「 dantai 」一覧

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勤務医の働き方でPT新設、勤務実態等のデータ集積へ  日病

 日本病院会の相澤孝夫会長は26日の定例会見で、病院勤務医の働き方に関する検討プロジェクトチーム(PT)を新たに立ち上げる考えを明らかにした。PTでは今後の議論を深めるため、医師の勤務実態等のデータ集積を進める方針。今後1年間かけて議論し、日病としての考え方をまとめる。PTを既存委員会内に置くか新規委員会として立ち上げるかは今後検討する。

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新専門医制度「機構との連携を強化して対応」  日医・横倉会長

 日本医師会の横倉義武会長は25日、定例代議員会後に記者会見し、新専門医制度への対応について「偏在等の地域医療への影響が明らかになった場合は、都道府県協議会の議論を踏まえて、日本専門医機構において次年度にも調整・見直しなどの対応を取っていく」との考えを示した。さらに「医師の地域偏在等については日医も危機感を持っている。専門医機構との連携を強化しながら対応していく」と強調した。

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在宅復帰率、「病床機能連携率」に表現修正を  石川常任理事

 【日医代議員会・答弁要旨】最近では、急性期の大病院が空床対策で地域包括ケア病棟を設置する動きもあるようだ。公的医療機関が組織的に参入し、民間中小病院と競合しているケースがあるとも聞く。しかし日医は、病床の機能分化・連携の観点からも、急性期の大病院が経営のために地域包括ケア病棟の届け出を行うのは好ましくないと考えている。

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構想調整会議「牽引役として医師会の役割大きい」  横倉会長・挨拶要旨

 地域医療構想が全国で策定され、今後は地域医療構想調整会議で、地域に則した医療提供体制の在り方の議論が進められる。その牽引役として、都道府県医師会が果たす役割は大きく、日医としても関係審議会等での政府への提言などを通じ、円滑な議論に資するさらなる環境整備に努めていく。

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急性期指標「独り歩きすれば混乱を生じるのは明白」  中川副会長

 【日医代議員会・答弁要旨】急性期指標の問題点は▽急性期病院が満たしそうな項目が恣意的に選ばれている▽分母となる病床数には療養病床も含まれている▽民間病院に多いケアミックスの病院では実態よりも低い急性期スコアが計算され、急性期機能が劣っているように見える▽病院の機能分化は病棟単位で進めているが、急性期指標は病院単位であり、病院全体のイメージを左右するもので、いわば情報操作に当たる―がある。

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都道府県に予算や権限が必要「法改正も含めて」  日病パーティーで塩崎厚労相

 日本病院会は23日、東京都内で「新執行部披露パーティー」を開いた。医療関係団体幹部や政治家、行政官ら約300人が集まった中、挨拶に登壇した塩崎恭久厚生労働相は地域医療構想の実現に言及。それぞれの地域にふさわしい医療提供体制を構築していくために「そう簡単ではないが、法律改正も含め、予算も権限も情報も人も備わった形で、都道府県が中心になって調整会議で話し合いを進めていけるようにしたい」との考えを示した。

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7月から2期目「目標を策定中」  日歯連・高橋会長

 日本歯科医師連盟の高橋英登会長は23日に記者会見し、7月からスタートする2期目に向けて「これからの2年間が、本当の意味で日歯連が日本歯科医師会に貢献するための2年間と思っている。『日歯が活躍できたのは日歯連がバックアップしたからだ』と言われるようなことを目指していく。今、策定中だが2年間の目標を何項目か設定したい」と意欲を示した。

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中医協人事、今村聡副会長と松本吉郎常任理事を提案  日医

 日本医師会は、中川俊男副会長と松原謙二副会長の後任の中医協診療側委員として、今村聡副会長と松本吉郎常任理事の2人を提案する方針を固め、厚生労働省との最終調整に入った。両氏とも7月に交代する方向。中川、松原両副会長の中医協委員の任期は10月29日まで残っているが、2018年度診療報酬・介護報酬同時改定が控えるため前倒しで入れ替える。

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医療政策全般での課題整理、情報共有の場を新設  全日病

 全日本病院協会は猪口新執行部の発足に伴い、医療政策全般についての課題や論点を整理するためのタスクフォース(TF)を新たに立ち上げる。現在の総務・財務委員会内に、正副会長を含めた約10人のメンバーでTFを編成し、医療政策全般について議論するための情報収集や論点整理などを一元的に行う体制を敷く。