NECと筑波大がむくみ度合いを推定する新技術、患者の負担軽減へ(ニュース)
NECと筑波大学はAI(人工知能)を利用して顔映像からむくみの度合いを推定する技術を開発した。腎疾患や心疾患といったむくみを伴う疾患の悪化防止や早期発見につなげるねらい。2023年2月10日に発表した。2024年度の実用化を目指す。 特徴は主に2点ある。1点目は、複数の患者の顔映像と体重を教師データとして、AIにむくみ度合いの事前学習をさせていること。適用する患者本人の学習データが少量で済むため......
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NECと筑波大学はAI(人工知能)を利用して顔映像からむくみの度合いを推定する技術を開発した。腎疾患や心疾患といったむくみを伴う疾患の悪化防止や早期発見につなげるねらい。2023年2月10日に発表した。2024年度の実用化を目指す。 特徴は主に2点ある。1点目は、複数の患者の顔映像と体重を教師データとして、AIにむくみ度合いの事前学習をさせていること。適用する患者本人の学習データが少量で済むため......
AI(人工知能)・ロボット開発のベンチャー企業ロビット(東京・板橋)は、ツムラと資本業務提携を結び、第三者割当増資により4億9900万円を調達した。両社は、AIやロボットを活用した生薬選別機の導入や成分解析装置の開発を推進する。 業務提携によって両社は、従来の協業関係を深める。具体的には[1]AIを用いた生薬の自動選別装置、[2]生薬の成分解析AI・装置、[3]AIによる業務の高度化、の3つの領......
デジタル庁と厚生労働省は2023年2月17日、接触確認アプリ「COCOA」の総括報告書を公表した。アンケート調査から、利用者の7割以上がCOCOAの導入目的である行動変容につながったことが明らかになり、「一定の効果が確認できた」(デジタル庁担当者)とまとめた。 COCOAは新型コロナウイルス感染症患者の全数届け出見直しに伴い機能停止することになり、2022年11月17日から最終アップデート版を配......
日本電気(NEC)とケニアのケニア中央医学研究所、長崎大学熱帯医学研究所は2023年2月7日、ケニアで実施中の生体認証に関する実証試験の有用性が確認できたと発表した。新生児の指紋認証と保護者の声認証を組み合わせて新生児の本人確認をし、ワクチン接種の履歴と計画を管理するというもの。NECによれば病院でのワクチン接種時に、新生児の本人確認を生体認証で実施するのは世界初だという。 システムの特徴は、新......
凸版印刷は、医療データ活用に向けて、医療情報の収集・統合・匿名加工などを手掛けるICI(東京・文京)を連結子会社化する。ICIが新規発行した株式を2023年1月31日に追加取得した。両社は2019年に資本業務提携契約を締結し、電子カルテデータの匿名加工/データベース構築に取り組んできた。連携を強化し、新たなヘルスケアサービスの創出を目指す。 2018年5月に施行された次世代医療基盤法により、健康......
介護施設向けITサービスを手掛けるRehab for JAPAN(リハブフォージャパン、東京・千代田)は、第三者割当増資で約11億3000万円を調達した。既存事業を強化するとともに、新規事業の創出に向けて投資する。 リハブは、デイサービス施設向けにリハビリ計画作成を支援するクラウドサービス「リハプラン」を手掛けてきた。2023年4月には新機能を追加し、サービス名も「Rehab Cloud リハプ......
NTTドコモと慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科、名古屋工業大学大学院工学研究科は、モノに触れた時の感覚(触覚)を受け手の感じ方に合わせて共有する技術「FEEL TECH」を開発した。繊細な触覚の違いを記録して共有することで、伝統工芸や医療などにおける技能の継承などに生かす。また、ECサイトでの購買時に服の手触りを伝えることなども見据えている。 同技術は、触覚を把握する機器(センシングデバ......
ネコのヘルスケア事業を展開するトレッタキャッツ(神奈川県藤沢市)は、計測・分析精度の向上を目指して九州工業大学と共同研究を開始した。IoT(Internet of Things)技術を搭載したトイレ「Toletta(トレッタ)」を用いたデータの取得と高精度な分析により、ネコの健康を管理しやすくする(図1)。 Tolettaは、見守り用のカメラでネコの排せつの様子を記録する他、4つの重量センサーで......
日立製作所と東和ハイシステムは2023年2月7日、AI(人工知能)による音声認識を活用した電子カルテ統合システムを同年3月上旬から販売すると発表した。歯科医が診療中に音声で電子カルテを作成できるほか、スマートグラスを使って電子カルテの内容を確認できる。歯科医療のDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じ、診療の高度化や患者の満足度向上へ貢献する。 新たに販売するAI・音声電子カルテ統合システ......
サンスターグループは2023年2月7日、無料のスマートフォンアプリ「おくち元気チェック」に、「おくち元気年齢」を測定する機能を追加したと発表した。実年齢との差を算出することで、口の健康に対して幅広い世代の生活者に関心を持ってもらう狙いがある。サンスターは同アプリを通じて口の健康に関する啓発を行い、健康寿命を延ばすことに貢献する考えだ。 今回新たに追加した「おくち元気年齢」は、アプリ上で行うアンケ......
AI(人工知能)を活用した身体計測技術「Bodygram(ボディグラム)」を開発した米Bodygramは2023年2月6日、2023年1月から明治安田生命保険が提供する加入者専用サービスに同社の技術が導入されたと発表した。健康診断で測定する体格指数(BMI)の改善を促すため、体形の変化を計測するのに使ってもらう。 明治安田生命保険は加入者の健康診断の結果に応じて、最大保険料1カ月分相当のキャッシ......