「 dantai 」一覧

NO IMAGE

働き方改革「医療界の考えの明確化」に意義  日医・今村副会長

 日本医師会の今村聡副会長は11日、医師の働き方改革に関する意見書について本紙の取材に応じた。今月9日の厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」に報告したもので、多様な意見を集約し「医療界としての考え方を明確に提示できた」ことに意味があるとの認識を示した。

NO IMAGE

県内被災地へのJMAT派遣を準備  岡山、広島、愛媛の3県医

 西日本を中心とする豪雨被害を受け、日本医師会は10日にテレビ会議を開き、被災6府県医師会(▽岐阜▽京都▽兵庫▽岡山▽広島▽愛媛)から状況を確認した。このうち岡山、広島、愛媛の3県医師会が、JMAT(日医災害医療チーム)を県内の被災地に派遣する方向で準備を進めていることが報告された。

NO IMAGE

働き方改革、公的病院グループでの取り組みが本格化  JCHO、済生会

 公的病院グループで医師の働き方改革に取り組む動きが出ている。地域医療機能推進機構(JCHO)は、グループ病院内での医師の勤務時間管理を徹底し、長時間労働を是正するための統一した指針の運用を4月から開始。近く指針の運用状況の検証に乗り出す方針だ。済生会も傘下の病院管理者・常勤医師を対象に、医師の働き方改革が現場に与える影響を把握するための調査を実施することを決めた。

NO IMAGE

「保険加入」や「未収金」などに焦点  日医・外国人医療対策会議

 日本医師会は4日、東京・本駒込の日医会館で「第1回外国人医療対策会議」(都道府県医師会・外国人医療対策担当理事連絡協議会)を開いた。都道府県医や関係省庁、関連団体・企業から担当者が出席し、訪日外国人や在留外国人の医療を巡る課題や対策について議論。初会合では、訪日外国人患者の「保険加入」や「未収金」などの問題に焦点が当たった。

NO IMAGE

済生会、17年度決算も過半数の42病院が赤字  人件費上昇にも警戒感

 済生会は、2017年度決算で傘下80病院のうち過半数の42病院が赤字となり、依然として赤字基調にあることを明らかにした。赤字は16年度の45病院から若干減少したが、17年度からスタートした監査法人による法定監査の影響や会計処理方法の大幅な修正から、病院部門の最終的な赤字幅は約70億円と前年度比で約28億円増えた。

NO IMAGE

保健医療でのAI開発、「規制」や「投資」に課題  シンポで指摘

 国立保健医療科学院が6月29日に開催したシンポジウムで、「人工知能は保健医療政策をどう変革するのか」をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。この中で北見工業大工学部の奥村貴史氏は、医療用人工知能分野での国内の政策動向について、薬事規制や研究開発の投資戦略に課題があると指摘。