「 医療制度 」一覧

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急性期リハの重要性は一致、維持期の算定要件巡り対立も  医療・介護の意見交換

 2018年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた中医協委員と介護給付費分科会の委員による「医療と介護の連携に関する意見交換」は19日、リハビリテーションをテーマに取り上げた。急性期からリハビリに取り組む重要性は委員間で共通認識が得られた一方、18年度に医療保険から介護保険への移行が予定されている維持期リハビリを巡って議論となった。

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「医師養成の在り方と地域医療」の新検討会、24日に初会合へ  厚労省

 厚生労働省が新たに立ち上げる「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」の初会合が24日に開催される。初会合では冒頭に塩崎恭久厚生労働相が今後の検討を進めるに当たって挨拶するほか、座長の選任、地域医療に求められる専門医制度の在り方について議論を開始する予定だ。

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女性医師支援センター事業を強化、就業実績増の成果も  日医

 日本医師会が女性医師支援センター事業を強化している。同事業の中核となる「女性医師バンク」に専任コーディネーターを配置することで就業実績の増加につなげるなど、一部で成果が上がり始めている。今後も女性医師バンクの認知度の向上、都道府県医師会との連携強化などに力を注ぎ、就業実績の拡大を目指す。

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全日病版「総合医」育成事業を開始、キャリアチェンジ支援へ  西澤会長

 全日本病院協会は15日の常任理事会で、病院勤務医のキャリアチェンジを支援する「総合医(仮称)」の育成プログラム(PG)事業を開始する方針を確認した。同協会の西澤寛俊会長が本紙の取材に応えたもので、すでに協会内のプライマリケア委員会を中心に骨子案がまとまっており、早ければ1~2カ月の間にPGが策定される見通しだ。

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新専門医制度の拙速な推進に反対  全国市長会・緊急要望

 全国市長会はこのほど「国民不在の新専門医制度を危惧し、拙速に進めることに反対する緊急要望」を14日に塩崎恭久厚生労働相に提出したと発表した。進行中の新専門医制度の議論を「地域医療の実態を軽視している」と批判し、制度の構築に当たっては、地域医療を預かる首長の意見・議論が必要だと指摘している。