「 日経 」一覧
購買データと健康データで生活習慣病リスクを予測、東芝データなど(ニュース)
東芝データとシーユーシー・アイデータは、企業や健康保険組合向けの健康サービスにおける協業方針について基本合意したと発表した。東芝データの持つ購買データと、シーユーシー・アイデータの持つ健康データを連携することで、日常的な生活習慣病リスクの予測や、健康の自己管理が可能になるサービスの提供を目指す。 東芝データは2020年2月の会社設立時に、事業モデルの第2弾として健康データへの取り組みを掲げた。シ......
国産初の手術支援ロボットが承認取得、メディカロイドの「hinotori」(ニュース)
メディカロイドは、手術支援ロボットシステム「hinotori サージカルロボットシステム」の製造販売承認を取得したと発表した。国産としては初となり、まずは日本市場で泌尿器科を対象に早期の市場導入を目指す。 メディカロイドは、国産の手術支援ロボットへの期待に応えるため、2013年に産業用ロボットを手掛ける川崎重工業と、医療分野にネットワークを持つシスメックスとの共同出資によって設立された。2015......
ZMPが高齢者向けに低速自動運転車の乗り放題サービス、月額1万円で(ニュース)
自動運転・ロボット技術ベンチャーのZMP(東京・文京)は2020年8月18日、低速小型自動運転車の乗り放題サービスを始めると発表した。今秋に東京・中央の高層マンション「リバーシティ21」のエリアでサービスを始める。料金は月額1万円(税込み)。ほかに10分370円(同)の時間制料金も用意する。 ZMPの谷口恒社長は「高齢者の自動車運転免許の返納が増えているが、返納した後の移動手段の選択肢が少ないと......
顔画像解析AIで現場作業員の健康管理をスムーズに、大豊建設がAlgoageと新システム(ニュース)
AI(人工知能)関連サービスのAlgoage(東京・文京)は2020年8月6日、大豊建設向けに顔画像解析AIを使った現場作業員の健康管理システムの構築を始めたと発表した。2020年9月中に構築を完了する予定という。 作業員を識別する顔画像解析AIと、体温や血圧などを測定する機器とを接続する。作業員は氏名などを入力する必要はなく、各種測定データが自動入力される。作業員ごとにクラウド上に保存されるた......
コロナワクチン開発わずか1種の日本に警鐘、JST理事長(ニュース)
科学技術振興機構(JST)理事長の浜口道成氏は、「日本は新型コロナウイルス関連の研究に難航している」と警鐘を鳴らす。2020年7月末時点では世界で26種類のワクチンが臨床試験中だが、日本製はわずか1種類にとどまる。研究機関である大学と量産化のノウハウを持つ企業の連携不足が課題とみる。「新型コロナに有効な研究を見つけ出し、横の連携ネットワークを作り出したい」と意気込んだ。 世界保健機関(WHO)に......
糖尿病を対象にしたデジタル治療の治験開始、大日本住友製薬とSave Medical(ニュース)
デジタル治療(Digital Therapeutics:DTx)を手掛けるベンチャーのSave Medical(東京・中央)は2020年8月3日、大日本住友製薬と糖尿病管理指導用のアプリの共同開発契約を締結したと発表した。Save Medicalは同アプリについて国内で治験を開始しており、治験終了後に医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請し、2022年度の承認取得を目指す。 開発するアプリ......
世界最薄・最軽量クラスの心電計、JSRが医療機器の認証を取得(ニュース)
JSRは2020年7月31日、防水機能があり厚さ5mm、重さ12gのホルター心電計「Heartnote」を開発したと発表した。同社によるとHeartnoteは世界最薄型で最軽量クラスになるという。日本で医療機器の認証を取得済みで、今後、クリニック向けに心電計の提供を試験的に始める。 ホルター心電計は不整脈などのスクリーニングと診断に利用する医療機器。約24時間の心電図を記録することで、短時間の検......
マイナンバーカード起点に医療機関と個人が医療情報を確認へ、厚労省が今後2年で(ニュース)
厚生労働省は2020年7月30日、第7回データヘルス改革推進本部を開催し、医療機関と個人がマイナンバーカードなどを活用し、医療情報を確認する仕組みを構築する工程表を確認した。 これまでにも厚労省は保険医療分野のデータを利活用するための基盤の構築を掲げてきたが、今後2年間を集中的な改革期間と位置付けて取り組む。具体的には(1)患者の同意を得た上で、全国の医療機関が患者の医療情報を確認できる仕組み、......
ついにソフトバンクが「オンライン健康医療相談」開始、病院検索や薬の購入も(ニュース)
ソフトバンクがオンライン健康医療相談サービスに新規参入する。同社のグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズ(東京・港)は2020年7月29日、オンライン健康医療相談サービス「HELPO(ヘルポ)」を開始した。利用者はスマートフォンのアプリを通じて、オンライン健康医療相談や病院の検索、一般用医薬品などを購入できる。まずは、会社員や自治体職員らの福利厚生のサービスとして、法人や自治体などを対象にH......