「 日経 」一覧

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帝人などが医療材料の物流を効率化、共同倉庫でRFIDを活用(ニュース)

 帝人は2023年1月に医療材料の物流を効率化するシステムを本格稼働させた。複数の医療機関で使う医療材料を保管する共同院外倉庫を設置し、そこで仕分け作業を済ませて各病院内での手間を削減する。RFIDタグで在庫を一元管理する仕組みも導入した。今後は参加病院を増やし、物流システムの規模を拡大していく考えだ。 医療材料の物流システムは、内閣府が主導する国家プロジェクト「スマート物流サービス」として構築し......

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日本IBMや順天堂大などが認知機能推定AIを開発、銀行でパイロット運用(ニュース)

 日本IBM、順天堂大学、グローリーは2023年2月28日、AI(人工知能)で認知機能を推定し、金融商品取引業務を支援するアプリを開発したと発表した。2023年3月1日から三菱UFJ信託銀行で同アプリのパイロット運用を始めた。 開発したのは「金融商品適合性チェック支援AIアプリ」。タブレットで撮影した表情とAIとの会話から認知機能を15段階で推定し、「脳の健康度」として提示する。金融機関は、脳の健......

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厚労省が電子処方箋推進協議会を設置、導入課題を洗い出し(ニュース)

 厚生労働省は電子処方箋の導入と利用促進するための協議会を設置する。電子処方箋の導入や利用に関わる医療機関や薬局、システムベンダーなどが参加して検討を進める。2023年2月27日に初会合を開催する。 新たに設置するのは「電子処方箋推進協議会」。原則公開で実施し、電子処方箋の導入・利用に当たっての課題の共有、電子処方箋導入モデル事業の進捗状況の共有、導入促進のための方策などを検討する。長島公之・日本......

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NECと筑波大がむくみ度合いを推定する新技術、患者の負担軽減へ(ニュース)

 NECと筑波大学はAI(人工知能)を利用して顔映像からむくみの度合いを推定する技術を開発した。腎疾患や心疾患といったむくみを伴う疾患の悪化防止や早期発見につなげるねらい。2023年2月10日に発表した。2024年度の実用化を目指す。 特徴は主に2点ある。1点目は、複数の患者の顔映像と体重を教師データとして、AIにむくみ度合いの事前学習をさせていること。適用する患者本人の学習データが少量で済むため......

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AI・ロボットベンチャーがツムラから約5億円調達、生薬の異物・不良品選別を自動化へ(ニュース)

 AI(人工知能)・ロボット開発のベンチャー企業ロビット(東京・板橋)は、ツムラと資本業務提携を結び、第三者割当増資により4億9900万円を調達した。両社は、AIやロボットを活用した生薬選別機の導入や成分解析装置の開発を推進する。 業務提携によって両社は、従来の協業関係を深める。具体的には[1]AIを用いた生薬の自動選別装置、[2]生薬の成分解析AI・装置、[3]AIによる業務の高度化、の3つの領......

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デジタル庁と厚労省がCOCOAを総括「7割以上が行動変容、一定の効果確認できた」(ニュース)

 デジタル庁と厚生労働省は2023年2月17日、接触確認アプリ「COCOA」の総括報告書を公表した。アンケート調査から、利用者の7割以上がCOCOAの導入目的である行動変容につながったことが明らかになり、「一定の効果が確認できた」(デジタル庁担当者)とまとめた。 COCOAは新型コロナウイルス感染症患者の全数届け出見直しに伴い機能停止することになり、2022年11月17日から最終アップデート版を配......

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NECらが新生児の生体認証、ワクチン接種管理をケニアで実証(ニュース)

 日本電気(NEC)とケニアのケニア中央医学研究所、長崎大学熱帯医学研究所は2023年2月7日、ケニアで実施中の生体認証に関する実証試験の有用性が確認できたと発表した。新生児の指紋認証と保護者の声認証を組み合わせて新生児の本人確認をし、ワクチン接種の履歴と計画を管理するというもの。NECによれば病院でのワクチン接種時に、新生児の本人確認を生体認証で実施するのは世界初だという。 システムの特徴は、新......