと九州大学は、量子AI(人工知能)を用いたバイオメディカル言語モデルの共同研究を2023年4月から開始した。バイオメディカル言語モデルとは、DNAなどの生物学的データや臨床情報を学習させたバイオメディカル情報解析向けの大規模言語モデル(LLM)で、疾患原因探索や薬剤設計への活用を目指す。 バイオメディカル言語モデルの開発に当たり、学習・推論を量子コンピ......

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コニカミノルタが生活習慣病の改善支援サービス、LINEで医療機関と患者をつなぐ(ニュース)

 コニカミノルタは2023年6月19日、生活習慣病などの患者の治療継続を支援するクラウドサービス「infomity(インフォミティ)スマートクリニックサービス」の提供を始めたと発表した。医療機関に月額1万円で提供する。患者と医療機関のコミュニケーションを促進させ、生活習慣病の改善や重症化の予防につなげる考えだ。 情報の管理や発信を担う医療機関向けアプリ、患者向けのLINEのミニアプリと健康管理アプ......

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体と行動のインターネットって何?活用広がる「IoB」とは(話題のPCキーワード)

 スマートフォンなどと連携する機器やセンサーを通じて、人間の行動や体調を見守る技術。生活習慣の改善、健康状態の確認、日々の活動パターンを考慮した広告の表示などに利用される。 IoBは「Internet of Bodies(体のインターネット)」と「Internet of Behavior(行動のインターネット)」の2つの用語の略称として使われている。 前者は、スマートフォンなどと連携する機器やセン......

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NTT東日本とJR東日本が秋田の体育館にAIカメラ、競技力向上と地域活性化を目指す(ニュース)

 NTT東日本とJR東日本は秋田市内の体育館にAI(人工知能)カメラを設置し、撮影した映像を利用者に提供する取り組みを2023年6月19日に開始する。映像を通じた練習の質向上によって、同体育館を練習拠点とする社会人チームやプロチーム、一般利用者の競技力強化を図る。同時に、施設の利便性や魅力の向上によって競技人口を増やし、スポーツ振興と地域の活性化に貢献する。 導入するのはNTTSportict(N......

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NTTが目の動きから聴覚的注意を読み取る研究、触覚など他の感覚への拡張も検討(ニュース)

 NTTはコミュニケーション科学の研究において、視線とは異なる目の細かな動きの中に、人の聴覚的注意の状況が現れることを発見した。人の興味や注意など聴覚的な認知状態を目の動きの測定データから読み取れる可能性がある。2023年5月30日にNTTが発表した。 具体的には、対象人物の目(瞳孔経)の変化を基に、どの音声に注意を向けているかを読み取ることができるという。例えば、複数の参加者がいる会場で、ある人......

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産総研が「不気味の谷」現象をAIで検証、ロボットやアバターのデザインで活用へ(ニュース)

 中途半端に人間に似た対象を不快と感じる「不気味の谷」現象を、AI(人工知能)はどう評価するのか。産業技術総合研究所(産総研)が心理学の手法を使って検証したところ、ロボットやアバターのデザイン評価にAIを活用できる可能性があると分かった。産総研が2023年5月19日に検証結果を発表した。 検証したAIでは、画像と説明文の対応関係を学習させておく。画像としては、人間の顔と猿の顔、車、食べ物、靴の5種......