「 医療制度 」一覧

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紹介状なし受診時定額負担「対象範囲拡大を」  健保連・幸野理事

 健保連の幸野庄司理事(中医協支払い側委員)は、中医協・診療報酬改定結果検証部会で2016年度改定に関する特別調査結果が報告されたことを受けて本紙取材に応じ、紹介状なしの大病院受診時に定額負担を徴収する制度について、現在の500床以上から200床~500床未満にも対象範囲を拡大する方向で検討すべきとの考えを示した。

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「京都から良医を」、研修医向けの事業に注力  京都府医

 京都府医師会が研修医向けの事業に力を注いでいる。「京都で良医を育てる」を理念として、若手医師が研鑽を積むのを支援していくことで、地域医療を充実させていくのが狙い。事業を通じて、研修医が医師会活動を知るきっかけになっており、参加者同士の交流にもつながっている。

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都道府県協議会の“実効性向上”で運用細則修正へ  荒井知事が専門医機構に要求

 厚生労働省が12日に開いた「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」で、奈良県知事の荒井正吾構成員が、日本専門医機構が打ち出した新専門医制度の「新整備指針運用細則」の改訂案に強い懸念を示した。都道府県協議会の実効性向上のため、研修施設は同協議会に協力し、必要な情報提供や協議を直接行うことを明確にすべきだと要求。同機構の理事長を務める吉村博邦構成員は「十分に検討したい」と応じた。

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新専門医制度、都道府県協議会の「役割と責任の明確化を」  日医・今村副会長

 日本医師会の今村聡副会長は来年4月の開始を目指して日本専門医機構で検討が進んでいる新専門医制度について、本紙の取材に応えた。地域医療に配慮した仕組みとするためには各都道府県の役割を明らかにし、具体的には都道府県協議会の「役割と責任」を明確にすることが喫緊の課題と強調した。