【電子処方箋最前線】（上）診療所の導入ゼロでも薬局カバー 基幹病院主導の“木曽モデル”
木曽川流域など一部を除き、深い山に覆われる長野県・木曽地域。唯一の病院の県立木曽病院（木曽町、濱野英明院長）は昨年8月、県内の病院で初めて電子処方箋を導入した。 きっかけになったのは、対面診療が大幅......
「 医療制度 」一覧
医療センター元事務部長の有罪確定 敷地内薬局入札妨害
札幌市豊平区の総合病院KKR札幌医療センターの敷地内薬局整備事業を巡り公契約関係競売入札妨害罪に問われた同センター元事務部長の藤井浩之被告について、懲役1年、執行猶予3年とした札幌地裁判決が3日、確......
看護師派遣、「情報共有」「他団体との連携」に課題 能登地震で【無料】
年始に発生した能登半島地震を受け、日本看護協会は2月までに、3000人近くの災害支援ナースを派遣した。協会の中野夕香里常任理事は、情報の把握・共有や、他団体との連携などの面で課題があったと振り返り、......
災害支援ナース、「意欲」生かせる制度に 法制化で日看協・中野氏
災害支援ナースは4月から、改正医療法の施行に伴い、「災害・感染症医療業務従事者」としての登録・派遣が始まった。看護師が安定的に派遣先で業務に当たれるようになり、派遣費用も公的負担となる。災害等の発生......
医師国試の受験資格認定、「伝統医学」は除外 中医学も、厚労省
厚生労働省は、医師国家試験の受験資格認定基準について、現代西洋医学の専門教育履修を要件として明確化する方針を決めた。中国医学（中医学）を含めて、伝統医学の医師免許のみを得た人らは対象外とする。4月2......
5類移行、8日で1年 ワクチン無料接種など終了
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが引き下げられてから8日で1年。それまでの「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」となったことで、行動制限の法的根拠がなくなり、社会・経済活動はほ......
紅麹サプリ、入院者271人に 受診者は1551人、厚労省
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、6日までに入院治療を要した人（退院者を含む）は延べ271人となり、1日時点から1人増えた。医療機関を受診した人は延べ1551人となり、10人増えた......
地域包括医療病棟のMRI体制、他院との連携も「可」 医療課
厚生労働省保険局医療課は4月26日付の事務連絡で、2024年度診療報酬改定の疑義解釈（その3）を示した。 新設する地域包括医療病棟については、MRI撮影体制などの施設基準に言及。施設基準では「常時、......
野並会長が続投、2期目に 高知県医
高知県医師会は4月20日の臨時代議員会で次期役員を選び、野並誠二会長（69）を再選した。野並会長は2期目となる。6月15日の定例代議員会で正式に選任する。次期役員の任期は、6月15日の定例代議員会終......
松山会長が再任、4期目に 岡山県医
岡山県医師会は4月28日の臨時代議員会で役員を改選し、松山正春会長（80）の再任を決めた。松山会長は4期目となる。新役員の任期は、6月16日開催予定の定例代議員会終了から2年間。●岡山県医師会の新役......
大腸がん手術、8K映像で遠隔支援 東京・大阪間で、国がん中央
国立がん研究センター中央病院（瀬戸泰之病院長）とNHK財団は8日から、東京・大阪間で8K映像を送受信し、大腸がん手術を遠隔支援する臨床試験を始める。安全性・有効性を確認するほか、外科医の人数を通常よ......
コロナ定点3.22 12週連続減、4月22～28日
厚生労働省が7日に発表した2024年第17週（4月22～28日）の新型コロナウイルス感染症の発生状況によると、全国の定点当たり報告数は3.22で、12週連続で減少した。報告総数は1万5786人で、前......
インフル定点、1.07に減 4月22～28日
厚生労働省は7日、2024年第17 週（4月22～28日）のインフルエンザ発生状況を発表した。全国の定点当たり報告数は1.07で、前週の1.85を下回った。総報告数は5234人で、前週から3871人...
育児・介護休業法、衆院を通過 参院へ
厚生労働省が提出した育児・介護休業法と次世代育成支援対策推進法の改正案について、衆院本会議は7日、全会一致で可決した。参院に送る。 改正案では、介護離職の防止に向け、仕事と介護の両立支援制度を強化す......
ドクターカー普及へ協議会 データ集め効果検証へ
救急患者のもとへ医師が急行して処置を開始する「ドクターカー」。急性疾患や外傷などの重症例で救命率の向上が見込まれる半面、システムを維持するための費用や人手の確保など課題も多い。全国への普及を図る医師......
哺乳動物から人へ感染初か 米国の鳥インフルエンザ
米南部テキサス州で確認された高病原性鳥インフルエンザ（H5N1）感染者について、米疾病対策センター（CDC）のチームは3日、酪農場の労働者で、感染した乳牛との接触でうつったと考えられると発表した。人......
先行バイオ品の診断薬、BSでの使用可 厚労省通知
厚生労働省医薬局医薬品審査管理課と医療機器審査管理課は1日付の通知で、先行バイオ医薬品のコンパニオン診断薬や体外診断用医薬品などについて、バイオ後続品に使用して「差し支えない」とする運用を周知した。......
紅麹サプリ、入院者270人に 受診者は1541人、厚労省
小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの健康被害問題で、1日までに入院治療を要した人（退院者を含む）は延べ270人となり、前日から4人増えた。医療機関を受診した人は延べ1541人となり、9人増えた。厚生......
出産費用の見える化、ウェブサイトの「愛称」募集 7日まで、厚労省【無料】
厚生労働省は5月に、全国の約2000の分娩取り扱い施設について、出産費用の平均額や、サービス内容を一般公表するウェブサイトを立ち上げる。運用に向け、サイトの「愛称」を7日まで募集している。「明るいイ......
新型インフル、今年度の備蓄ワクチンを了承 厚労省会議
新型インフルエンザの発生に備え、厚生労働省の合同会議は1日、今年度備蓄するプレパンデミックワクチンの株を、H5N1の「A/Ezo red fox/Hokkaido/1/2022 （NIID-002）...
産科補償の救済事業、審査基準でWG設置 評価機構・検討委
日本医療機能評価機構は1日、産科医療補償制度の旧基準で補償対象外となった脳性麻痺の子どもを救済する「産科医療特別給付事業」の事業設計検討委員会を開いた。給付対象の審査基準を詳細に議論するため、ワーキ......