「 日経 」一覧

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NECと豊中市が介護予防で新サービス、歩行姿勢測定システムなどを活用(ニュース)

 NECと大阪府豊中市は高齢者向けに新たな介護予防サービスを2023年4月3日から始める。身体機能や食習慣、社会参加の度合いなどのデータを収集し、これらの現状を見える化する。高齢者本人の予防意識を高めるだけでなく、地域ごとの特性などを分析し、自治体の介護予防事業の施策立案にも役立てる考えだ。 新たに始めるサービスでは、通所訪問型短期集中サービス参加者を対象とした体力測定会などで、健康チェックシート......

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メダカは淡水より海水で多くのマイクロプラを飲む、東京大学が実証(ニュース)

 東京大学は、淡水にも海水にも適応できる2種のメダカの稚魚を使った実験で、両種とも海水中の方が淡水中よりも多くのマイクロプラスチック粒子を取り込むと明らかにした。海水中では浸透圧差によってメダカの体内の水分が奪われる。その結果、水分補給のためにメダカがより多くの水を飲むため、誤飲するプラスチックも増える。 海水性だが淡水にも適応できるジャワメダカと、淡水性だが海水にも適応できるミナミメダカを、どち......

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リモートワーク中のメンタルを把握、電通デジタルが表情分析システムを開発(ニュース)

 電通デジタルは2023年3月28日、リモートワーク中の従業員の表情をAI(人工知能)で分析するシステム「INNER FACE(インナーフェイス)」を開発したと発表した。パソコンに搭載するカメラやWebカメラで取得する表情を、Webブラウザーを介して取得・分析して、感情推移を客観的に把握できるという。 表情データは米Microsoft(マイクロソフト)の「face.api」を用いて1秒に1度計測。......

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KDDIやNEC系などが対話AIで介護モニタリング、ケアマネの面談業務時間7割減(ニュース)

 KDDIと情報通信研究機構(NICT)、NECソリューションイノベータは、高齢者向け対話AI(人工知能)システムを活用した介護モニタリングの実証実験を実施した。本プロジェクトは内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期に採択され、その支援の下で研究開発を進めている。 介護モニタリングとは、ケアマネジャーが自宅などに訪問し高齢者に直接会って、健康状態・生活状況の変化を把握し、現在の......

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東京大学とGoogleが遺伝子解析で共同研究、予防医療に活用(ニュース)

 東京大学と米Google(グーグル)日本法人は、AI(人工知能)を活用した多遺伝子リスクスコア(PRS)モデル研究で協業する契約を締結した。Googleが開発したPRS予測AIモデルを、日本人を対象に再検証・改良し、東京大学のゲノムワイド研究の知見を基に評価する。日本における疾患管理や予防医療の発展に活用する。 Googleは、ゲノム配列データにおける変異や個人差を特定するプロセスの精度を向上さ......

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東海国立大学機構と富士通、健康づくりや宇宙天気予報の研究で協力 (ニュース)

 東海国立大学機構と富士通は、ヘルスケア分野や宇宙分野での包括協定を締結した。先進技術とデータの連携によるウェルビーイング社会の創出や、宇宙における人類の活動の安全性を高める「宇宙天気予報」の技術開発で協力する。両者が持つ技術・サービスやネットワークなどを生かして活動を深化させる。 ヘルスケア分野では、地域に密着した健康・医療エコシステムを構築する。具体的には、富士通が開発するプラットフォームに、......

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コニカミノルタなどが認知症発見のAI開発へ、会話や歩行を分析(ニュース)

 コニカミノルタは、認知症早期発見につながるソリューション開発に向けてエモテック・ラボ(東京・渋谷)と提携した。両社の技術を活用し、予測AI(人工知能)アルゴリズムを開発する。 コニカミノルタの介護向け行動分析システム「HitomeQ(ひとめく) ケアサポート」と、エモテック・ラボの感情認識AI「Kansei Driven Engine(KDE)」を活用する。HitomeQ ケアサポートで取得した......

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慶応義塾大学などが汗中の乳酸値で運動評価、心疾患患者のリハビリに(ニュース)

 慶応義塾大学医学部とグレースイメージング(東京・新宿)の研究グループは、汗に含まれる乳酸濃度をリアルタイムに測定できるウエアラブル機器を開発した。心疾患患者の皮膚にバイオセンサーを貼って乳酸値を監視するもので、運動の評価に有効なことが確かめられた。 研究グループは、心血管疾患患者を対象に医師主導治験を実施し、開発品による運動評価が可能かどうかを検証した。治験では、心肺運動中の患者の皮膚にセンサー......

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NECなど、デジタルツインで介護者と被介護者の心の状態を予測(ニュース)

 NECと大阪大学がデジタルツインを利用し、介護者と被介護者の心の状態を理解・予測して適切なコミュニケーションにつなげる取り組みを始めた。2023年3月からサービス付き高齢者向け住宅「柴原モカメゾン」で実証を開始。介護者と被介護者の精神的な満足度の向上を目指す。 実証では、サービス付き高齢者向け住宅で様々なデータを収集し、デジタル空間に同じ状況を再現する。具体的には、住宅の気温や気圧などの環境デー......