「 日経 」一覧

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AI診断支援技術の開発を加速へ、研究基盤システムを富士フイルムと国がんが開発(ニュース)

 富士フイルムと国立がん研究センターは、医師など医療従事者が手軽に人工知能(AI)を活用した技術開発に取り組める研究基盤システムを開発した。プログラミングの知識がなくても利用でき、研究の人材不足を補う。研究の効率化や作業時間の短縮で、AIを活用した画像診断支援技術の開発の加速が見込める。 富士フイルムが研究用のシステムとして2021年度中の製品化を目指す。富士フイルムホールディングス(HD)の次期......

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テュフラインランド、医療機器のサイバーセキュリティー検証サービスを開始(ニュース)

 第三者認証機関のテュフ ラインランド ジャパン(横浜市)は2021年4月15日、医療機器のサイバーセキュリティー検証サービスを同日付で始めると発表した。ネットワーク環境に接続する医療機器の増加に伴い、それらがサイバー攻撃の標的になる事例が発生している。同サービスは医療機器メーカーに向け、サイバーセキュリティーの専門家が医療機器の脆弱性を検証し、悪用された際に起こりうる問題点やリスクなどを分析する......

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フィリップスがAIで脳健康レベルを可視化、認知症の早期発見・予防を支援(ニュース)

 フィリップス・ジャパンは2021年4月13日、東北大学発のスタートアップCogSmartと共同で開発した脳ドック用システム「BrainSuite(ブレーンスイート)」を発表した。従来の脳ドックなどへの追加検査サービスとして、医療機関に提供する。撮影した脳のMR画像をAI(人工知能)で解析して脳の状態が年齢相応かどうかといった脳健康レベルを可視化。認知症の早期発見と予防につなげる狙い。 Brain......

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ワクチン接種記録システムの接種券読み取りに不具合、自治体から改善要望(ニュース)

 自治体が使う「ワクチン接種記録システム(VRS)」で、タブレット端末の内蔵カメラでは接種券の情報を読み取りにくいといった不具合があることが2021年4月13日、分かった。複数の自治体関係者が「医療機関に情報入力の協力を求めるのは難しい」として改善を求めている。 VRSは市区町村が住民1人ひとりの接種状況を正確に把握するために、内閣官房情報通信技術総合戦略室(IT室)がベンダーに委託して開発した。......

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マイクロソフトが音声AIのニュアンスを2兆円で買収、「非接触」で医療など開拓(ニュース)

 米Microsoft(マイクロソフト)は現地時間2021年4月12日、米AI(人工知能)企業Nuance Communications(ニュアンス・コミュニケーションズ)の買収で両社が合意したと発表した。保有負債も含め197億ドル(約2兆1500億円)の価値を見積もっており、実現すればマイクロソフトが262億ドル(約2兆8600億円)を投じた人材SNSの米LinkedIn(リンクトイン)に次ぐ規......

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新型コロナワクチンの接種時期を利用者ごとに通知、SmartNewsに新機能(ニュース)

 ニュースアプリ「SmartNews」を運営するスマートニュースは2021年4月13日、新型コロナウイルスワクチンの接種時期を同アプリ画面上に通知する機能の提供を始めた。インターネット上から収集した自治体発表情報を基に、利用者ごとに接種時期の目安を知らせる。 新サービスの名称は「ワクチンアラーム」。全国の自治体が発表した情報を基に、自治体ごとの接種時期や接種対象などの情報を抽出する。アプリ利用者が......

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AIと遺伝子検査で最適ながん検診プランを提案、コニカミノルタが日本導入(ニュース)

 コニカミノルタと聖隷福祉事業団は2021年4月12日、遺伝子検査による日本初の未病検診プラットフォーム「CAREプログラム」の運用を4月から開始したと発表した。がん検診に遺伝子検査を組み込み、受診者一人ひとりに合わせた個別化検診を実現する。まずは乳がんなど婦人化検診受診者を対象に展開し、将来的には大腸がんなどその他の種類のがんにも広げていく考えだ。 人工知能(AI)を活用したチャットボット型問診......

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富士フイルム、医療機器事業を2020年代半ばに7000億円へ(ニュース)

 富士フイルムホールディングス次期社長の後藤禎一取締役は2021年4月8日に開いた説明会で、画像診断システムなどの医療機器を扱うメディカルシステム事業の売上高を2021年度に5000億円超、2020年代半ばに7000億円とする目標を打ち出した。メディカルシステムを含むヘルスケア領域全体では2020年代半ばに1兆円の目標を掲げており、「積極的な投資も発表しており、投資の効果を上げていけば1兆円という......

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パナソニックがグループ健康管理アプリ提供、心拍測定技術などとの連携も視野(ニュース)

 パナソニックは会社や組織向けのグループ健康管理アプリ「OND'U(オンド・ユー)」を開発し2021年3月31日から提供を開始した。現在は利用者が体温や体調を入力して利用するが、将来的には同社が開発するカメラによる心拍測定技術などとの連携も視野に入れる。 パナソニックは有志による新規プロジェクトとして健康管理アプリの開発を始めた。「感染症に強い社会の形成に貢献したい」と同社テクノロジー本部 事業開......