
患者が日々の状態を記録するスマホアプリ開発へ、アストラゼネカとWelby(ニュース)
製薬企業のアストラゼネカとPHR(Personal Health Record)サービスを手掛けるWelbyは、PHRをベースにしたデジタル活用の推進に向け、戦略的パートナーシップ契約を締結したと2020年6月3日に発表した。患者用のスマートフォン向けアプリなどのプラットホームを共同で開発し提供する。 PHRは患者自身で電子的に管理する健康・医療情報である。アストラゼネカとWelbyはまず、服......
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製薬企業のアストラゼネカとPHR(Personal Health Record)サービスを手掛けるWelbyは、PHRをベースにしたデジタル活用の推進に向け、戦略的パートナーシップ契約を締結したと2020年6月3日に発表した。患者用のスマートフォン向けアプリなどのプラットホームを共同で開発し提供する。 PHRは患者自身で電子的に管理する健康・医療情報である。アストラゼネカとWelbyはまず、服......
厚生労働省は2020年6月3日、新型コロナウイルス感染症に関係する医療機器として、人工知能(AI)を用いた肺画像解析プログラムを承認した。AIを実装した医療診断支援機器の研究開発・製造・ライセンス事業を手掛けるCESデカルトの商品で、2015年に創業した中国のAIスタートアップ企業、インファービジョン(Infervision)が開発した。肺部のX線CT画像をAIで解析して、医師の診断を支援する。......
長年テクノロジーを俯瞰(ふかん)的に見てきた編集者である黒鳥社の若林恵氏が、「サービス事業の在り方と空間の多様化」「行政とデジタル化」「誤情報の拡散への対処」という3つの観点でアフターコロナを語った。サービス事業の在り方と空間の多様化では、医療も例外ではなくなる可能性も指摘する。(インタビューは2020年4月21日にオンラインで実施した。聞き手は島津 翔=日経クロステック、高橋 厚妃=日経クロス......
富士フイルムは、AI(人工知能)を用いた新型コロナウイルス肺炎の診断支援技術の開発を開始したと発表した。京都大学と共同開発した間質性肺炎の病変を定量化する技術を応用し、新型コロナウイルス肺炎患者の経過評価や治療効果の判定などをサポートする診断支援技術の開発を目指す。 新型コロナウイルス肺炎は、間質性肺炎と同様の画像所見を示し、病変パターンが多岐にわたるとの専門家の意見があるという。肺炎の進行や治......
各界のキーパーソンに新型コロナウイルスの影響や、新しい社会へのヒントを聞く「私たちの『アフターコロナ』」。ベストセラー『感染症の世界史』の著者である石弘之氏は、「感染症は環境問題」と考える。人類の都市化が、飛沫感染するインフルエンザやコロナウイルスの流行を招いたというわけだ。人類は、ウイルスといかに対峙すべきか。(インタビューは4月23日に実施した。聞き手は岡部 一詩=日経クロステック/日経Fin......
シェアメディカルと豊田地域医療センター、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクトは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の疑い患者の外来診察において、デジタル聴診デバイス「ネクステート」と次世代遠隔診療システムを活用することで合意した。 シェアメディカルが開発したネクステートは、既存の聴診器(チェストピース)に取り付けて使う。心音や呼吸音の聞き取り改善や音量増幅をするとともに、無線通信機能(B......