「 日経 」一覧
造影剤なしで手足の血流状態を可視化、「光超音波イメージング装置」を承認申請(ニュース)
ベンチャー企業のLuxonus(ルクソナス)は2021年12月6日、造影剤なしで血流状態を可視化できる「光超音波イメージング装置」を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請したと発表した。まずは手や足の血流などの状態を測定し、血流障害の特定に利用できるようにする。早ければ2022年中に実用化する可能性がある。 同社が開発する光超音波イメージング装置は、無被ばくで造影剤を使用せずに血流の状態な......
NTTドコモと聖マリアンナ医大、5Gで救急医療を効率化(ニュース)
NTTドコモと聖マリアンナ医科大学などは、2021年12月6日から5G(第5世代移動通信システム)を活用した救急医療の実証実験を開始すると発表した。ドコモの5Gネットワークにスマートグラスなどを組み合わせることで、患者の容体を複数の医師間でリアルタイムに共有できるようにする。医療業務の効率化につなげたい考えだ。 実証実験は、スマートグラスなどを使った医師の手元映像の共有や、病院内をストレッチャー......
認知症診断支援AIの早期の市場浸透へ、FRONTEOとスズケンが業務提携(ニュース)
データ解析支援を手掛けるFRONTEOは2021年11月25日、医薬品卸大手のスズケンとの業務提携で基本合意したと発表した。スズケンはFRONTEOが開発を進める「会話型 認知症診断支援AIプログラム」に関する業務のうち、物品の配送や債権管理などの流通関連活動を担当。早期の市場浸透・拡大に向けた体制の確立を目指す。 FRONTEOは2021年4月から会話型 認知症診断支援AIプログラムの治験を進......
仙台放送が脳体操アプリをJ:COM LINK向けに提供、テレビでの脳トレを可能に(ニュース)
仙台放送は2021年11月25日、JCOMが展開する4Kチューナー「J:COM LINK」向けのサービスとして、東北大学加齢医学研究所と共同開発した「テレビいきいき脳体操アプリ」の提供を同日に開始すると発表した。 今回、提供を開始した脳体操アプリには、「運転技能向上トレーニング・アプリ」が搭載されている。J:COM LINKを設置している契約者は、各家庭のテレビとリモコンを用いて、テレビの画面で......
診療データのAI分析で肺炎入院患者の経過を予測、富士フイルムと名古屋大(ニュース)
富士フイルムと名古屋大学医学部付属病院は2021年11月22日、院内の診療データを基に、AI(人工知能)技術を用いて、肺炎入院患者の経過を高精度に予測する技術の開発に成功したと発表した。富士フイルムは今後、本技術の実用化を目指す。患者一人ひとりの状況に応じた診療計画の策定や、限られた医療リソースの適切な配分に生かせる可能性がある。 今回の共同研究では、富士フイルムの医療機関向け総合診療支援プラッ......
「着る」歩行トレーニングロボット、信州大発のベンチャーが商業化へ(ニュース)
信州大学発ベンチャーのAssistMotion(アシストモーション、長野県上田市)は、歩行トレーニングロボット「curara(クララ)」の販売を2021年12月10日より開始すると発表した。衣服のように身に着けられるというのがコンセプトで、試作品から大幅に軽量化した。1人でも着脱が容易で、利用者の自立した歩行訓練を支援する。 curaraは歩行に伴う股関節と膝関節の運動をモーターの動力によってア......