「 日経 」一覧

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順天堂大学と日本IBMが「バーチャルホスピタル」構築へ、メタバースの医療応用探る(ニュース)

 順天堂大学と日本IBMは2022年4月13日、メタバースを活用した新たな医療サービスの構築に向けて共同研究を始めたと発表した。まず2022年内をめどに、順天堂医院の実物を仮想空間に再現した「順天堂バーチャルホスピタル」を構築する。患者の満足度向上や医師の働き方改革につなげるだけでなく、バーチャルホスピタルを起点とした新たな市場創出も目指す。 バーチャルホスピタルでは来院前の見学や、外出が困難な入......

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尿から健康状態を可視化すると健康意識は高まるか、小林製薬やNTTデータMSEら実証(ニュース)

 NTTデータMSEと小林製薬、ファーストスクリーニングの3社は2022年4月11日、尿から健康状態を可視化し行動変容を促す実証実験を同月から順次始めると発表した。センサーと専用のアプリを使って毎日の健康状態を管理することで、健康意識が高まるかを検証する。 実証実験「健康見える化プロジェクト」ではファーストスクリーニングが開発した尿中の成分を測定するセンサー「ハカレルシリーズ」と、NTTデータMS......

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健康維持から受診勧奨まで一気通貫で支援、日立システムズらが産学連携で実証へ(ニュース)

 日立システムズは2022年4月11日、東京大学センター・オブ・イノベーション「自分で守る健康社会拠点」(東京大学COI)などと連携し、健康維持から医療機関の受診勧奨までをワンストップで支援するサービスの開発に向けた実証実験を始めると発表した。医療機関や企業向けのサービス提供を視野に入れたビジネスモデルの構築を目指す。日立システムズによれば、期間は2022年4月から9月まで。 実証実験では日立シス......

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NECが新型コロナウイルスなどに向けた次世代ワクチンの開発に着手、AIを活用(ニュース)

 NECとノルウェー子会社であるNEC OncoImmunity(NEC オンコイミュニティ)は2022年4月8日、AI(人工知能)を活用し、新型コロナウイルスなどに向けた次世代mRNAワクチンの研究開発を始めたと発表した。新型コロナウイルスなど100種類以上のウイルスが含まれる「ベータコロナウイルス属」全般への有効性を期待するもので、次のパンデミックに備える。 次世代ワクチンは、現在実用化されて......

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「スマホで聴診」を狙うアプリ、オンライン診療のMICINが承認申請(ニュース)

 オンライン診療サービスを手掛けるMICIN(東京・千代田)はスマートフォンを使って患者の呼吸音を取得するアプリを開発し、「医療機器プログラム」として医薬品医療機器総合機構(PMDA)に薬事承認の申請を実施したと2022年4月5日に発表した。今後承認されれば、オンライン診療などで利用できるようになる。2022年度中の実用化を目指す。 患者が自分のスマホにアプリをダウンロードして利用することが想定さ......

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「医師・患者・障がい者」の当事者視点をすべて同時に持つ著者(Books)

 書籍『患者+医師だからこそ見えた デジタル医療 現在の実力と未来』は、デジタル医療の最前線を知るのにふさわしい1冊です。この書籍の筆者である髙尾洋之医師は、ギラン・バレー症候群に冒され、今も闘病中です。4カ月の間意識不明の状態が続き、徐々に回復していますが、今もリハビリが続いています。この書籍は髙尾先生の考えですが、執筆協力者なしには実現しませんでした。そこで今回、本書の執筆協力者を務めた河田氏......

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阪大と島津ら、3Dバイオプリントで培養肉の生産 万博で披露へ(ニュース)

 大阪大学(以下、大阪大)大学院工学研究科と島津製作所、シグマクシス(東京・港)は2022年3月28日、動物の細胞を人工的に増やして造る「培養肉」を、3Dプリンターで自動生成する装置の社会実装に向けて協業すると発表した(図1)。2025年開催の大阪・関西万博で装置の展示や培養肉を使った料理の提供を目指す。 大阪大学大学院工学研究科教授の松崎典弥氏らは、細胞を細長い状態にプリントしたものを培養して、......

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医療アプリはコロナ禍の感染予防対策に貢献できたのか?(Books)

 日本のデジタル医療市場は成長を続けています。世界に目を向ければ、さらに巨大な市場が広がっています。では、国産のデジタル医療製品にはどのようなものがあり、世界的に見て、どの程度の実力なのでしょうか。それを最もよく知る人物の1人が、東京慈恵会医科大学の髙尾洋之医師です。数々の医療用製品の開発をけん引し、デジタル医療分野のリーダーとして活躍しています。そんな髙尾医師が執筆した、デジタル医療の最前線を知......

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オンライン診療はコロナ禍の「診療控え」に対応できたのか?(Books)

 日本のデジタル医療市場は成長を続けています。世界に目を向ければ、さらに巨大な市場が広がっています。では、国産のデジタル医療製品にはどのようなものがあり、世界的に見て、どの程度の実力なのでしょうか。それを最もよく知る人物の1人が、東京慈恵会医科大学の髙尾洋之医師です。数々の医療用製品の開発をけん引し、デジタル医療分野のリーダーとして活躍しています。そんな髙尾医師が執筆した、デジタル医療の最前線を知......