「 医療制度 」一覧

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かかりつけ医機能で議論、“ゲートキーパー”による受診制限に懸念  中医協で診療側

 中医協総会(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は22日、2018年度診療報酬改定に向けた横断的事項として「かかりつけ医機能」について議論した。診療側は「かかりつけ医」を“ゲートキーパー”として位置付けることで、患者の受診制限につながる可能性があると懸念を示した。厚生労働省は否定した。

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改訂版医学モデル・コア・カリ案、大筋了承  文科・厚労合同会議

 文部科学省の「モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会」と厚生労働省の「医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ」の合同会議は22日、各大学医学部が策定する6年間のカリキュラムのうち、全大学共通で取り組むべき教育内容をモデル化した「医学教育モデル・コア・カリキュラム」の改訂最終案を大筋で了承した。

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医学会連合、4月に事務局機能を移転  日医会館から日内会館へ

 日本医学会連合(髙久史麿会長)は4月1日に事務局機能を移転する方針を決めた。加盟学会の増加や今後の活動を拡充していくための体制整備の一環で、現在の日本医師会会館から日本内科学会会館(東京都文京区)に移転する。今月17日の医学会連合臨時社員総会で了承された。一方で日本医学会は従来通り、日医の機関として日医会館内で活動を展開する。

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AIが誤っても「医師に最終責任」  厚労省AI活用懇談会・整理案

 厚生労働省は20日の「保健医療分野におけるAI活用推進懇談会」で、AI(人工知能)による診療支援と医師の判断との関係性に関する整理案を示した。案では、AIによる推測結果が仮に誤っていた場合でも、診断や治療方針などの最終的な意思決定は「医師が責任を負うべき」との考え方を示している。

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医事懇話会、久々に大阪府医会長が講演  茂松会長「私が育った場」

 大阪の任意の開業医団体である医事懇話会(医事懇、堤俊仁代表)は18日、大阪市内のホテルで開いた例会で、大阪府医師会の茂松茂人会長を講師に招いた。大阪府医は2008年、10年の会長選で激しい選挙戦を行った経緯があるが、10年以後は医事懇側が非主流の立場だった。