25年度薬価改定は「在り方検討」 骨太2024原案、玉虫色の表現に
政府の経済財政諮問会議は6月にもまとめる「骨太の方針2024」の原案に、「2025年度薬価改定に関しては、イノベーションの推進や安定供給確保、国民皆保険の持続可能性を考慮しながら、その具体的な在り方......
「 医療制度 」一覧
EDCで時短を実証、治験業務効率化へ 国がん東病院／中外／NTTデータ
国立がん研究センター東病院と中外製薬、NTTデータは11日、電子カルテ上の臨床データを収集するシステム（EDC）のさらなる効率化に向けた共同研究結果を公表した。3者によると、医療機関での転記作業の時......
ブリモニジン酒石酸塩など添文改訂指示 厚労省
厚生労働省医薬局医薬安全対策課は11日付の通知で、アドレナリンα2受容体作動薬のブリモニジン酒石酸塩などの添付文書改訂を指示した。同剤の単剤や配合剤については「重要な基本的注意」や「重大な副作用」の......
飯島・徳吉の2氏削除、修正人事案提出 日薬理事会で書面決議へ
岩月進氏を会長予定者とする日本薬剤師会の次期執行部を巡り、上田薬剤師会の飯島裕也氏と鳥取県薬剤師会の徳吉雄三氏の2氏を削除した修正人事案が11日、理事会に提出された。2氏の削除以外に変更はない。理事......
25年度以降の社会保障費、「歳出の目安」を継続 骨太原案
政府は11日に示した「骨太の方針2024」の原案で、2025～27年度の予算編成に当たって、社会保障関係費の「歳出の目安」を、基本的には継続する方針を示した。骨太2021の考え方を踏襲する。 政府は......
医療機器業界、「新産業ビジョン」策定 イノベ実現、安定供給へ
日本医療機器産業連合会は11日、イノベーション実現のための環境整備や、安定供給の継続などに向け、新たな産業ビジョンを発表した。 ビジョンの策定に当たっては、以下のような現状認識を示した。▽AIに代表......
生殖補助医療の新法、要綱案を確認 自民PT
自民党の厚生労働部会「生殖補助医療に関するプロジェクトチーム（PT）」（古川俊治座長）は11日、議員立法の「特定生殖補助医療に関する法律案（仮称）」の要綱案を確認した。 今後、要綱案をまとめた超党派......
心臓移植断念、昨年16件 受け入れ体制整わず、学会が調査
日本心臓移植学会は11日、医療機関側が臓器の受け入れ体制が整っていないことを理由に患者への心臓移植を断念した例が、昨年1年間に16件あったとの調査結果を公表した。手術が一部の施設に集中しているとして......
コロナ接種、インフルと合計で「5000円以内に」 都医・尾﨑会長
東京都医師会の尾﨑治夫会長は11日の会見で、今秋からの新型コロナワクチンの定期接種について、高リスク者の費用負担を軽減すべきだと主張した。「できれば、インフルワクチンの接種と合わせて、5000円以内......
管理栄養士の役割、「同時改定で拡大」 健康栄養システム学会・三浦理事長
日本健康・栄養システム学会の三浦公嗣理事長は8日、リハビリテーションと栄養・口腔管理を重視した2024年度診療報酬・介護報酬同時改定を機に「管理栄養士の業務がさらに拡大する」との認識を示した。改定へ......
管理栄養士の役割、「同時改定で拡大」 健康・栄養システム学会・三浦理事長
日本健康・栄養システム学会の三浦公嗣理事長は8日、リハビリテーションと栄養・口腔管理を重視した2024年度診療報酬・介護報酬同時改定を機に「管理栄養士の業務がさらに拡大する」との認識を示した。改定へ......
患者情報4万人分、外部に流出か 岡山・精神科センター、サイバー攻撃で
ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けた岡山県精神科医療センターは11日、患者の個人情報最大4万人分がシステムから流出した可能性があると発表した。 センターでは5月19日、外部からの攻撃を受け、電子......
医師偏在、年末までに「総合的な対策パッケージ」 政府・骨太原案
政府は11日に開いた経済財政諮問会議（議長＝岸田文雄首相）で、「経済財政運営と改革の基本方針2024（骨太の方針2024）」の原案を示した。医師の地域間、診療科間、病院・診療所間の偏在是正に向け、年......
ハンセン病の補償金、請求期限を延長 法案を可決、参院厚労委
ハンセン病元患者家族への補償金の請求期限を5年間延長する議員立法について、参院厚生労働委員会は11日、全会一致で可決した。法改正をしないと、期限は11月21日に切れる。 2項目の付帯決議も採択した。......
〔短信〕「地域から中小病院を考える会」、9月に千葉で開催 日病
日本病院会は9月14日（土）午後1時20分～4時、第2回「地域から中小病院を考える会」を、千葉市の京成ホテルミラマーレで開く。テーマは「日本の縮図・千葉県から地域包括ケアにおける中小病院の役割を考え......
医療事故報告、5月は19件 安全調査機構
日本医療安全調査機構は10日、医療事故調査制度の5月の状況を公表した。医療事故報告は19件（病院18件、診療所1件）で、累計3055件になった。院内調査結果報告は31件で、累計2673件になった。 ......
劇症型溶連菌、過去最多に 半年で患者977人、感染研
国立感染症研究所は11日、「溶血性レンサ球菌（溶連菌）」が原因で致死率が3～7割と極めて高い「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の今年の患者数が977人（速報値）となったと発表した。1999年の感染症法......
介護事業者の経営状況、「注視が必要」 武見厚労相
武見敬三厚生労働相は11日の閣議後会見で、介護サービス事業者について「経営状況を注視していく必要がある」と述べた。 介護事業者は東京商工リサーチの調べで1～5月の倒産件数が72件で、過去最悪ペースと......
マイナ保険証促進へ、窓口確認の是正を 河野デジ相
河野太郎デジタル相は11日の閣議後会見で、マイナンバーカードに健康保険証機能を載せた「マイナ保険証」の利用促進を図る上での課題に触れ、「一番のネックは医療機関窓口で『（従来の）保険証をお持ちですか』......
レケンビ登場で新たな医療体制構築へ 厚労省研究班
早期アルツハイマー病（AD）に対する抗Aβ抗体「レケンビ」の登場を受け、筑波大の新井哲明教授を代表とする厚生労働省研究班が今年度から新たな研究を開始した。抗Aβ抗体などによる新たな治療に対応した医療......
「緊急避妊薬」協力薬局が2.4倍に 20日から新体制
厚生労働省が日本薬剤師会に委託している、緊急避妊薬の薬局販売に関する調査事業の協力薬局数が20日から増加することが関係者への取材で分かった。現時点では、現行の145薬局から346薬局へと2.4倍に増......