「 日経 」一覧

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テルモが2024年度中にSBOM導入へ、医療機器のソフトウエア情報把握を効率化(ニュース)

 テルモは2024年度中に通信機器を持つ医療機器に対し、SBOM(Software Bill of Materials、エスボム)を導入する。医療機器に使うソフトウエア情報を把握しやすくし、特定のプログラムに対する脆弱性を発見した場合、早期に修正する。初期の導入コストは約2000万円を見込む。 対象となる医療機器は点滴に使う輸液ポンプやインスリンポンプのうち、通信機能を持つ高性能品となる。SBOM......

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電話で認知機能を5段階で判別、NTTコムが有償トライアルを開始(ニュース)

 NTTコミュニケーションズは2023年9月21日に会見を開き、電話で認知機能の低下状態を確認できるサービスの有償トライアルを同日始めると発表した。AI(人工知能)を活用し、6分程度の会話音声を基に認知機能を5段階で判別する。医療行為ではないとする。認知症を発症する前の段階を早期に判別し、認知症発症のリスクを低減する狙いだ。 トライアルを始めたサービスの名称は「脳の健康チェックplus」。日本テク......

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東大とZOZO、3D計測用ボディースーツと専用アプリで脊柱側彎症を検知(ニュース)

 東京大学とZOZOは2023年8月31日、3次元(3D)計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」と検証用に開発した専用スマートフォンアプリを利用し、若年世代の中等症以上の脊柱側彎(そくわん)症を検知することに成功したと発表した。脊柱側彎症は、脊柱を正面や背部から見たときに左右に曲がりやゆがみがある状態を指す。思春期に発症する思春期特発性側彎症は手術以外での改善が難しく、適切な時期に発見することが......

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エコナビスタが「お看取りアラート」を実装、死期が近くなると発報(ニュース)

 エコナビスタは2023年9月12日、高齢者の生活状態や睡眠時の呼吸数、心拍数などを把握できる見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」に、AI(人工知能)を活用した「お看取りアラート」機能を実装したと発表した。介護施設の入居者が体動や心拍が弱くなる看取り期に入り、AIが生命活動に関するデータを分析して状態推移を予測した結果、死期が近いと判定した場合に介護スタッフへアラートを発報して知らせる。 介......

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オンライン服薬指導後の手続きから30分程度で薬が手元に、日本調剤とWoltが提携(ニュース)

 全国で調剤薬局を展開する日本調剤は2023年9月11日、東京都および神奈川県内の18店舗で処方薬の即時配送サービスを開始した。デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を運営するWolt Japanと提携し、同社の法人向け即時配送サービス「Wolt Drive」を活用して提供する。 オンライン服薬指導後の配送手続きから患者の手元に処方薬が届くまでにかかる時間は30分程度だ。薬剤師がWolt Dr......

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ヒト全ゲノムを10分以内で解析、順天堂大などがIAプロセッサー搭載機用ソフト(ニュース)

 先端加速システムズ、ダナフォーム、順天堂大学の共同研究グループは、ヒトの全ゲノム解析ソフトウエア「AAS-G1」を開発したと発表した。専用のFPGA(Field Programmable Gate Array)やGPU(画像処理半導体)を搭載しない、一般的なIAプロセッサー搭載のコンピューターで動作することを特徴とする。スーパーコンピューターや専用計算機を用いることなくゲノム解析を実行可能にする......

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「生体認証を社会インフラに」、東武鉄道と日立が指静脈認証のセルフレジ開発(ニュース)

 東武鉄道と日立製作所は2023年8月29日、買い物のレジでの決済やホテルのチェックインなどの手続きを、生体認証だけで安全かつスムーズに実行できるシステム基盤を2023年度中に立ち上げると発表した。ユースケースの第1弾として、東武ストアの複数店舗に指静脈認証を利用したセルフレジを同年度中に導入する(図1)。これを皮切りに、「生体認証を活用した新たな社会インフラの構築を目指す」(東武鉄道常務執行役員......

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富士通Japanが消防・救急の現場活動支援システム、固定端末ではなくスマホ活用(ニュース)

 富士通Japanは2023年8月21日、全国の消防本部向けに消防や救急の現場活動を支援する「Fujitsu 情報統合共有システム Multi Mobile System for Fire department(マルチモバイルシステムフォーファイアデパートメント)」の提供を開始すると発表した。 同システムは、現場で活動する消防士や救急救命士が専用スマートフォンを使って、消防指令システムが送る指示内......

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メタボと関連性が強い生活習慣をAIで分析、NECなどが分析時間を大幅短縮(ニュース)

 NECと仙台白百合女子大学は、メタボリックシンドローム(以下、メタボ)と関連性の強い生活習慣についてAI(人工知能)を使って分析した。NECが設立した米dotDataのデータ分析ツール「dotData」を使用し、人手だけでは通常約2~3カ月かかる分析が約1~2週間に短縮できた。dotDataは特徴量の自動設計や機械学習などの技術を組み込む。NECなどが2023年8月10日に発表した。 分析対象は......