「 医療制度 」一覧

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一般社団設立し19年度から二次利用事業へ  「千年カルテ」プロジェクト

 患者カルテ情報の地域を越えた連携を目的とした日本医療開発機構(AMED)の研究事業「千年カルテ」プロジェクトを運営する日本医療ネットワーク協会(理事長=荒木賢二宮崎大教授)は27日、東京都内でシンポジウムを開き、次世代医療基盤法に基づく医療情報の二次利用を目的とした一般社団法人「Life Database Initiative」(LDI)を設立、同法における匿名加工医療情報作成事業者の認定を目指す方針を示した。

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ワクチン不足や偏在調整、8割超が「仕組みなし」  日医調査

 日本医師会は27日、「安全安心な予防接種推進のための全国医師会調査2018」の実施報告書を公表した。郡市区医師会担当役員を対象に実施した調査結果で、ワクチンの供給不足や偏在に関する情報収集や調整の仕組みについて、8割以上で構築されていないことが分かった。

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タクロリムスなど免疫抑制剤3成分、妊婦へ投与可能に  厚労省

 厚生労働省は26日、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会に、タクロリムス水和物など免疫抑制剤3成分について、妊婦や妊娠している可能性のある女性を禁忌から外し、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ投与できるようにすることを提案し、了承された。これを受け同省は関係企業に添付文書改訂を指示する。

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医療行為と刑事責任、今夏の総括へ向けた議論に着手  厚労省研究会

 厚生労働省は27日に「医療行為と刑事責任」をテーマにした有識者研究会を非公開で開き、今夏の総括に向けた議論に着手する。何らかの結論を得られるかどうかも含めた検討になる。医薬品の使用に関する医師の判断が問題になり、起訴、有罪になった医療過誤の判例についても議論するようだ。

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内保連、新理事長に小林副理事長を選任  内科系技術の保険収載に注力

 内科系学会社会保険連合(内保連)は26日の2018年度第1回社員総会で、任期満了に伴い工藤翔二理事長(結核予防会理事長)が勇退し、小林弘祐副理事長(北里研究所理事長)を新理事長に選任した。工藤氏は顧問に就任、副理事長には伊東春樹理事ら4人が会長指名された。