厚労省の来年度予算案、一般会計33兆8191億円 社会保障費2.1％増
厚生労働省の2024年度一般会計当初予算案は、前年度比6782億円増（2.0％増）の33兆8191億円となった。このうち社会保障関係費は6734億円増（2.1％増）の33兆5046億円。 社会保障関...
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【中医協】精神の回復期入院、評価に肯定的な声 地ケアの視点で
中医協総会は22日、精神病棟の入院医療をテーマに議論した。厚生労働省は、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に向け、入院医療に関する論点を提示。地ケアの視点を踏まえて、回復期の入院医療の評......
保険証廃止に「反対」 保団連・民医連が声明
現行の健康保険証を来年12月2日に廃止する政令が閣議決定されたことを受け、全国保険医団体連合会（保団連）と全日本民主医療機関連合会（民医連）は22日、廃止に反対する声明をそれぞれ出した。 保団連は、......
有事の場合、「統括部門」に決定権 感染症対応の新機構
厚生労働省は22日に開いた国立健康危機管理研究機構の設立準備会合で、前回示した組織体系「T-VISION」の詳細を報告した。有事の際は、理事長直轄の統括部門が必要事項を決定することとした。 T-VI......
社会保障費37兆7193億円、自然増を「1400億円圧縮」 政府予算案
政府は22日、一般会計総額を112兆717億円（前年度当初予算比で2兆3095億円減）とする2024年度予算案を閣議決定した。国債費や地方交付税交付金などを除き、政策的経費に当たる一般歳出は、防衛関......
「改定DX」担当の企画官配置へ 厚労省、24年度中に
診療報酬改定DXの推進に向け、厚生労働省は2024年度、新たに「大臣官房企画官（診療報酬改定DX担当）」（仮称）のポストを設ける。医療DX関連では、医政局や健康・生活衛生局などで計14人を増員し、関......
「改革工程」「こども戦略」を閣議決定 政府
政府は22日、「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋」（改革工程）と「こども未来戦略」を閣議決定した。武見敬三厚生労働相と鈴木俊一財務相による20日の折衝を踏まえ、改革工程では、介護の利用者負担を......
地域医療構想の取得税軽減、2年延長 24年度税制
厚生労働省は22日、所管業務に関連する2024年度税制改正の概要を公表した。地域医療構想の認定再編計画に基づき取得した不動産（用地、建物）の取得税課税標準について、価格の2分の1を控除する措置を2年......
咽頭結膜熱、3.48に減も「かなり多い」 12月4～10日
国立感染症研究所は22日、感染症週報第49週（12月4～10日）を公表した。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3.48に減少したが、過去5年間の同時期との比較で「かなり多い」状態が継続している。 A群溶......
インフル定点、29.94に減少 12月11～17日
厚生労働省は22日、2023年第50週（12月11～17日）のインフルエンザ発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は29.94で、前週の33.72から減少した。報告総数は14万7858人で、前週...
【中医協】公聴会、来月19日に開催 オンライン形式で
厚生労働省は22日の中医協総会で、来年1月19日に公聴会を開くと報告した。2024年度診療報酬改定に当たって、医療現場や国民の声を聞く。オンライン形式で開き、ユーチューブでライブ配信する。 公聴会で......
コロナ定点4.15 4週連続増、12月11～17日
厚生労働省は22日、2023年第50週（12月11～17日）の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は4.15で、前週の3.52から増加した。増加は4週連続。報告数（総......
感染症部会、2小委の新設を決定 MCMと情報第三者提供
厚生労働省の厚生科学審議会・感染症部会（部会長＝脇田隆字・国立感染症研究所長）は22日、下部組織として2つの小委員会を新たに設置することを決めた。 新たに設置するのは「危機対応医薬品等（MCM）に関......
沢井製薬に業務改善命令 厚労省、「総責」変更命じる
沢井製薬九州工場が製造する医薬品の品質試験で、承認書と異なる試験方法が実施されていたとして、同社本社を管轄する大阪府と、九州工場を管轄する福岡県は22日、医薬品医療機器等法に基づき、業務改善命令を出......
管理栄養士試験の要件緩和 政府、分権方針を決定
政府は22日、地方分権改革への対応方針を閣議決定した。自治体からの提案に基づき、管理栄養士試験の要件緩和など、154件の制度改正や規制緩和に取り組むとしている。法改正が必要なものは、来年の通常国会に......
「健康保険証」の廃止、来年12月2日に 政令を閣議決定
「マイナ保険証」への移行に向け、政府は22日の閣議で、来年12月2日で現行の健康保険証を廃止する政令を決定した。 経過措置として、廃止から1年間は健康保険証の使用を可能とする。マイナ保険証を利用して......
敷地内一律減算に「強く反対」 JACDS・NPhAが共同意見書
日本チェーンドラッグストア協会（JACDS）の池野隆光会長と日本保険薬局協会（NPhA）の三木田慎也会長は19日、JACDS議員連盟を通して武見敬三厚生労働相と面会し、厚生労働省が11月29日の中医......
薬価制度改革、「世界標準への第一歩」 製薬協・上野会長
日本製薬工業協会の上野裕明会長は21日、大阪市内で行われた理事会後の定例会見に出席し、2024年度の薬価制度改革について「日本市場の魅力を世界と遜色ないレベルに引き上げるための第一歩」と評価した。た......
一般薬乱用は「新たな薬害」 規制改革WG、販売制限求める声
政府の規制改革推進会議が21日に開いた「健康・医療・介護ワーキンググループ（WG）」で、一般用医薬品の乱用について「新たな薬害と言われても否定できない」などとし、厚生労働省に対象成分の販売停止や医療......
流通改善GL、改訂を大筋了承 1社流通「抜け道」に懸念も
厚生労働省の「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」（流改懇、座長＝三村優美子・青山学院大名誉教授）は21日、流通改善ガイドライン（GL）の改訂案を座長預かりで了承した。前回9月末に開いた会合では、......
【中医協】「0.61％」の賃上げへ、議論開始 病院は入院基本料・類型で分析
2024年度診療報酬改定で、改定率の「0.61％」分を賃上げに充てる方針が決まったことを受け、中医協の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」（分科会長＝尾形裕也・九州大名誉教授）は21日、賃上げの具......