「 日経 」一覧
グーグルがフィットビットの買収を完了、健康データは広告に利用せず(ニュース)
米Google(グーグル)は2021年1月14日、米Fitbit(フィットビット)の買収を完了したと発表した。グーグルは2019年11月に総額約21億ドルで買収すると明らかにしていた。関連記事:グーグルが21億ドルでフィットビット買収、“あのセンサー”活用で「アップル越え」なるか 欧州連合(EU)の欧州委員会などが今回の買収計画について審査していた。グーグルがフィットビットの健康データを広告に利......
厚労省コロナ感染者管理システムが検疫と連携、外国人感染者を捕捉可能に(ニュース)
厚生労働省は開発した新型コロナウイルス感染者管理システムで、入国した外国人感染者を捕捉する仕組みを新たに追加する。同システムに、パスポート番号を入力する機能を追加する改修を行い、1月下旬から利用を開始する。 2021年1月13日に開催した新型コロナ対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」のワーキンググループで提案し了承された。現状、医療機関などで新型コロナと診断されると、「新型コロナウイ......
NECが大腸前がん病変を検出するAIの販売開始、3社の内視鏡で利用可能(ニュース)
NECは複数社の大腸内視鏡に適用可能なAI診断支援ソフトウエア「WISE VISION 内視鏡画像解析 AI」を2021年1月12日から日本で販売する。国立がん研究センターと共同開発した。ソフトウエアは2020年11月30日に日本で医療機器として承認を取得し、12月24日に欧州の医療機器の基準であるCEマークの要件を満たした。NECは近く欧州でも販売を開始する予定だ。 開発したソフトウエアは、大......
厚労省のコロナ感染者管理システム、データ活用がようやく開始へ(ニュース)
厚生労働省が新型コロナウイルス感染者の迅速な把握と保健所の負担軽減を目指して開発した新システムのデータ活用がようやく始まりそうだ。厚労省は2021年1月6日に開催した新型コロナ対策を助言する専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で、新システムのデータから分析した感染状況の結果を公表した。自治体などと調整がつき次第、現在は自治体の公表データを集計して毎日発表している全国の感染状況を、新システムに......
[デジタルヘルス]2020年に読まれた記事、1位は「究極のウエアラブル端末」(2020年アクセスランキング)
2020年の「デジタルヘルス」分野では、ニュース「メニコンと米Mojo Vision、スマートコンタクトレンズの共同開発契約を締結」が最も読者の関心を集めた。Mojo Visionはスマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」の開発に取り組んでおり、拡張現実(AR)を利用してユーザーの視野に文字などを重ねて表示する。コンタクトレンズで実績の豊富なメニコンが共同開発に乗り出したことで、実用化に向......
在宅測定データを活用した遠隔診療を開始、慶応大病院など(ニュース)
慶応義塾大学病院と中部電力、メディカルデータカードは、慶応義塾大学病院の糖尿病・肥満症外来(腎臓・内分泌・代謝内科)において、血糖のクラウド管理システムを用いた遠隔診療を開始したと発表した。 運用を開始したシステムは、2020年6月に産科外来で開始した遠隔妊婦健診システムに、患者自身の血糖値やインスリンなどの使用量を記録する仕組みを搭載したもの。患者の同意の下で、在宅での血圧や体重、血糖値、イン......
日経デジタルヘルスが厳選、2021年を占う医療関連の10大キーワードはこれだ(冬休みスペシャル2020-2021)
年末年始の恒例企画として、今年も日経デジタルヘルス編集部では、新たな1年を占う10大キーワードを選出しました。2021年を展望する10のキーワードを、五十音順で紹介していきます。果たして2021年はどのような年になるのでしょうか。2021年を占う10大キーワード(五十音順)1)ウエアラブル医療応用 健康・医療分野で、ウエアラブル端末を積極的に活用する機運が高まってきた。例えば心房細動が疑われる不......
ウエアラブル端末を創薬研究に活用へ、東北大やMICINなどが共同研究(ニュース)
東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)と日本製薬工業協会(製薬協)、MICINは、医薬品の研究開発にウエアラブル端末を活用するための共同研究を始めた。ウエアラブル端末のデータと生活習慣、MRI画像のデータなどとの関連性を調べる研究につなげ、革新的な医薬品や医療技術の創出を目指す。 共同研究では米Fitbit(フィットビット)のウエアラブル端末を利用する。ToMMoが実施する地域住民......
測域センサー活用のリハビリ用ソフト、壁にボールを投げて身体動作を改善(ニュース)
ゼロニウム(秋田市)は測域センサーとプロジェクターを活用した介護福祉向けリハビリテーション用ソフトウエア「デジレク」を開発したと発表した。壁面や床面に投映した映像にボールを投げて当てるといったコンテンツを用意する。大きな画面で没入感が高まり、体を大きく動かすリハビリテーションが可能になるという。 用途として想定するのは、(1)身体動作の改善や(2)認知症予防と改善、(3)運動不足の解消、(4)ス......
遠隔聴診が可能なオンライン診療システムを提供へ、シェアメディカル(ニュース)
シェアメディカルは遠隔聴診が可能なオンライン診療システム「ネクステート・シナプス」を2021年1月から提供すると発表した。同社のデジタル聴診デバイス「ネクステート」を活用する。 ネクステートは医師や看護師が所有している既存の聴診器の音をデジタル化するデバイス。今回シェアメディカルはネクステートとインターネット回線を利用し、患者の聴診音を遠隔地にいる医師に伝えることに成功した。在宅医療などで患者と......
厚労省のオンライン診療検討会、2021年秋に指針改定を目指す(ニュース)
厚生労働省は2020年12月21日、「第13回オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」を開催し、今後の検討スケジュールを提示した。初診を含めたオンライン診療の恒久化について引き続き検討し、2021年6月頃に取りまとめて秋の指針改定を目指す。 検討会はこれまで2020年内に一定の方向性を示すことを念頭に検討してきたが、新型コロナウイルス感染症が再拡大していることなどから時間を......