全日病・猪口会長、4期目に バトン渡して「今期で退く」
全日本病院協会は17日に役員を改選し、猪口雄二会長（寿康会病院理事長）の4期目の就任が決まった。挨拶に立った猪口会長は「4期限りで会長は退く」と表明。今期は「次の世代にバトンを渡すための準備を進める......
「 医療制度 」一覧
医療機関のサイバー対策、小規模ほど手薄 ベンダーとの連携も重要
厚生労働省が先月24日に開いた「医療等情報利活用ワーキンググループ（WG）」で、病院の医療情報システムのサイバーセキュリティー対策について、病床別に分析した調査結果が示された。 調査は1月27日～3......
秋冬のコロナワクチン、「XBB.1系統」の1価ワクチンで 厚労省分科会
厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会（会長＝脇田隆字・国立感染症研究所長）は16日、今年の秋冬の新型コロナワクチン接種では、現在の流行の主流であるXBB.1系統の1価ワクチンを用いる方......
大学病院、教育・研究も担保して「働き方改革」を 骨太で明記
政府は16日にまとめた「骨太の方針2023」で、大学病院の教育・研究・診療を担保した上で、勤務医の働き方改革を進める方針を明記した。医師不足地域に対しては、大学病院からの医師派遣の継続を後押しする構......
改定に伴う社会保障費、経済・物価動向も踏まえる 骨太を正式決定
政府は16日、「経済財政運営と改革の基本方針2023」（骨太の方針2023）を閣議決定した。2024年度トリプル改定に向けた記載は、自民党の厚生労働族議員らの働きかけで、原案段階から修正。改定に伴う......
三師会の連携、「強化図る」 日歯・高橋会長、新執行部発足で
日本歯科医師会は16日、新執行部による理事会を開き、高橋英登氏の会長就任を正式に決めた。理事会後に会見した高橋新会長は、2024年度トリプル改定に向け、日本医師会、日本薬剤師会との「三師会」の連携を......
コロナ、沖縄に「注視必要」 全国的には逼迫なし、ADB
厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード（ADB）」（座長＝脇田隆字・国立感染症研究所長）は16日、コロナの5類移行後、初めての会合を開いた。感染状況は「4月上旬以降、緩やかな......
コロナ発生状況、定点当たり5.11に増加 6月5～11日
厚生労働省は16日、2023年第23週（6月5～11日）の新型コロナウイルス感染症の発生状況を公表した。全国の定点当たりの報告数は5.11で、前週の4.55から増加した。報告者の総数は2万5163人...
延命措置中止で「医師の免責を」 超党派議連、立法へ議論再開
超党派の「終末期における本人意思の尊重を考える議員連盟」（山東昭子会長）は16日、延命措置を巡って医師の免責などを図るため、議員立法を目指して議論を再開した。患者の意思に基づく「延命措置の中止」につ......
ヘルパンギーナ4週連続増、「かなり多い」 5月29日～6月4日
国立感染症研究所は16日、感染症週報第22週（5月29日～6月4日）を公表した。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は1.87となり、4週連続で増加した。過去5年間の同時期の平均と比べて「かなり多い」状......
インフル定点報告数1.36に減少 6月5～11日
厚生労働省は16日、2023年第23週（6月5～11日）のインフルエンザ発生状況を公表した。全国の定点当たり報告数は1.36で、前週（1.52）を下回った。患者報告の総数は6688人で、前週よりも7...
米、秋からXBBワクチン 新型コロナで諮問委意見
米食品医薬品局（FDA）の諮問委員会は15日、今年の秋からの接種に使う新型コロナウイルスワクチンは、オミクロン株派生型「XBB.1.5」に対応した製品が望ましいとの意見をまとめた。流行当初の株を含ま......
国病・JCHOの積立金返納へ、防衛費特措法が成立
国立病院機構と地域医療機能推進機構（JCHO）に積立金の前倒し納付を求める防衛費財源確保の特別措置法案は16日、参院本会議で与党の賛成多数で可決され、成立した。公布日から施行する。 特措法では、国病......
オン資システム、義務化施設の8割超が導入 加藤厚労相
加藤勝信厚生労働相は16日の閣議後会見で、オンライン資格確認の導入状況について「6月11日時点で、義務化対象施設の約82％で既に導入が開始されている」と述べた。現在の導入ペースを踏まえ、「本年9月末......
脳卒中・循環器病対策、患者同士のつながり構築を 超党派議連で
超党派の「脳卒中・循環器病対策フォローアップ議員連盟」（自民・田村憲久会長）は16日、2022年度から始まった脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業の好事例などをヒアリングした。出席した関係者か......
GE安定供給体制の評価指標、年度内に策定へ 厚労省研究班
後発医薬品の品質確保・安定供給に向けた施策を探る厚生労働科学研究班の2022年度報告書がまとまった。原薬メーカーの複数ソース化や製造余力度、人員体制、情報公表状況など、安定的・継続的な供給体制が整っ......
再生医療製品、薬剤投与型の強化が課題に FIRM・畠氏、与党議連で
自民・公明両党の「再生医療を推進する議員の会」（加藤勝信会長）は15日、再生医療業界の現状と海外動向に関するシンポジウムを開催した。座長として出席した再生医療イノベーションフォーラム（FIRM）の畠......
ALT30超えたら受診を 肝障害増加、学会が新指標
日本肝臓学会は15日、血液検査の項目のうち肝機能を調べるALT（GPT）値が30を超えた場合をかかりつけ医へ受診を促す新たな指標に定めたと発表した。新型コロナウイルス禍で脂肪肝やアルコール性肝障害に......
梅毒、最多ペースで急拡大 「パパ活も一因」と専門家
性感染症の梅毒が急拡大している。国立感染症研究所が発表した4日時点の今年の感染者は計6108人で、現在の統計の取り方になって最多だった昨年を上回るペースだ。専門家は、感染に気づきにくい上、交流サイト......
マイナ誤登録防ぐ仕組みを 知事会、国へ提言案
全国知事会のデジタル社会推進本部は15日、トラブルが続くマイナンバーについて、情報の誤登録を防ぐ仕組みや、チェック体制強化を国に求める提言案をまとめた。「個々の事業者や自治体の対応には限界がある」と......
日医のサイバー対策、今月から支援拡充 厚労省GLにも対応へ
日本医師会は今月から、「サイバーセキュリティ（SC）支援制度」の内容を拡充させる。既存サービスを改善し、相談窓口の受付時間の拡大や、一時支援金の増額などを図る。厚生労働省が先月末に公表した「医療情報......