「 gyousei 」一覧

NO IMAGE

費用対効果評価、一定条件満たせば価格引き上げも  中医協・材料部会

 中医協・保険医療材料専門部会は22日、費用対効果評価の試行的導入による価格調整の方法を議論し、厚生労働省が示した案を大筋で了承した。比較対照品目(技術)に対して効果が増加し(または同等で)費用が削減される場合、条件を満たすものは価格を引き上げることとした。

NO IMAGE

介護医療院への転換、利用者説明に加算新設を提案  厚労省

 厚生労働省は22日の社会保障審議会・介護給付費分科会で、2018年度から新設する介護医療院の報酬・基準に関する案を示す。介護療養型医療施設(介護療養病床)からの転換を促進するため、転換前後のサービス変更内容を利用者や地域住民らに丁寧に説明する取り組みについて、転換日から1年間に限って算定できる加算の新設を提案する。

NO IMAGE

2%半ば以上のマイナス改定、保険料上昇防ぐには「妥当」  財政審・土居委員

 財政制度等審議会・財政制度分科会の委員を務める土居丈朗慶応大教授は本紙の取材に応じ、2018年度診療報酬改定に向けて財務省が提言している「(全体で)2%半ば以上のマイナス改定」について、医療の保険料率を上昇させないという観点で見れば「妥当」との見解を示した。

NO IMAGE

地域医療構想の進め方で整理案を提示、次回とりまとめ  厚労省

 厚生労働省は20日の地域医療構想に関するワーキンググループ(WG)に、都道府県が構想実現に向けた取り組みの参考になる「地域医療構想の進め方に関する議論の整理案」を提示した。これまでのWGでの議論を反映させたもので、▽公立病院▽公的医療機関等2025プラン対象医療機関▽それらを除く「その他の医療機関」―ごとに具体的な対応方針などの考え方を整理したのが特徴。WGでは整理案への強い反対意見はなく、次回12月13日の会合で最終取りまとめを行い、親会議に報告する予定だ。

NO IMAGE

有床診、医療・介護併用モデルは「重要な選択肢」  迫井医療課長

 厚生労働省保険局の迫井正深医療課長は19日、日本医師会と全国有床診療所連絡協議会が主催した「有床診療所の日・記念講演会」で登壇し、有床診療所について、主に地域医療を担う有床診(地域包括ケアモデル、医療・介護併用モデル)と主に専門医療を担う有床診(専門医療提供モデル)の2つに分類した。

NO IMAGE

有床診、医療と介護提供の「地域包括ケアモデル」評価へ  中医協

 中医協総会は17日、有床診療所(有床診)入院基本料を取り上げた。厚生労働省は、地域医療を担う有床診は入院医療と介護サービスを組み合わせた「地域包括ケアモデル」への転換を推進する必要があるとし、介護サービスを提供している有床診の評価を見直してはどうかと提案した。

NO IMAGE

医療療養25対1、20対1への一本化を提案  中医協、診療側に慎重意見も

 厚生労働省は17日、中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)に療養病棟入院基本料2(医療療養25対1、療養2)を、療養病棟入院基本料1(20対1、療養1)に一本化することを提案した。支払い側と、診療側の一部からは2018年度診療報酬改定での実施に理解を示す意見が出たが、診療側の日本医師会の委員からは慎重姿勢が示された。

NO IMAGE

帯状疱疹と3種混合ワクチンの定期化、引き続き審議  厚労省・小委

 厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会の「ワクチン評価に関する小委員会」(委員長=脇田隆字・国立感染症研究所副所長)は16日、帯状疱疹ワクチン(阪大微生物病研究会の乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」)と沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(阪大微研の3種混合ワクチン「トリビック」=DTaP)の定期接種化の是非について議論した。

NO IMAGE

臨床研修、20年度から「外科含む7科目必修」が復活  厚労省部会

 厚生労働省の医道審議会・医師分科会医師臨床研修部会(部会長=桐野髙明・東京大名誉教授)は15日、卒後臨床研修制度に、外科、小児科、産婦人科、精神科の4診療科を2020年度から必修科目として復活させることで合意した。これにより、既存必修科目の内科、救急、地域医療を含めた7科目必修体制となる。

NO IMAGE

訪問看護、医療と介護の「すみ分け」の整理を  中医協総会

 中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は15日、訪問看護を取り上げた。同時改定を見据えて医療保険と介護保険、それぞれで提供される訪問看護の給付を整理すべきとの意見があり、そのすみ分けが議論となった。厚生労働省保険局の迫井正深医療課長は「給付の制度設計自体に大きな理念の違いがある」と説明。「可能な限り整合性を取る努力はするが、全てを合わせることは基本的に難しい」と述べ、理解を求めた。