「 gyousei 」一覧

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医師の残業時間規制、手挙げ方式の検討も  鈴木医務技監

 厚生労働省の鈴木康裕医務技監は29日に金沢市で開かれた日本病院学会のシンポジウムで講演し、2019年3月までに結論を得る医師の時間外労働規制の在り方について考えを示した。「全ての科の医師が、今の残業時間規制の例外扱いが必要なわけではない。同じ科でも60代と30代の医師では働き方が違う。自分が例外に当てはまるかどうか、いわば手挙げ方式で行って、その人をきちんと管理するというやり方も考える必要があるかもしれない」と述べた。

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一般社団設立し19年度から二次利用事業へ  「千年カルテ」プロジェクト

 患者カルテ情報の地域を越えた連携を目的とした日本医療開発機構(AMED)の研究事業「千年カルテ」プロジェクトを運営する日本医療ネットワーク協会(理事長=荒木賢二宮崎大教授)は27日、東京都内でシンポジウムを開き、次世代医療基盤法に基づく医療情報の二次利用を目的とした一般社団法人「Life Database Initiative」(LDI)を設立、同法における匿名加工医療情報作成事業者の認定を目指す方針を示した。

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タクロリムスなど免疫抑制剤3成分、妊婦へ投与可能に  厚労省

 厚生労働省は26日、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会に、タクロリムス水和物など免疫抑制剤3成分について、妊婦や妊娠している可能性のある女性を禁忌から外し、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ投与できるようにすることを提案し、了承された。これを受け同省は関係企業に添付文書改訂を指示する。

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医療行為と刑事責任、今夏の総括へ向けた議論に着手  厚労省研究会

 厚生労働省は27日に「医療行為と刑事責任」をテーマにした有識者研究会を非公開で開き、今夏の総括に向けた議論に着手する。何らかの結論を得られるかどうかも含めた検討になる。医薬品の使用に関する医師の判断が問題になり、起訴、有罪になった医療過誤の判例についても議論するようだ。

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医療連携基盤の運営主体「いよいよ考えなければならない」  武田医政局長

 厚生労働省の武田俊彦医政局長は23日、新潟市で開かれた日本医療情報学会春季学術大会の特別講演で、2020年度に本格稼働を目指す次世代ヘルスケアシステムの整備方針について「医療等情報連携基盤をどういう主体が担うか。支払基金、あるいは次世代医療基盤法における匿名加工認定事業者なども含めて、いよいよ考えなければならない」と述べ、医療等情報の運営主体や医療等IDに関して意志決定すべき時期を迎えているとの認識を示した。

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議論活性化へ、県単位の調整会議設置を“要請”  厚労省医政局

 厚生労働省医政局地域医療計画課は22日付で、地域医療構想調整会議の議論を活性化させるための方策を都道府県に通知(医政地発0622第2号)した。各構想区域の調整会議の議論を円滑に進めるため、直面している課題や、構想区域を超えた広域での調整が必要な事項などを協議する「都道府県単位の調整会議」を設置するよう要請。都道府県が推薦して厚労省が選出する「地域医療構想アドバイザー」の役割なども解説した。

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医療・介護DB連結によるサービスの質向上に期待  老健局・西嶋室長

 厚生労働省老健局老人保健課の西嶋康浩介護保険データ分析室長は21日、東京都内で開かれた医療経済研究機構のセミナーで、「医療と介護双方の文化の方向性を同じような形にして、患者や利用者を支えていくデータベース(DB)を整備していきたい」と述べ、介護データと医療データ(NDB)の連結基盤構築によるサービスの質向上への期待を語った。

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医科入院1日当たり3398点、前年比3.7%増  17年診療行為別統計

 厚生労働省は21日、2017年の社会医療診療行為別統計の結果を公表した。医科入院の1件当たり点数は5万1989.7点(前年比2.0%増)、1日当たり点数は3398.6点(3.7%増)だった。医科入院外の1件当たり点数は1341.6点(1.7%増)、1日当たり点数は853.7点(1.1%増)。16年度診療報酬改定後の2年目に当たり、多くの項目で数字が伸びた。