「 日経 」一覧

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富士通と札幌医科大が診療データ活用、スマホ閲覧で健康管理や予防につなげる(ニュース)

 富士通と札幌医科大学は、個人が健康や医療に関するデータを主体的に管理するための取り組みの実施について合意したと発表した。患者が診療データをスマートフォンから閲覧できる仕組みを構築し、2023年4月から運用を開始する。診療データはクラウド環境のヘルスケアデータ基盤に集約する。ヘルスケアデータ基盤には患者のスマートフォンなどで測定する歩数や心拍数といったバイタルデータも蓄積し、診療に活用することで医......

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微量採血で女性ホルモンを在宅検査、更年期障害の早期発見を目指す(ニュース)

 ヘルスケア関連のスタートアップ3社が、自宅で採取した微量な血液から女性ホルモン検査を実施するサービスの共同開発を開始した。医療機関では通常、1回当たり5~10ミリリットル(mL)ほどを採血するが、今回は指先から採取する0.05mL程度の微量な血液を利用する。在宅で気軽に検査を受けてもらい、更年期障害の早期発見を目指す。 婦人科領域のオンライン診療サービスの開発などを手掛けるルナドクター(東京・新......

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東芝データとサッポロなど、アプリによる食生活改善と食品ロス削減の実証実験(ニュース)

 東芝データやサッポロホールディングスなど7社は2023年1月17日、食生活の改善や食品ロスの削減を支援するスマートフォンアプリのサービスに関する実証実験を始めると発表した。サービスが消費者にどの程度受け入れられ、効果を出せるのかを検証する。 参加するのは、東芝データ、東芝テック、サッポロホールディングス、GIG、日本総合研究所、フラー、ユニバースの7社。実証実験では、東芝データなどが提供する電子......

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呼気からの診断技術で東北大発新興とシスメックスが協業、救急医療や遠隔医療に貢献(ニュース)

 東北大学発スタートアップのボールウェーブ(仙台市)と医療機器大手のシスメックスは、呼気などを試料とする次世代体外診断技術の共同開発に向けて基本合意した。ボールウェーブが有する気体中の微量な化学物質を検出する技術を、医療向けに応用する。手軽に低侵襲な検査ができる装置の強みを生かし、まず救急医療の現場などで使えるよう開発を進める考えだ。 ボールウェーブの独自技術である「ボールSAWセンサ」は、気体中......

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富士フイルム系など、VRで薬剤師業務の実習コンテンツ開発へ(ニュース)

 富士フイルムシステムサービス(東京・千代田)と神戸学院大学、VR(仮想現実)スタートアップのイマクリエイト(東京・品川)は、薬学生向けVR学習コンテンツの共同研究を開始した。仮想空間で身体を動かしながら学ぶ実践形式のコンテンツを開発し、2023年4月に発売する計画だ。 実際の薬剤・器具を使って調剤技術や患者とのコミュニケーション方法などを身につける「臨床準備教育」向けに、学習コンテンツを開発する......

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検温も聴診も撮影も「これ1台」で、遠隔診療を支援する小型・軽量な医療機器(CES 2023)

 米MedWand Solutionsは、2023年1月5日(米国時間)にテクノロジー見本市「CES 2023」でメディア向け説明会を開催し、自宅で生体データを取得できる小型の医療機器「MedWand」を紹介した。MedWandは米食品医薬品局(FDA)による認可を受け、2022年8月から販売を開始した新製品だ。遠隔医療などを手掛ける医療機関に販売し、患者に使ってもらう。 MedWandは1台で深......