「 医療制度 」一覧

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「国民は医薬分業のメリットを感じていない」  制度部会の議論でCOML・山口理事長

 ささえあい医療人権センターCOMLの山口育子理事長は、委員を務める厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会における薬局・薬剤師の在り方を巡る議論について、「制度部会の議論は薬剤師会が一方的に批判されて、それに反論するとそれがまた批判される。完全に標的にされている感じだ。私は患者の立場から医薬分業や薬局薬剤師の問題点を指摘している」と述べた。

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医療広告GLでQ&A、「記事風広告」も広告  厚労省

 厚生労働省は、5月に改訂した医療広告ガイドライン(GL)のQ&A(質疑応答集)をまとめ、10日付で都道府県などへ事務連絡した。新聞や雑誌に掲載された治療方法に関する記事でも、医療機関が広告料を負担するなどの便宜を図り記事掲載を依頼し、患者を誘引する場合は「記事風広告」として広告に該当することを明示した。

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ACPの愛称募集を開始  厚労省

 厚生労働省は13日、人生の最終段階における医療・ケアについて考える機会を確保し、本人が家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合う「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」の愛称募集を開始した。公募期間は9月14日まで。

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必要な受診せず「7.1%」、「時間がない」が最多  生活と支え合い調査

 国立社会保障・人口問題研究所は10日、「生活と支え合いに関する調査」結果の概要を公表した。過去1年間に病院や診療所での受診が必要と思われる病気やけがをしたが、受診・治療をしなかった人が7.1%存在し、その最も多い理由は「時間がない」、次いで「お金が払えない」だった。

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夜間や休日も病院カルテへのアクセス可能に  長崎・あじさいネット

 長崎県内の地域医療連携ネットワーク「あじさいネット」は11日、電子カルテなどの診療情報へのアクセス権を、24時間・365日いつでも設定できる運用を始める。情報提供病院の業務時間外となる夜間や休日でも、診療所などの医療機関は患者から同意を取得し、カルテを閲覧することが可能になる。

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新グランドデザイン、今秋に概要版  日医・横倉会長

 4期目に入った日本医師会の横倉義武会長は本紙の取材に応じ、日医総研を中心に作成を進めている「新たな医療のグランドデザイン」について、今年9月から10月ごろに概要版が仕上がるとの見通しを明らかにした。完成は来年3月末になる見込み。来春の日本医学会総会でもPRする。

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次世代医療基盤法、認定事業者の申請まだなし  健康・医療戦略室「年度内の認定を期待」

 内閣官房健康・医療戦略室の山田協企画官は8日、記者説明会を開き、5月に施行された次世代医療基盤法に基づいて医療分野の研究開発に役立つ情報の収集や提供を行う「認定匿名加工医療情報作成事業者」(認定事業者)について、現時点ではまだ認定の申請がない状況を明らかにした。

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B肝定期ワクチンに「ヘプタバックス-Ⅱ」シリンジ製剤を了承  厚労省・部会

 厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会(部会長=倉根一郎・前国立感染症研究所長)は8日、MSDのB型肝炎ワクチン「ヘプタバックス-Ⅱ水性懸濁注シリンジ」を、B型肝炎の定期接種ワクチンに位置付けることを了承した。

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次世代医療基盤法で「患者向け文書」のひな型を公開へ  健康・医療戦略室

 内閣官房健康・医療戦略室は、次世代医療基盤法の5月施行を受け、医療情報の利用に関して、医療機関が患者に示す文書のひな型を近く公開する。医療情報を匿名加工した上で将来の医薬品開発に役立てるといった法の理念や意義に加え、患者が自身の医療情報の提供を拒否できる旨を記載する。