「 医療制度 」一覧

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「医療界挙げて自ら変革に取り組む」  日医・横倉会長が4期目の所信表明

 日本医師会の横倉義武会長は24日の臨時代議員会で、4期目をスタートするに当たっての所信表明を行い、「医療界を挙げて自ら変革に取り組み、未来に対する責任を果たしていく覚悟が重要だ」と強調した。具体的な取り組みとしては▽プロフェッショナルオートノミーに基づく医師の働き方改革▽かかりつけ医機能の拡充による地域医療の強化▽経済、財政、社会保障を一体的に考えた国づくりの推進―の3つを挙げた。

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医師少数区域の勤務医師「所得税の優遇措置を検討」  中川副会長

 【日医代議員会・答弁要旨】(国会で審議中の)医療法・医師法改正で、医師少数区域等での勤務経験を認定する制度が創設され、認定医師を一部の地域医療支援病院の管理者とすることになるが、医師不足地域で勤務しようとする医師を支援する一つの形であると受け止めている。

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超音波検査、特定行為への追加は「議論にはならない」  松原副会長

 【日医代議員会・答弁要旨】看護師の特定行為の検討では、当初「超音波検査の実施」も対象に含まれていたが、検討会での議論の結果「主として臨床検査技師が行っており、チーム医療推進の観点からも看護師の特定行為に含めることは適当でない」という理由で、特定行為から外されている。今後、超音波検査を特定行為に追加するという議論にはならないと考えている。

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医師働き方改革「議論をリードし、しかるべき答えを導き出す」  横倉会長・所信表明【要旨】

 昨日開催の定例代議員会で4期目となる会長職の重責を仰せつかりましたことに心より御礼を申し上げる。本日お集まりの先生方は、地元に帰れば多くの会員とともに、それぞれの地域が抱える課題や悩みに直面しながらも、身を粉にして地域医療に尽くされていると思う。医師会の活力の源泉は、正にこうした会員各位の真摯な医療活動にあり、その積み重ねこそが医師会組織を成り立たせていると固く信じている。

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診療報酬改定、キャッシュフロー含め「総合的に検討」  今村副会長

 【日医代議員会・答弁要旨】今後の医療提供体制の維持にとって、医療機関の経営が安定していること、すなわち適正な利益が必要なことは言うまでもない。診療報酬改定に当たっては、根拠となるデータとして、(厚生労働省の)医療経済実態調査のみならず、(税理士・公認会計士のネットワークである)TKC全国会のデータ、そして(医療機関の)キャッシュフロー等、総合的に検討して臨みたいと考えている。

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3つの基本方針で、医療界の課題に対応  4選の日医・横倉会長が抱負

 23日の日本医師会・会長選挙で4期目の当選を果たした現職の横倉義武氏は同日、記者会見し、医療界を取り巻く課題に対応するため、選挙戦で示した3つの基本方針(▽かかりつけ医を中心としたまちづくり▽医療政策をリードし続ける組織づくり▽人材育成の視点に立った人づくり)の実現に意欲を見せた。併せて、基本方針を実現するため、3つの基本姿勢(▽積極的な行動▽全ての取り組みに偏りのない政策▽新たな取り組みへの挑戦)で臨む考えを強調した。

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副会長は今村聡、中川、松原の3氏   日医・役員改選

 任期満了に伴う日本医師会の副会長選挙(定数3)が23日に行われ、今村聡氏、中川俊男氏、松原謙二氏の現職3人が再選を果たした。松原氏は、会長に当選した横倉義武氏陣営の推薦候補からは外れたが、大阪府医師会の支援などを得て当選。松本純一氏は届かなかった。今村定臣氏は立候補を取り下げた。

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副会長は今村聡、中川、松原の3氏  日医・役員改選

 任期満了に伴う日本医師会の副会長選挙(定数3)が23日に行われ、今村聡氏、中川俊男氏、松原謙二氏の現職3人が再選を果たした。松原氏は、会長に当選した横倉義武氏陣営の推薦候補からは外れたが、大阪府医師会の支援などを得て当選。松本純一氏は届かなかった。今村定臣氏は立候補を取り下げた。  

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議論活性化へ、県単位の調整会議設置を“要請”  厚労省医政局

 厚生労働省医政局地域医療計画課は22日付で、地域医療構想調整会議の議論を活性化させるための方策を都道府県に通知(医政地発0622第2号)した。各構想区域の調整会議の議論を円滑に進めるため、直面している課題や、構想区域を超えた広域での調整が必要な事項などを協議する「都道府県単位の調整会議」を設置するよう要請。都道府県が推薦して厚労省が選出する「地域医療構想アドバイザー」の役割なども解説した。