「 日経 」一覧
ケイデンスが分子モデリング企業を買収、生命科学分野に本格進出(ニュース)
米Cadence Design Systems(ケイデンス・デザイン・システムズ)は2022年7月、製薬・バイオテクノロジー向け計算分子モデリングの先駆的企業である米OpenEye Scientific Software(オープンアイ・サイエンティフィックソフトウェア)を買収する契約を締結したと発表した。ケイデンスの持つ電子システム設計技術を今後は生命科学にも応用し、市場を拡大していくとしている......
住宅の床に埋め込む「体組成計」、タニタと城東テクノが開発(ニュース)
タニタは2022年8月25日、住宅建材メーカーの城東テクノと共同で、住宅の床に埋め込む体組成計を開発したと発表した。測定するたびに体組成計を出し入れする必要がなくなる。脱衣のついでなどで気軽に測定できるようにし、体重や体脂肪率などをチェックする習慣の定着を促す。 体組成計と床下のメンテナンス用に設けられる「床下点検口」を一体化した。床下点検口は住宅の脱衣所やキッチンなどに取り付けるもので、点検時......
製造業の新たな市場になるか、「培養肉」10の疑問(肉は“製造”の時代へ)
「新たな食の選択肢」として、培養肉が注目されている。事業参入するのは大手食品メーカーだけではない。島津製作所や凸版印刷といった製造業の企業が、続々と培養肉での協業や開発に参画している。プラントを手掛ける日揮は2022年1月、培養肉の新会社を設立した。 なぜ今、培養肉が製造業における「新たな事業展開先の選択肢」として関心を集めているのか。市場規模や、普及後の可能性とは。知っておきたい項目をまとめた......
高血圧治療用アプリのCureApp、米投資会社カーライルから約70億円を調達(ニュース)
高血圧症などを対象とした治療用アプリのCureAppは2022年8月16日、米投資会社のカーライルから約70億円の出資を受けたと発表した。同社の累計資金調達額は約134億円となった。 CureAppはアプリを使って治療を支援するプログラム医療機器の開発と販売を手掛けている。2022年4月には、禁煙治療用のアプリに続いて第2弾となる高血圧症向けアプリの薬事承認を取得。2022年8月3日開催の厚生労......
指定難病患者の個人情報5640人分が流出、データ提供時に削除し忘れる(ニュース)
厚生労働省は2022年8月15日、指定難病患者5640人分の個人情報が流出したと発表した。研究用として提供したデータ内に、本来は削除されるべき氏名や生年月日、住所などが含まれていた。研究者からの報告で8月5日に判明し、厚労省は9日までに提供した研究者から全てのデータを回収。大学や研究機関5施設の6人が閲覧したが、それ以外の流出はないとした。 提供に向けデータを抽出する作業過程で、個人情報の削除を......