「 gyousei 」一覧

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都道府県の考え集約へ「医道審に新部会」  専門医制度で厚労省

 厚生労働省は、医道審議会医師分科会に新たな部会を設置する。名前は「医師専門研修部会」になる見込みで、早ければ晩夏から今秋にも初会合を開く見通しだ。新たな専門医制度における研修が地域医療に配慮したものになるよう、都道府県の考えを聞き、集約することなどが柱。都道府県の指摘を踏まえ、日本専門医機構へ意見する。

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初期研修医の平均充足率70.4%、地方大学は厳しく  医学部長病院長会議

 全国医学部長病院長会議は31日の定例会見で、2017年度の「全国大学付属病院研修医に関する実態調査」の結果を公表した。初期研修医の平均充足率は70.4%で前年度に比べて0.9ポイント減少した。初期研修先として、都市部の大学や旧帝国大のような規模の大きい大学を選ぶ傾向がみられ、地方都市の大学の厳しい状況が明らかとなった。

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将来の社会保障制度、「絵姿を国民と議論」  鈴木新厚労事務次官

 厚生労働省の鈴木俊彦新厚生労働事務次官は31日、専門紙記者クラブでの就任挨拶で、来年10月に予定される消費税率10%への引き上げによって社会保障と税の一体改革が一区切りつくとの見方を示した上で、将来の社会保障制度について「絵姿を国民の皆さんときちんと議論していく」と考えを述べた。

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急性期一般入院料、評価方法切り替えの対象期間を明示  疑義解釈7

 厚生労働省保険局医療課は30日付で、2018年度診療報酬改定に関する疑義解釈(その7)を都道府県などに発出した。急性期一般入院料で、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度に関する評価方法だけを変更する新たな評価方法への切り替えについて、対象期間の考え方を示した。

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労基署立ち入り「狙い撃ちはない。長期的に改善を」  労基局・村山課長

 医師の働き方改革や医療機関の労働環境に関し、厚生労働省労働基準局の村山誠総務課長(現・政策統括官付労働政策担当参事官)が本紙の取材に応じた。労働基準監督署(労基署)の立ち入り調査や是正勧告で「病院を狙い撃ちにしている事実は全くない」と明確に否定。労基署の指導方針について「『明日までに直せ』と求めるわけではない。現場で現実的な改善策を話し、長期的に良い方向に持っていくのが基本」と説明した。

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在宅高齢者の豊かな生活実現へ、8月から混合介護実施  豊島区

 東京都豊島区は8月から、介護保険サービスと介護保険外サービスを組み合わせて提供する「混合介護」のモデル事業を開始する。参加するのは9事業所。介護保険外サービスに当たる、居宅内での話し相手やペットの世話、居宅外での買い物同行や院内介助などを提供する。