血液1滴で100種類のアレルギー検査、東レがバイオチップ開発(ニュース)
東レは2021年4月26日、1滴の血液で最大約100種類の物質に対するアレルギー検査ができるバイオチップを開発したと発表した。人工腎臓で培った透析技術などを応用しており、微量の血液でも高精度な測定ができる。今後はアレルギー患者から集めた検体を用いて大規模な検証を進め、体外診断用医薬品として2022年度中の製造販売承認申請を目指す。 アレルギー検査では、アレルギー症状を引き起こす原因となるアレルゲ......
ヘルスケアに関する最新情報を提供します!
東レは2021年4月26日、1滴の血液で最大約100種類の物質に対するアレルギー検査ができるバイオチップを開発したと発表した。人工腎臓で培った透析技術などを応用しており、微量の血液でも高精度な測定ができる。今後はアレルギー患者から集めた検体を用いて大規模な検証を進め、体外診断用医薬品として2022年度中の製造販売承認申請を目指す。 アレルギー検査では、アレルギー症状を引き起こす原因となるアレルゲ......
NTTドコモはオンライン診療システムなどを手掛けるメドレーと2021年4月26日に資本・業務提携したと発表した。メドレーが第三者割当増資で発行する普通株式93万3100株(持ち株比率2.93%)を取得し、ヘルスケア・メディカル領域を強化する。 NTTドコモはこれまで「dヘルスケア」などヘルスケア領域を中心にサービスを提供してきた。メドレーとの提携でオンライン診療サービスを取り込み、健康増進を支援......
東京都福祉保健局は2021年4月27日、医療従事者向けの「ワクチン接種予約システム」の不具合を公表した。特定の操作を行うと接種予約者の個人情報が閲覧可能だったり、本来受け付けていない医療機関の接種枠がコールセンターから予約可能になっていたりしたという。 発表文によると、同日午前1時30分ごろに都民から、特殊な解析ツールを使って特定の操作を行うと接種予約者の個人情報(氏名・生年月日・職種・接種券番......
【4月21日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会の鄭忠偉(Zheng Zhongwei)医薬衛生科技発展研究センター主任は20日、ボアオ・アジアフォーラム2021年年次総会のサブフォーラム「新型コロナウイルスワクチンの供給とアクセシビリティー」で、中国の新型コロナワクチンの生産能力は年間50億回分に近づいており、今年は年内に30億回分以上を生産できる見通しだと表明した。 鄭氏は、新型コ......
日本メドトロニックは2021年4月21日、脊椎を固定する手術に用いる手術支援ロボット「Mazor X (マゾール エックス)ロボットシステム」の製造販売承認を2021年3月18日に取得したことを発表した。患者の3D画像を基にした手術計画の作成や、手術時の手術道具の誘導、手術状況の可視化などを支援する。高齢化による需要増加をにらみ、現場への浸透を狙う。 脊椎固定術の手術は腰部脊柱管狭窄症や腰椎変性......
NTTドコモと医療機器開発を手がけるメディカロイド(神戸市)、神戸大学、神戸市は2021年4月16日、商用5G(第5世代移動通信システム)ネットワークを使って、遠隔地から手術支援ロボットを操作する模擬手術に成功したと発表した。ロボットを使った遠隔手術は、熟練の外科医が遠隔から地方患者を手術できるようになるため、医療の地域格差を解消できると期待されている。実用化に向けて今後、さらに実証実験を重ねて......
AI(人工知能)ロボットやIoT(インターネット・オブ・シングズ)アプリの技術開発を手掛けるハタプロ(京都市)は都内で開催中のイベント「ファーマIT&デジタルヘルス エキスポ」で、非接触で認知症を検査・予防する新サービスを紹介した。イベントの開催は2021年4⽉14⽇〜16⽇。新サービスは2021年3月に商用導入されたもの。同社のミミズク型AIロボット「ZUKKU(ズック)」を活用して無意識の動......
富士フイルムと国立がん研究センターは、医師など医療従事者が手軽に人工知能(AI)を活用した技術開発に取り組める研究基盤システムを開発した。プログラミングの知識がなくても利用でき、研究の人材不足を補う。研究の効率化や作業時間の短縮で、AIを活用した画像診断支援技術の開発の加速が見込める。 富士フイルムが研究用のシステムとして2021年度中の製品化を目指す。富士フイルムホールディングス(HD)の次期......
第三者認証機関のテュフ ラインランド ジャパン(横浜市)は2021年4月15日、医療機器のサイバーセキュリティー検証サービスを同日付で始めると発表した。ネットワーク環境に接続する医療機器の増加に伴い、それらがサイバー攻撃の標的になる事例が発生している。同サービスは医療機器メーカーに向け、サイバーセキュリティーの専門家が医療機器の脆弱性を検証し、悪用された際に起こりうる問題点やリスクなどを分析する......
フィリップス・ジャパンは2021年4月13日、東北大学発のスタートアップCogSmartと共同で開発した脳ドック用システム「BrainSuite(ブレーンスイート)」を発表した。従来の脳ドックなどへの追加検査サービスとして、医療機関に提供する。撮影した脳のMR画像をAI(人工知能)で解析して脳の状態が年齢相応かどうかといった脳健康レベルを可視化。認知症の早期発見と予防につなげる狙い。 Brain......
自治体が使う「ワクチン接種記録システム(VRS)」で、タブレット端末の内蔵カメラでは接種券の情報を読み取りにくいといった不具合があることが2021年4月13日、分かった。複数の自治体関係者が「医療機関に情報入力の協力を求めるのは難しい」として改善を求めている。 VRSは市区町村が住民1人ひとりの接種状況を正確に把握するために、内閣官房情報通信技術総合戦略室(IT室)がベンダーに委託して開発した。......
米Microsoft(マイクロソフト)は現地時間2021年4月12日、米AI(人工知能)企業Nuance Communications(ニュアンス・コミュニケーションズ)の買収で両社が合意したと発表した。保有負債も含め197億ドル(約2兆1500億円)の価値を見積もっており、実現すればマイクロソフトが262億ドル(約2兆8600億円)を投じた人材SNSの米LinkedIn(リンクトイン)に次ぐ規......
ニュースアプリ「SmartNews」を運営するスマートニュースは2021年4月13日、新型コロナウイルスワクチンの接種時期を同アプリ画面上に通知する機能の提供を始めた。インターネット上から収集した自治体発表情報を基に、利用者ごとに接種時期の目安を知らせる。 新サービスの名称は「ワクチンアラーム」。全国の自治体が発表した情報を基に、自治体ごとの接種時期や接種対象などの情報を抽出する。アプリ利用者が......