専攻医「登録評価システム」で研修全般を可視化 内科学会、約1500人が登録
日本内科学会は、今年4月にスタートした新専門医制度を受け、専攻医登録評価システム「J-OSLER」(ジェイ・オスラー)の運用を開始した。専攻医の研修実績や研修プログラムなどを可視化する試みで、開始からの5カ月で内科領域の専攻医全体の約6割に当たる約1500人がwebでの症例登録をスタートさせており、今月末までに3万件を超える見込みとなっている。
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日本内科学会は、今年4月にスタートした新専門医制度を受け、専攻医登録評価システム「J-OSLER」(ジェイ・オスラー)の運用を開始した。専攻医の研修実績や研修プログラムなどを可視化する試みで、開始からの5カ月で内科領域の専攻医全体の約6割に当たる約1500人がwebでの症例登録をスタートさせており、今月末までに3万件を超える見込みとなっている。
自民党総裁選で安倍晋三首相が連続3選を果たしたことを受け、日本医師会の横倉義武会長は20日、声明を発表した。
日本精神科病院協会は、厚生労働省が都道府県・政令市に依頼して実施している「精神保健福祉資料」(630調査)について、調査結果に関する情報公開請求が行われた際の対応を確認するための質問状を各都道府県・政令市に送付した。
地域医療を守る病院協議会は20日、「医師の働き方改革にかかる政府検討に向けた提言」と「医療機関における消費税負担の補填方法の再検討について(要請)」を19日に加藤勝信厚生労働相に提出したことを明らかにした。
糖尿病の重症化予防をより推進していこうと、日本医師会と日本糖尿病対策推進会議(共に横倉義武会長)、埼玉県医師会と埼玉糖尿病対策推進会議(共に金井忠男会長)、埼玉県(上田清司知事)の5者は19日、「かかりつけ医の糖尿病診療の推進と重症化予防に向けた連携協定」を締結した。
日本医師会の釜萢敏常任理事は19日の記者会見で、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の積極的接種の勧奨再開に向け、日医と日本医学会とで合同フォーラム「HPVワクチンについて考える」を開催することを発表した。
全国保険医団体連合会は19日、大阪北部地震、台風21号、大雨、北海道胆振東部地震などによる被災者の医療確保を求める要望書を、安倍晋三首相と加藤勝信厚生労働相に送付した。
日本高血圧学会は16日、来年に改訂予定の高血圧治療ガイドライン(GL)で、高血圧の基準値(収縮期血圧/拡張期血圧)を「140/90mmHg以上」に据え置く案を公表した。
全日本病院協会は15日の常任理事会で、来年10月に予定されている消費税率10%への引き上げを見据え、控除対象外消費税問題の対応について協議した。
日本医療機能評価機構は18日、膀胱留置カテーテルで尿道を損傷した事例について、医療安全情報として注意喚起した。事例が発生した医療機関では、膀胱留置カテーテルの挿入時に抵抗がなくても、尿の流出がない場合は、バルーンを拡張しないなどの取り組みを行っている。
日本医師会の中川俊男副会長は15日、奈良県医師会主催の「地域別診療報酬講演会」で、高齢者の医療の確保に関する法律(高確法)13条と14条について「一部の方は、13条で都道府県が厚生労働相に診療報酬に係る意見を提出し、14条で厚労相がそれを認定するものと解釈されている向きがある。しかし13条と14条は一連のものではなく別個のものだ。13条は全国一律の診療報酬に対して、都道府県から意見を提出することができることを書いているだけだ」と強調した。
地域医療機能推進機構(JCHO)の尾身茂理事長は14日の医研シンポジウム2018でパネルディスカッションの座長として講演し、総合診療専門医について「さまざまな名称があるが、これからの地域医療の質・効率のさらなる向上に不可欠であることは大筋でコンセンサスができている」との認識を示した。
全日本病院協会の猪口雄二会長は14日、千葉市で開かれた医療と介護の総合展「メディカル ジャパン東京」で講演し、人生の最終段階における医療・ケアについて事前に考え、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い共有する取り組み「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」について、分かりやすい名称で周知する必要があると主張した。
日本医学会連合(門田守人会長)は14日、東京医科大の入試不正問題を受け、声明文「医学部入試における機会平等と医学系分野での女性の活躍推進について」を発表し、門田会長らが厚生労働省内で記者会見を開いた。
全国国立大学病院事務部長会議は、2018年度診療報酬改定について全42大学病院を対象にした経営への影響調査の結果をまとめた。今年4~6月の診療報酬請求額等のデータを集計・解析したもので、全体で見ると42病院のうち、15病院ではプラス改定になったが、残り27病院は実質的なマイナス改定になる実態を確認した。
全国自治体病院協議会は13日の定例記者会見で、医師の働き方改革に関して、どのような行為が「労働」に当たり、何が「自己研鑽」になるのかを判断する際の参考となる全自病としての基準を策定するための検討を始めたことを明らかにした。
日本慢性期医療協会は13日の記者会見で、看護師特定行為研修の修了者に対するアンケート調査の結果を公表した。特定行為を実施する上での問題点について「特定行為に対する医師の理解が得られない」などの意見が上がった。
全国健康保険協会(協会けんぽ)の運営委員会(委員長=田中滋・埼玉県立大理事長)は13日、2019年度の保険料率設定に関する議論を開始した。
日本病院会は13日、加藤勝信厚生労働相へ2019年度税制改正に関する要望書を提出した。
日本医療法人協会の加納繁照会長は13日、千葉市の幕張メッセで開催している医療と介護の総合展「メディカルジャパン東京」で講演し、2次救急医療を担う民間病院が地域包括ケアシステムのバックボーンとなっているとし、診療報酬上の手当てなどを求めた。
北海道胆振東部地震を受け、日本医師会の中川俊男副会長は12日に記者会見し「これからは被災地の復旧が最大の課題になる。日医、北海道医師会、苫小牧市医師会の最終的な使命は、被災地に地域医療、地域包括ケアシステムを取り戻すことにある。