「 医療制度 」一覧

NO IMAGE

働き方改革意見書、応召義務の方向性も必要  全日病・猪口会長

 全日本病院協会は21日の常任理事会で、同会も参加しまとめられた日本医師会の「医師の働き方改革に関する意見書」などについて意見交換した。常任理事会後、本紙の取材に応えた猪口雄二会長は、応召義務の取り扱いについての明確な記載を求める意見が会員の一部にあることなども踏まえ、「応召義務は意見書に部分的に入っているが、章立てまでにはなっていない。今後、何らかの方向性を示すことが必要だろう」と述べた。

NO IMAGE

専門医機構の新理事長に寺本民生氏  副理事長は今村、兼松両氏

 日本専門医機構は20日の理事会で、新たな理事長に日本医学会連合推薦の寺本民生氏(帝京大臨床研究センター長)を選出した。寺本氏は71歳。副理事長には日本医師会副会長の今村聡氏と、学識経験者として理事に就任した兼松隆之氏(長崎市立病院機構理事長)が決まった。新理事長の寺本氏と、副理事長の今村氏は前執行部でともに監事を務めていた。

NO IMAGE

地域医療構想アドバイザーの役割を確認、養成推進を  構想WG

 厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」(WG)は20日、地域医療構想調整会議の事務局や参加者に対する助言などを担う「地域医療構想アドバイザー」について、静岡県で活動している小林利彦参考人(浜松医科大特任教授/静岡県医師会理事)から報告を受けた。

NO IMAGE

来夏の参院選、羽生田氏・石田氏らが候補予定者に  自民党

 自民党は20日、来夏の参院選に向けて公認候補予定者(第1次)を発表した。比例代表の現職では、元日本医師会副会長の羽生田俊氏(現在1期目)、元日本看護連盟幹事長の石田昌宏氏(1期目)、首相補佐官の衛藤晟一氏(2期目)、党外国人労働者等特別委員長の木村義雄氏(1期目)らが入った。

NO IMAGE

専門医機構の新理事長に寺本民生氏  副理事長に今村、兼松両氏

 日本専門医機構は20日の理事会で、新たな理事長に日本医学会連合推薦の寺本民生氏(帝京大臨床研究センター長)を選出した。副理事長には日本医師会副会長の今村聡氏と、学識経験者として理事に就任した兼松隆之氏(長崎市立病院機構理事長、長崎大名誉教授)が決まった。

NO IMAGE

高齢者の保健事業と介護予防、一体的実施へ法改正も  医療保険部会

 厚生労働省は19日の社会保障審議会・医療保険部会(部会長=遠藤久夫・国立社会保障・人口問題研究所長)で、高齢者の保健事業と介護予防を一体的に実施する体制づくりに向けて検討することを提案し了承された。有識者会議を設置して制度や実務の論点を整理し、法改正も含めて議論する。市町村などが一体的に実施することで効果を高め、医療費の削減や健康寿命の延伸につなげたい考えだ。

NO IMAGE

診療報酬の議論「提供体制の変化に寄り添う形で」  日医・城守常任理事

 日本医師会の常任理事に新たに就任した城守国斗氏は19日、本紙の取材に応じ「医療提供体制と診療報酬は密接に関係している。中医協では、地域医療構想の具体化など、医療提供体制の変化に診療報酬が寄り添う形で議論していきたい。間違っても診療報酬で誘導するような議論にしてはいけない」と強調した。

NO IMAGE

ACPの普及でリーフレットを作成  厚労省

 厚生労働省医政局は19日、人生の最終段階における医療・ケアについて前もって考え、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い共有する取り組み「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」の普及・啓発を図るためのリーフレットを作成し、公表した。