「独禁法など関係法令の順守徹底を」 厚労省・安藤課長、違反事例受け
厚生労働省医政局医薬産業振興・医療情報企画課の安藤公一課長は26日、国立病院機構が発注した九州エリアの医薬品共同入札における談合事件で、医薬品卸による独占禁止法違反の事例があったことに言及し、「再発......
「 医療制度 」一覧
プレパンワクチン備蓄、H5N8株に切り替え 感染症部会が了承
厚生労働省の厚生科学審議会感染症部会は26日、プレパンデミックワクチン株として、2023年度はH5N8株であるA／Astrakhan／3212／2020（IDCDC-RG71A）を備蓄することを了承...
コロナ半年後も後遺症10％ 米チーム、判定基準作成
米国立衛生研究所が組織した研究チームは26日までに、新型コロナウイルス感染の後遺症の判定基準を作成した。米医師会雑誌で発表した。この基準に従うと、オミクロン株の流行下で感染した人の10％が半年以上た......
生成AIのリスク対応強調、政府戦略会議 偽情報や著作権侵害
人工知能（AI）の利活用に関するルール作りなどを議論する政府の「AI戦略会議」会合が26日開かれ、対話型AI「チャットGPT」をはじめとした生成AIの利用によって懸念されるリスクなどをまとめた「論点......
研修医の受け入れ拡大へ、中小病院の体制整備を支援 新潟県
医師偏在指標が全国で最も低い新潟県は、将来的により多くの研修医・専攻医を受け入れられるように、今年度、「中小病院研修体制整備支援事業」（534万円）に初めて取り組む。若手医師の受け入れに協力する中小......
地域医療構想、実効性担保へ「法制上の措置を」 諮問会議で民間議員
政府が26日に開いた経済財政諮問会議（議長＝岸田文雄首相）で、民間議員は地域医療構想について、実効性が確実に担保できるよう、法制上の措置を講じるべきだと主張した。2025年の目標年限を見据え、都道府......
トリプル改定へ、厚労相「大幅引き上げを」 財務相「改革を」
政府が26日に開いた経済財政諮問会議では、2024年度のトリプル改定に向け、加藤勝信厚生労働相と鈴木俊一財務相の意見の応酬があった。加藤厚労相は、直近の物価高騰や各分野での賃上げも踏まえて報酬の大幅......
子ども財源確保へ、社会保障の歳出改革「断行を」 財政審
鈴木俊一財務相は26日の経済財政諮問会議で、財政制度等審議会が「骨太の方針2023」などを視野に近くまとめる「春の建議」の方向性を報告した。少子化対策の財源について、医療・介護など社会保障分野の歳出......
「骨太」骨子案、少子化対策・こども政策の抜本強化を 諮問会議
政府は26日の経済財政諮問会議で、「経済財政運営と改革の基本方針2023」（骨太の方針2023）の骨子案を示した。「少子化対策・こども政策の抜本強化」を、個別の項目として盛り込んだ。骨子案はいわゆる......
子ども財源の確保、「社会保障費削減」に反対相次ぐ 自民・政調全体会議
自民党は26日、政調全体会議を開き、子ども・子育て政策の財源について議論した。財源確保を巡って社会保障分野の歳出改革が取り沙汰されていることを受け、社会保障費の削減に反対する意見が相次いだ。医療機関......
病院の「介護職」採用、広い視野で推進を 日病協
日本病院団体協議会が26日に開いた代表者会議で、病院での「介護職」採用について、広い視野に立って推進すべきだとの声が上がった。介護職採用の妥当性を示すため、エビデンスの構築を進める構えだ。終了後の会......
子ども財源捻出、「社会保障改革」に反対の声 日病協
日本病院団体協議会が26日に開いた代表者会議で、少子化対策の財源を、医療を含めた社会保障の歳出改革で捻出することについて、反対の意見が相次いだ。日病協として近く、何らかの意思表示をする方向だ。 山本......
歯科医療従事者の「処遇改善を」、骨太へ要望 自民議連
自民党の「国民歯科問題議員連盟」（関口昌一会長）は26日、政府が来月まとめる「骨太の方針」に向け、歯科医療従事者の処遇改善などを求めた要望書を、加藤勝信厚生労働相に提出した。提出後、取材に応じた比嘉......
ヘルパンギーナ、「かなり多い」状況が継続 5月8～14日
国立感染症研究所は26日、感染症週報第19週（5月8～14日）を公表した。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は0.33となり、増加に転じた。過去5年間の同時期と比べて「かなり多い」状況が、依然続いてい......
旅館業法改正案を修正可決 衆院厚労委
衆院厚生労働委員会は26日、旅館業法改正案について、与野党共同提案の修正案を踏まえて一部修正し、全会一致で可決した。14項目の付帯決議も可決した。
コロナ発生状況、定点当たり3.56に増加 5月15～21日
厚生労働省は26日、2023年第20週（5月15～21日）の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は3.56で、前週の2.63から増加した。報告者の総数は1万7489人...
インフル定点報告数、1.89に増加 5月15～21日
厚生労働省は26日、2023年第20週（5月15～21日）のインフルエンザ発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は1.89で、前週（1.36）を上回った。患者報告の総数は9275人で、前週よりも...
ALS新薬、独自投与へ 進行速い患者に医科歯科大
全身の筋肉が動かせなくなっていく難病「筋萎縮性側索硬化症（ALS）」の患者のうち、特定の遺伝子に変異のあるタイプ向けに作られ、米国で4月に迅速承認された治療薬「トフェルセン」を、東京医科歯科大が独自......
少子化対策「国家の命運左右」 財政審建議、国債頼らず安定財源を
財政制度等審議会（財務相の諮問機関）が、経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に向けまとめた建議（意見書）の骨格が26日、分かった。焦点の少子化対策では、国債に頼らない安定財源確保と対策の重点化を求め......
マイナカード誤登録問題、首相が対策指示 河野デジタル相
河野太郎デジタル相は26日の閣議後会見で、マイナンバーカード関連で相次ぐデータの誤登録問題について、再発防止に向けた対策をデジタル庁が中心になって講じるよう、岸田文雄首相から25日に指示されたと明ら......
生活保護の眼鏡代、過大請求で「遺憾」 加藤厚労相
生活保護受給者に医療扶助として現物給付される眼鏡の代金について、眼鏡小売りチェーン「メガネスーパー」が自治体に過大請求していた問題を受け、加藤勝信厚生労働相は26日の閣議後会見で、「不適切な運用であ......