中尾副会長も立候補へ 5月、大阪府医会長選
大阪府医師会の中尾正俊副会長は、5月の府医会長選に立候補する意向を固めた。府医会長選には、すでに現会長の高井康之氏も出馬を表明しており、選挙戦に突入する見通しになった。 中尾氏は本紙の取材で、立候補......
「 医療制度 」一覧
武田の「オビザー」「セプーロチン」承認へ 第二部会で了承
厚生労働省は22日の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会で、武田薬品工業の後天性血友病A治療薬「オビザー静注用500」（一般名＝スソクトコグ アルファ〈遺伝子組換え〉）と「セプーロチン静注用1000単......
肥満症薬「ウゴービ」発売、適正使用の確実な促進を ノボ
ノボ ノルディスク ファーマは22日、肥満症治療薬「ウゴービ皮下注」（一般名＝セマグルチド〈遺伝子組換え〉）を発売したと発表した。同日開催したメディアセミナーで、同社肥満症事業本部の清水真理子本部長......
市三師会・大阪医科薬科大と連携協定締結 高槻市
大阪府高槻市は22日、市民が健康に暮らすことができ、質の高い医療・介護が受けられる「健康医療先進都市」の推進を目的に、同市と市薬剤師会・医師会・歯科医師会、大阪医科薬科大の5者で「『健康医療先進都市......
地域支援加算の一律大幅減「誠に遺憾」 24年度改定でJACDS
日本チェーンドラッグストア協会（JACDS）は22日の会見で、14日に答申された2024年度調剤報酬改定に対する見解を発表した。地域支援体制加算については算定要件の厳格化に加え、一律に大幅な減額措置......
独、大麻合法化の法案可決 医師会など根強い反対
ドイツ連邦議会（下院）は23日、個人による嗜好用の大麻の所持を認める法案を可決した。ドイツメディアによると、連邦参議院（上院）も通過し、成立する見通し。早ければ4月から、18歳以上の成人は自宅で50......
「実質的な追加負担ない」、与野党に懸念 子ども支援金
政府は少子化対策の財源確保に向け、「子ども・子育て支援金制度」を創設する法案を今国会に提出した。「実質的な追加負担を生じさせない」との方針を掲げて、支援金制度への理解を求めているが、野党は「増税隠し......
再編の生活習慣病管理料、判断支援・負担軽減を 日医・長島氏
日本医師会の長島公之常任理事は本紙の取材で、2024年度診療報酬改定で再編する外来の生活習慣病管理料について、医療機関の判断を助け、負担を減らすための対応を厚生労働省に求めていく考えを示した。 改定......
地域包括医療病棟の影響、「丁寧に検証を」 日医・長島氏
日本医師会の長島公之常任理事は本紙の取材で、高齢者救急に対応するため、2024年度診療報酬改定で新設する「地域包括医療病棟入院料」について、その影響を丁寧に検証すべきだと指摘した。「改定後の2年間で......
国病機構・JCHOにヒアリング 感染症の新機構に向け
2025年度以降の「国立健康危機管理研究機構」の設立に向け、厚生労働省は22日、準備委員会を開き、「外部組織とのネットワークを構築するための具体的な方策」などを検討した。 会合は非公開。国立病院機構......
医師養成数の削減に「反対」 全国医師ユニオン
全国医師ユニオン（植山直人代表）は22日、厚生労働省内で会見し、医師養成数の削減に反対する声明を発表した。医師数は絶対的に不足しているとして、医師の増員や適切な配置を訴えている。 医師の養成数を検討......
カボザンチニブ・バレメトスタットを追加へ 小児・AYAがんの患者申出
厚生労働省の患者申出療養評価会議（座長＝福井次矢・東京医科大茨城医療センター病院長）は22日、小児・AYAがん患者を対象とした「遺伝子パネル検査結果等に基づく分子標的治療」について、試験実施計画の変......
新設の地域包括医療病棟、届け出意向を調査へ 地ケア病棟協会
2024年度診療報酬改定で新設される「地域包括医療病棟」について、地域包括ケア病棟協会は、会員の届け出の意向を調査する。3月中旬に、結果を公表する予定だ。仲井培雄会長が22日の会見で説明した。 仲井......
骨硬化性疾患、指定難病に追加へ 厚労省委員会で了承
厚生労働省の指定難病検討委員会は22日、医療費助成の対象となる指定難病に、骨硬化性疾患を追加する方針を決めた。 骨硬化性疾患は、複数の遺伝子異常で発生し、全身にびまん性の骨硬化をもたらす。小児期から......
病院機能評価、新たに50病院を認定 医療機能評価機構
日本医療機能評価機構はこのほど、病院機能評価で新たに50病院（新規15病院、更新35病院）を9日付で認定したと発表した。現在の認定病院数は2031病院となった。●2月9日に認定した50病院（3rdG......
子育て支援金、1000円超も 月徴収額で加藤担当相
加藤鮎子こども政策担当相は22日の衆院予算委員会で、少子化対策の財源として公的医療保険料に上乗せする「子ども・子育て支援金」に関し、1カ月の徴収額が1000円より高くなるケースがあり得るとの認識を示......
再生医療・臨床研究法改正案を了承 自民、受精胚利用巡り懸念も
自民党の厚生労働部会（大串正樹部会長）は21日、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律及び臨床研究法の一部を改正する法律案」の法案審査を行い、了承した。ただし、再生医療等安全性確保法の関連部分につ......
介護職労組が賃上げ要求 人手不足で「ケアに影響」
労働組合「介護・保育ユニオン」は21日、東京都内で記者会見し、業界の大幅な賃上げを求める「介護春闘」を始めたと発表した。低賃金のため離職者が多く、高齢者に十分なケアが行き届かないなど影響が出ていると......
愛知医大80人合否判定ミス SNSきっかけで判明
愛知医科大（愛知県長久手市）が、医学部の大学入学共通テスト利用選抜（前期）2次試験受験資格者の合否判定の際、パソコンの操作ミスで80人を不合格と誤って判定していたことが21日、同大への取材で分かった......
コロナ対応、4月以降は「平時の医療に」 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は22日の閣議後会見で、4月以降の新型コロナ対応の医療提供体制について「平時の医療に戻す」と語った。 コロナ対応に関して厚生労働省は、昨年5月に感染症法上の分類を2類から5類に変更......
宿日直許可の取得、医師の長時間勤務改善に効果 熊本大・馬場院長
4月から始まる医師の働き方改革に向け、熊本大病院の馬場秀夫院長は本紙の取材で、地域の医療機関で宿日直許可の取得が増えたことが、医師の労働時間の短縮化を後押ししているとの認識を示した。 熊本大病院では......