「 医療制度 」一覧

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支援センター強化など「早期の偏在対策」了承  医師需給分科会、医療計画に反映へ

 厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」(座長=片峰茂・長崎大学長)は15日、地域の医師不足病院の医師確保を支援するため各都道府県に設置されている「地域医療支援センター」の機能強化など、早期に実行可能な医師偏在対策を了承した。

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初後発品は13成分、「ミカルディス」などが目玉  6月追補

 厚生労働省は15日、後発医薬品薬価基準追補収載を官報告示した。収載日は16日。初参入の後発品は、日本ベーリンガーインゲルハイムとアステラス製薬が共同販促するARB「ミカルディス」(一般名=テルミサルタン)ファミリーや、大塚製薬の抗精神病薬「エビリファイ」(アリピプラゾール)の後発品など13成分(配合剤や投与経路違い含む)で、計32規格252品目になる。

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偏在対策で本格議論を開始  医師需給分科会、構成員追加にも言及

 厚生労働省は15日に「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」を開き、医師偏在対策の議論を本格化させる。まずは法改正の必要がない、運用変更などで早期に実施可能な対策を議題に取り上げ、この部分の対策は今夏に決着させる方針。15日の会合では、より幅広い立場からの意見を聞くため、現役の勤務医や女性医師などを念頭にした構成員の追加についても言及される見通しだ。

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検体検査の精度管理基準の検討会、7月にも初会合  厚労省が方針

 遺伝子関連検査を含む検体検査の精度管理を盛り込んだ改正医療法等が成立したことを受けて自民党の「臨床検査に関する制度推進議員連盟」(衛藤征士郎会長)が14日、開かれた。この中で厚生労働省は、精度管理の基準を設けるため新たに設置する検討会を7月ごろに開催する方針を示した。

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検体検査の精度管理基準の検討会、7月にも開催  厚労省が方針

 遺伝子関連検査を含む検体検査の精度管理を盛り込んだ改正医療法等が成立したことを受けて自民党の「臨床検査に関する制度推進議員連盟」(衛藤征士郎会長)が14日、開かれた。この中で厚生労働省は、精度管理の基準を設けるため新たに設置する検討会を7月ごろに開催する方針を示した。

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紹介状なし受診時定額負担「対象範囲拡大を」  健保連・幸野理事

 健保連の幸野庄司理事(中医協支払い側委員)は、中医協・診療報酬改定結果検証部会で2016年度改定に関する特別調査結果が報告されたことを受けて本紙取材に応じ、紹介状なしの大病院受診時に定額負担を徴収する制度について、現在の500床以上から200床~500床未満にも対象範囲を拡大する方向で検討すべきとの考えを示した。

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「京都から良医を」、研修医向けの事業に注力  京都府医

 京都府医師会が研修医向けの事業に力を注いでいる。「京都で良医を育てる」を理念として、若手医師が研鑽を積むのを支援していくことで、地域医療を充実させていくのが狙い。事業を通じて、研修医が医師会活動を知るきっかけになっており、参加者同士の交流にもつながっている。

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都道府県協議会の“実効性向上”で運用細則修正へ  荒井知事が専門医機構に要求

 厚生労働省が12日に開いた「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」で、奈良県知事の荒井正吾構成員が、日本専門医機構が打ち出した新専門医制度の「新整備指針運用細則」の改訂案に強い懸念を示した。都道府県協議会の実効性向上のため、研修施設は同協議会に協力し、必要な情報提供や協議を直接行うことを明確にすべきだと要求。同機構の理事長を務める吉村博邦構成員は「十分に検討したい」と応じた。