賃金・物価に対応できる診療報酬制度を 九医連が決議
九州医師会連合会は11月29日に福岡市で開いた総会で、「賃金・物価の上昇に対応できる診療報酬制度の構築」など9項目の要望を盛り込んだ決議と宣言を採択した。 他に決議に盛り込んだのは以下の項目。▽国民......
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九州医師会連合会は11月29日に福岡市で開いた総会で、「賃金・物価の上昇に対応できる診療報酬制度の構築」など9項目の要望を盛り込んだ決議と宣言を採択した。 他に決議に盛り込んだのは以下の項目。▽国民......
厚生労働省の森光敬子医政局長は、重点医師偏在対策支援区域での診療所の承継・開業支援事業について、約150件の申し出があると明らかにした。「しっかり進めることで、地域の医療が引いていくことを防げるので......
日本肺癌学会が公表した2025年版の診療ガイドラインに、付録として治療薬の薬価一覧が掲載された。最新の知見に基づいて推奨する治療法などをまとめるガイドラインに、薬剤費の情報が盛り込まれるのは異例。肺......
11月28日の中医協総会では敷地内薬局を念頭に、調剤報酬改定で調剤基本料を下げるなどの冷遇措置を講じるほど、患者にとっては「近くて安い」薬局になり、患者を引きつける効果が生まれるとの指摘もあった。小......
京都大医学部付属病院は11月28日、がん遺伝子パネル(CGP)検査を初回薬物治療段階から実施することで、死亡リスクが41%減少したという先進医療Bの観察研究結果を公表した。会見した研究代表者の武藤学......
九州医師会連合会は29日、福岡市内のホテルで開催した総会で、日本医師会の松本吉郎会長に、次期日医会長選への出馬を要請した。前日の臨時委員総会で要請を決め、29日の総会で満場一致で賛成した。総会終了後......
政府の2025年度補正予算案が閣議決定された。医療界にとっては、年末にかけて決定される26年度診療報酬改定の改定率が次の焦点となる。日本医師会などは「真水」による大幅なプラス改定を求めているが、真水......
臓器移植医療の赤字が深刻な状況だ。年間100例を超える脳死臓器移植を実施している東京大医学部付属病院(1208床)は、人件費・経費の高騰で、年に億単位の赤字を計上している。国立大学病院長会議が、改善......
自民党の「医療政策研究会」(木原誠二会長)は28日、2026年度診療報酬改定について、「総合経済対策の規模を土台とした上で、さらなる力強い物価高騰・賃上げ対策が不可欠」とした要望書を、片山さつき財務......
厚生労働省は28日の中医協総会に、医療資源の少ない地域の見直しに向けて行ったシミュレーションの結果を報告した。2024年度診療報酬改定時に37医療圏だったが、26年度改定時には39医療圏になるとした......
社会保障改革の論点になっているOTC類似薬の在り方について、国民民主党の社会保障調査会(田村麻美会長)は28日、有識者にヒアリングした。終了後の取材で田村会長は、まずはセルフメディケーションの推進に......
厚生労働省は28日、病床削減に関する調査の結果を公表した。医療機関が削減の意向を示したのは、今年9月末時点で計4万2605床だった。 調査は、自民、公明、日本維新の会の3党合意と政府の「骨太の方針2......
厚生労働省は2025年度補正予算案の「医療・介護等支援パッケージ」の介護分として2721億円を計上した。ケアに直接関わる介護職員以外も含む介護従事者には月1万円の賃上げを行えるように支援する。さらに......
日本維新の会は28日の政調役員会で、来年度予算を視野に、社会保障改革を巡って議論した。大きな焦点となっているOTC類似薬については、保険適用を維持して追加負担を求める考え方を、事実上容認する声も出た......
厚生労働省医政局は2025年度補正予算案で、累計約11万床の病床削減に向けた「病床数の適正化に対する支援」に、基金として3490億円を計上した。既存の事業と同様、削減1床につき約410万円を交付する......
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所特任教授)は28日、救急医療について議論した。厚生労働省は、夜間休日を含めて医師・看護師を配置し、検査・処方が可能な体制を取る医療機関の救急外来応需体制を......
国立健康危機管理研究機構(JIHS)は28日、2025年第46週(11月10~16日)の「急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス週報」を公表した。全国の定点当たり報告数は94.77で、前週の78....
政府は28日、2025年度補正予算案を閣議決定した。金額は18兆3034億円。厚生労働省分は2兆3252億円。「医療・介護等支援パッケージ」として1兆3649億円を計上し、このうち医療分野に1兆36...
与野党で調整してきた議員立法の「高次脳機能障害者支援法案」は、12月5日の衆院厚生労働委員会の採決で、委員会提出法案となる見通しになった。法案には主要各党が賛成しており、衆参の手続きを経て、この臨時......
2025年度補正予算案が閣議決定されたことを受け、日本医師会は28日、「見解」を発表した。閣議決定に尽力した政府・与党関係者や、予算措置を一丸となって要望した地域医師会、医療関係団体などに謝意を示し......
自民党の政調全体会議(小林鷹之政調会長)は28日、政府の2026年度予算編成の基本方針案について、政調会長一任で了承した。鬼木誠厚生労働部会長は、26年度診療報酬改定による医療機関の経営の安定化や、......