「 日経 」一覧
阪大が脳内「幸せホルモン」検出センサー、精神疾患の解明の武器に(ニュース)
大阪大学は2022年9月23日、幸福や愛情などを感じた際に脳内分泌される「オキシトシン」を高感度に検出できるセンサーを開発したと発表した。生きた動物の脳内からオキシトシン濃度変化をリアルタイムで計測できる。精神疾患の病態解明や治療法開発につなげられる可能性がある(図)。 オキシトシンは不安やストレスの緩和、食欲・代謝制御に大きく関わり、自閉スペクトラム症や統合失調症を治療する“カギ”としても注目......
杏林製薬とサスメド、耳鼻科領域の治療用アプリの共同研究開発などで契約締結(ニュース)
杏林製薬とサスメドは2022年11月9日、治療用アプリの共同研究開発と販売に関する契約を締結したと発表した。耳鼻科領域におけるアプリを開発し、将来的には承認取得を目指す。 今回の契約に基づき、杏林製薬はサスメドに契約一時金として1億円と、開発の進捗に応じて6億円を支払う。発売後には売上高に応じた支払いが発生する。 杏林製薬は、耳鼻科領域を重点領域の1つと位置付けており、同領域における製品の拡充を......
食事画像から栄養含有量を記録するアプリ、アストラゼネカなどが開発(ニュース)
アストラゼネカは2022年11月8日、食事を撮影するだけでカリウムなど栄養素の含有量を記録するアプリ「ハカリウム」をエクサウィザーズと共同で開発したと発表した。高カリウム血症の患者やカリウム値が気になる人などが利用することで、栄養の摂取量を可視化して食事・栄養管理に役立てられる。 利用者が撮影した食事の写真からメニューを推定し、栄養素の含有量を計算して表示する。食材や自炊メニューの場合は日本食品......
クックパッドから独立のおいしい健康、業務提携で食事画像から栄養計算する機能追加(ニュース)
AI(人工知能)を活用し、献立・栄養管理支援アプリを手掛けるおいしい健康は2022年11月7日、健康管理アプリを手掛けるライフログテクノロジーと業務提携契約を締結したと発表した。2023年春に、おいしい健康が提供するアプリ「おいしい健康」にライフログテクノロジーの画像解析技術を適用することを目指す。アプリ利用者の食事の画像を解析して栄養素を計算することで、おいしい健康アプリの献立提案に生かす。 ......
急な「こころの不調」をオンラインで相談、ファストドクターとKDDIが新サービス(ニュース)
救急往診支援などを手掛ける医療スタートアップのファストドクター(東京・港)は2022年11月7日、KDDIと連携し、医師がテレビ電話で「こころの不調」に関する相談や診察を行う新サービスを同日付で始めたと発表した。スマートフォンのアプリや専用サイトを通じて24時間体制で受け付け、適切な受診先の相談や急な症状悪化の診察などに対応する。 このたび始めた「ファストドクター for KDDI」は、KDDI......
CureAppが慢性腰痛症向け治療用アプリの研究開始、集学的治療体制の確立目指す(ニュース)
CureApp(東京・中央)は2022年11月7日、福島県立医科大学と慢性腰痛症向け治療用アプリの共同研究を始めたと発表した。慢性腰痛症の痛みの要因は多岐にわたるため、幅広い治療が求められている。共同研究では治療用アプリの使用によって、多様な専門分野の知見と運動療法や認知行動療法などを組み合わせた治療の提供を目指す。 国内の慢性腰痛症の患者は2018年時点で1086万2000人にのぼり、若年層か......