「 日経 」一覧
FiNCが帝人グループと睡眠サービスを開始、体動計測センサーを利用(ニュース)
FiNC Technologiesと帝人フロンティアは2021年3月1日、睡眠時の体動情報を解析し、睡眠の質を評価したりアドバイスしたりする個人向けのサービス「Sleep Concierge」を始めると発表した。帝人フロンティアが開発した体動を計測する睡眠センサー「MATOUS SS」を用いる。センサーは1万9800円(税別)で販売する。 MATOUS SSは圧電素子を利用したセンサーで、就寝時......
デジタルアニーラで複雑な治療計画を2分で生成、富士通研究所とトロント大(ニュース)
富士通研究所は2021年2月26日、最適化問題を高速に解くアーキテクチャー「デジタルアニーラ」を用いて、複雑な治療計画を短時間で生成する技術をカナダ・トロント大学と共同で開発したと発表した。現在1.5~3時間程度を要する「ガンマナイフ」の放射線治療計画の生成を、2分程度で完了できるとする。 ガンマナイフは脳腫瘍などの治療に使われる放射線装置。192本のガンマ線の光源を様々な方向から照射することで......
ワクチン接種記録システムを3.8億円で受託したミラボ、自治体向けで実績(ニュース)
政府は2021年2月19日、自治体が実施する新型コロナワクチンの接種を支援する「ワクチン接種記録システム」の開発や保守について、2013年設立の医療スタートアップであるミラボと、約3億8500万円で随意契約を結んだと発表した。同システムは政府が2021年4月から自治体向けに提供する。 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室(以下IT室)が2021年2月17日付けで契約を結んだ。ワクチン接種記録シ......
日本MSが新型コロナワクチン接種管理システムを提供、自治体や委託業者向け(ニュース)
日本マイクロソフトは2021年2月18日、地方自治体やその委託業者向けに、新型コロナウイルスのワクチンの接種予約や供給管理などを行う管理システムを提供予定だと発表した。予約管理のほか、在庫管理や副反応があった場合のトレース機能などがあり、各自治体は必要なモジュールを組み合わせて利用できる。海外では2021年2月から既に稼働しているが、国内での提供開始時期は未定。 提供するのは新型コロナワクチン管......
新型コロナワクチン接種後の健康管理、厚労省がSNSとシステムを活用へ(ニュース)
厚生労働省は2021年2月15日、新型コロナワクチン接種後の副反応の収集にSNS(交流サイト)などを活用していく計画を明らかにした。同日開催した厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会で決めた。 新型コロナワクチンは予防接種法上の臨時接種として実施し、通常の定期接種と同様に副反応に関する情報を集める。SNSを活用するのは、発熱や接種部位の腫れといった健康状況の変化をアンケートで調べる......
新型コロナの重症化メカニズム解明へ、複数の病院から電子カルテ情報を収集(ニュース)
新型コロナウイルス感染症の重症化メカニズムの解明に向けて、複数の病院から電子カルテ情報と患者の血液サンプルを集める研究が始まった。新型コロナ患者の病状や診療データなどの電子カルテ情報と血液サンプルを集めて分析することで、重症化のメカニズムを解明し、適切な診断法や治療法の開発につなげる。 電子カルテはメーカーごとに仕様が異なり、データを集めて解析するのは容易ではない。そこで新医療リアルワールドデー......