「 日経 」一覧
ビジネスパーソンに認知症対策アプリ、エーザイとDeNAが脳の健康度合いを数値化(ニュース)
エーザイとディー・エヌ・エー(DeNA)は2020年7月28日、食事や睡眠の内容を入力することで脳の健康度合い(ブレインパフォーマンス)をスコアリングするアプリケーションの提供を開始した。日常生活でブレインパフォーマンスを継続的に測定することで認知症の予防につなげる。記憶力や思考力、判断力など脳の健康への関心が高い40代以上のビジネスパーソンをメインターゲットとする。 アプリの名称は「Easii......
「痛み」をAIとウエアラブルで評価へ、中外製薬が米デジタル治療企業とタッグ(ニュース)
中外製薬は2020年7月22日、米国のデジタルセラピューティクス(デジタル治療)ベンチャーであるBiofourmis社と共同で、AIとウエアラブル端末を活用して痛みを評価する技術を開発すると発表した。不妊症の原因となる子宮内膜症に伴う痛みを客観的に評価する。 ウエアラブル端末は米Empatica社の「E4」を利用する。Biofourmisが開発したAIを用いたプラットフォーム「Biovitals......
受診や薬の処方「オール遠隔」で、ANAHDと旭川医大などがドローン活用の実証実験(ニュース)
ANAホールディングス(ANAHD)、旭川医科大学、調剤薬局運営のアインホールディングスなどは2020年7月19日、ドローンを使用して処方薬を輸送する実証実験を北海道旭川市内で実施した。オンライン診療やオンライン服薬指導と組み合わせ、ドローンで処方薬を配送した。特別養護老人ホームに入居する高齢者が、通院や処方薬の受け取りによって新型コロナウイルスに感染するリスクを避けられる。国によるドローンの飛......
セールスフォースがウィズコロナの事業継続支援ツール、エレベーターの混雑回避も(ニュース)
セールスフォース・ドットコムは2020年7月15日、新型コロナウイルス感染症の影響下でも企業が従業員の安全を確保しながら事業を継続できるようにするためのクラウド型ツール「Work.com(ワーク・ドットコム)」を同日から提供開始すると発表した。同社製品を新規に導入する企業向けの料金は1ユーザー(従業員)当たり月額3600円(税別)から。 新型コロナの影響で従業員が一定の比率で在宅勤務と出社を繰り......
「スマホ依存」をアプリで改善・予防へ、KDDIなどが脳神経科学とAIを活用(ニュース)
KDDIとKDDI総合研究所、国際電気通信基礎技術研究所、XNef(エックスネフ)は、スマートフォンの使い過ぎなどの「スマホ依存」に関する共同研究を2020年7月10日に開始した。 4社は脳神経科学とAI(人工知能)技術を組み合わせることで「スマホ依存」の実態調査・解明を進め、2024年度中の「スマホ依存」の改善・予防を行うスマートフォン向けアプリの実用化を目指す。今後は病院などの医療機関との協......
キヤノンITSメディカルが医用画像ソフト版アプリストア、第1弾に脳卒中画像診断AI(ニュース)
キヤノンITSメディカルは2020年7月14日、医用画像アプリケーションの配信仲介サービスを2020年7月15日に始めると発表した。ITベンダーは自社開発したアプリを、新サービスのWebサイトを通じて医療機関などへ販売できる。第1弾としてキヤノングループの画像診断ソフトを販売する。 新サービスの名称は「アプリケーションコネクトサービス」。同社が提供する医用画像クラウドサービス「Medical I......
「さらば息苦しさ」LG電子がマスク開発、小型ファン自動制御 (ニュース)
韓国LG Electronics(LG電子)は2020年7月12日(韓国現地時間)、小型ファンを搭載して快適性を高めたマスクを開発したと発表した(図1、2)。内蔵したセンサーで着用者の呼吸を検知。息を吸うタイミングでファンを速く動かし、マスク内に空気を送り込む仕組み。マスク着用時の懸念点である息苦しさや、口元の蒸れを抑える。 ファンはマスクの左右2カ所に備え、その外側に空気中に含まれる微細なホコ......
「業界最薄」、Maximがウエアラブル機器向けに光センサー(ニュース)
米Maxim Integratedは、外形寸法が4.5mm×4.1mm×0.88mmと小さい38端子OLGAパッケージに封止した光センサーモジュール「MAXM86146」を発売した(ニュースリリース)。光バイオセンシング用途に向ける。2個のPINフォトダイオードと、2チャネル入力の光バイオセンシング向けアナログ・フロント・エンド(AFE)IC「MAX86141」と、英ArmのCPUコア「Cort......
数滴の血液で将来の疾患予測、NEC系新会社が医療機関向けサービス開始へ(ニュース)
NECソリューションイノベータは2020年7月9日、医療機関向けの疾病リスク予測サービスや健康支援サービスを提供する新会社「フォーネスライフ」を設立したと発表した。まずは2020年10月から循環器疾患の再発リスク予測を対象にサービスを開始する。健康診断などでの利用を想定しており、10年後に売上高1000億円を目指す。 新会社は米ベンチャーのSomaLogicと協業し事業を展開する。同社は数滴の血......