「 医療制度 」一覧

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AI活用の診療支援の在り方で議論開始  厚労省「最終責任は医師に」

 厚生労働省は医療分野における人工知能(AI)を活用した診療支援の在り方についての本格的な議論を開始する。AIによる診療支援と、医師の判断との関係性などが焦点になる見込みで、AIが誤った推測を行った場合でも最終的な責任は医師にあることなどを確認する方向で検討が進む見通しだ。

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ITシステム、重視するのは「実績」  医療者対象の意識調査

 ITベンダーを選定する際に重視するのは「実績」―。マルチモデル・データプラットフォーム・ベンダーのインターシステムズジャパンは1日、200床以上の急性期病院の医療従事者(事務職を除く医師およびコメディカル)らを対象にした「ITシステムに関する意識調査」の結果を発表した。

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介護人材の確保「目指したい職種になることが重要」  介護福祉士会・石本会長

 日本介護福祉士会の石本淳也会長は、1月実施された2016年度介護福祉士国家試験の受験者数が前年から半減したことについて本紙の取材に応じ、「あくまでも『受験者』が減ったということで、『介護人材』そのものが減ったわけではない」との認識を示した。

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「ネットワーク同意」で公的病院の情報共有  低コスト運用も拡大課題に第8回 北海道 たいせつ安心i医療ネット

 「たいせつ安心i医療ネット」は、旭川赤十字病院をはじめ北海道旭川市内の全ての公的病院が情報提供施設として参加する地域医療ネットワークだ。「ネットワーク同意」という手法を用い、地域内での診療情報の共有、救急医療での情報利用などに取り組む。

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手術時間半減は15術式、標準化促進に「新評価軸を」  外保連・岩中会長

 外科系学会社会保険委員会連合(外保連)は、2018年度診療報酬改定を見据え、外保連手術試案の改訂に向けた検討を進めている。すでに実施した手術時間等に関する実態調査では、手術時間が現行の試案の半分以下となったのが眼科、消化器外科など15術式であることを確認。今月9日の外保連手術委員会では、学会からの異議申し立てなどを踏まえて議論し、新たな手術試案に反映させる方針だ。

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3月末までに重点的な監視指導強化を  厚労省、ハーボニー偽造品問題で要請

 厚生労働省医薬・生活衛生局は2月28日に厚労省内で開催された全国薬務関係主管課長会議で、C型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽造品問題について、都道府県などにあらためて注意喚起を行った。これまでの薬事監視の実績から、監視指導を強化するべきと考えられる業者については、3月末までに重点的に監視指導を行うよう、都道府県に要請した。

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認知症高齢者の診断書作成、認知機能検査は必須  日医が「手引き」作成

 改正道路交通法が3月12日に施行されることを踏まえ、日本医師会は「かかりつけ医向け認知症高齢者の運転免許更新に関する診断書作成の手引き」をまとめた。診断書作成の依頼があった場合の対応手順、診断書作成に当たっての留意点、モデル診断書様式などを盛り込んでいる。

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赤字額減少も、赤字保険者は6割近くに  15年度市町村国保の財政状況

 厚生労働省は28日、2015年度の市町村国保と後期高齢者医療広域連合の財政状況(速報)を公表した。市町村国保は、決算補填などのための一般会計繰入金を除いた場合の精算後単年度収支は2843億円の赤字で、赤字額は前年度から243億円減少した。赤字保険者の割合は58.0%で前年度から1.6ポイント拡大した。