「 医療制度 」一覧

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医療政策全般での課題整理、情報共有の場を新設  全日病

 全日本病院協会は猪口新執行部の発足に伴い、医療政策全般についての課題や論点を整理するためのタスクフォース(TF)を新たに立ち上げる。現在の総務・財務委員会内に、正副会長を含めた約10人のメンバーでTFを編成し、医療政策全般について議論するための情報収集や論点整理などを一元的に行う体制を敷く。

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がんゲノム医療拠点、臨床研究中核病院が有力  21日にも議論開始

 厚生労働省が2017年度中に7施設程度を選定する「がんゲノム医療中核拠点病院(仮称)」(ゲノム拠点)は、国立がん研究センター中央病院などの臨床研究中核病院が有力候補となっている。ゲノム拠点の具体的な認定要件については「がん診療提供体制のあり方に関する検討会」で議論する方向で、21日にも検討に着手する。厚生労働省健康局が本紙取材に応えた。

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大学病院の医師の働き方「新たな裁量労働制を検討」  国大病院長会議

 国立大学附属病院長会議の山本修一常置委員長(千葉大病院長)は19日の会見で、大学病院での医師の働き方について「新たな裁量労働制の導入など、労務管理の具体的な在り方について今後、大学病院で検討して発信していくことが必要だ」と述べた。17、18日に開かれた同会議の総会で意見がまとまった。

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新会長に猪口副会長、「強い全日病に」  西澤氏は常任理事に

 全日本病院協会(全日病)は17日の定時総会で役員改選を行い、新会長に猪口雄二副会長(寿康会病院理事長・院長)を選出した。西澤寛俊会長(西岡病院理事長)は名誉会長と常任理事に就いた。猪口新会長は選出後の臨時総会で「それぞれの地域で会員がどれだけ活躍できるかさまざまなデータを収集し、皆さまにデータを差し上げるとともに、各地からの意見を頂いて、より強い全日病をつくっていきたい」と挨拶した。

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「遠隔病理ネットワーク構想」が始動  亀田総合病院と長崎大病院

 亀田総合病院(千葉県鴨川市)と長崎大病院は今月から、国内外の医療機関と連携して遠隔病理画像診断を行う「遠隔病理ネットワーク(NW)構想」を本格的にスタートさせた。デジタル病理画像共有システムを基に、精度の高い病理診断を遠隔で行う取り組み。亀田隆明理事長が本紙の取材に応えた。

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医学会連合・医学会の新会長に門田副会長  「主張する学術団体を」

 日本医学会連合は15日、2017年度定時総会・理事会を開き、新会長に現職副会長の門田守人氏(堺市立病院機構理事長、がん研究会理事・名誉院長、大阪大名誉教授)を選出した。役員の任期満了に伴う改選で選出された門田氏は、総会終了後に本紙の取材に応じ「今年は医学会が創設されて115年目。独立した組織として、主張すべきところは主張する学術団体としての使命を果たしたい」と述べた。