安倍首相、19~21年度の社会保障「歳出水準を含めて検討」 諮問会議
政府が12日に開いた経済財政諮問会議(議長=安倍晋三首相)で、安倍首相は社会保障について「(2019~21年度の)今後3年程度で取り組む改革の方向性について、歳出の水準も含め、しっかりと検討する必要がある。その際、団塊世代が75歳に入り始める22年度以降の構造変化を踏まえる必要がある」と述べ、関係大臣に具体的な検討を指示した。
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政府が12日に開いた経済財政諮問会議(議長=安倍晋三首相)で、安倍首相は社会保障について「(2019~21年度の)今後3年程度で取り組む改革の方向性について、歳出の水準も含め、しっかりと検討する必要がある。その際、団塊世代が75歳に入り始める22年度以降の構造変化を踏まえる必要がある」と述べ、関係大臣に具体的な検討を指示した。
厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」は12日、2020年度と21年度の医学部定員について、現状をおおむね維持することで合意した。
全国自治体病院協議会は12日、厚生労働省が要請している「医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取り組み」について、会員病院へのアンケート調査の結果を公表した。
日本慢性期医療協会の武久洋三会長は12日の記者会見で、今後増加する認知症患者に対応するため、精神病院の病床を活用した認知症型介護医療院「認知医療院」の検討を進める方針を明らかにした。
厚生労働省の患者申出療養評価会議(座長=福井次矢・聖路加国際病院長)は12日、患者申出療養2例目の技術として2017年3月3日から大阪大医学部付属病院で開始された重症心不全患者への「耳介後部コネクターを用いた植え込み型補助人工心臓による療法」について、死亡を含めた3事例の報告を受けた。
日本看護協会は12日、「訪問看護出向事業ガイドライン」(GL)を公表した。在宅療養支援を担う看護師育成に向けた新たな仕組みとして、病院看護師の訪問看護ステーションへの出向を提案。その実現に向け、訪問看護出向事業の目的や実施プロセス、病院と訪問看護STの役割、出向契約に関する法規などをまとめた。
自民党のデータヘルス推進特命委員会(塩崎恭久委員長)は12日、科学的介護による自立支援をテーマに厚生労働省などからヒアリングした。厚労省は、介護の介入や状態に関する新たなデータベース「CHASE」で収集する項目などを説明。
地域医療機能推進機構(JCHO)は、2018年度診療報酬改定を受け、傘下57病院に対してそれぞれの地域のニーズを踏まえた柔軟な経営判断を引き続き求めていく方針だ。今改定の目玉である入院医療の新体系が導入される以前から、7対1入院基本料にこだわらない体制整備を強く求めてきたこともあり、入院医療体系の大幅見直しにはある程度対応できる基盤が整っているとみている。
世界医師会(WMA)の横倉義武会長は11日に記者会見し、世界保健機関(WHO)との間で、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進と緊急災害対策の強化を目的とした覚書に調印した意義について「WMAとWHOは今までも協力関係にあったが、今回の覚書の締結は、国際保健分野におけるWMAのプレゼンスを高め、WHOとの連携・協力強化の新たな契機となった」と語った。
中医協総会は11日、サノフィのヒトモノクローナル抗体「デュピクセント」(一般名=デュピルマブ〈遺伝子組換え〉)など、新医薬品15成分22品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は今月18日。
財務省が11日の財政制度等審議会・財政制度分科会で示した提言に、高齢者医療確保法(高確法)に基づく地域別診療報酬の特例の活用が盛り込まれたことについて、日本医師会の横倉義武会長は同日の記者会見で反対する姿勢を示した。
日本医師会は11日、会内の「医師の働き方検討委員会」(委員長=相澤好治・北里大名誉教授)がまとめた答申を公表した。
厚生労働省は11日の社会保障審議会・医療部会に、3月に閣議決定された、医師偏在是正に向けた医療法・医師法改正案や、人生の最終段階の医療・ケアの方針について日頃から信頼できる人と繰り返し話し合う「アドバンス・ケア・プランニング」(ACP)の考えを盛り込んで改訂された「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン(GL)」などを報告した。
社会保障がテーマになった11日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、財務省が医療・介護分野について提言した内容は以下の通り。
財務省は11日、社会保障がテーマとなった財政制度等審議会・財政制度分科会で、今後の医療・介護制度改革に向けて3つの視点を提示した。
財務省は11日、社会保障がテーマになった財政制度等審議会・財政制度分科会(分科会長=榊原定征・経団連会長)で、医療費適正化の観点から、高齢者医療確保法(高確法)に基づく地域別診療報酬の特例について「具体的に活用可能なメニュー」を国が示すべきだと提言した。
中医協総会は11日、経口ポリメラーゼ(PARP)阻害剤「リムパーザ錠100mg」(一般名=オラパリブ)など8成分12品目の高額薬剤について、次期診療報酬改定まで厚生労働省が指定する診断群分類での投与はDPC包括評価の対象外とし、出来高算定とすることを了承した。
名古屋市医師会は7日の臨時代議員会で役員改選を行い、服部達哉副会長を新たに会長に選出した。新役員の任期は今年6月30日から2020年の定例代議員会終了まで。新役員は次の通り。
国立病院機構が、2018年度診療報酬改定を受けて傘下病院142病院に実施したシミュレーションでは、多くの病院が従来の7対1入院基本料に相当する急性期一般入院基本料の入院料1を選択することが見込まれるが、一部病院では入院料2、3なども選択肢として検討する見通しだ。
自民党の厚生労働部会(橋本岳部会長)と内閣第2部会(石原宏高部会長)の合同会議は10日、5月施行の「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律(次世代医療基盤法)」に基づく基本方針案を審議したが了承を見送った。
日本看護協会は9日、2019年度予算編成に向けて医療保険の「訪問看護のレセプト電子化の推進」を求める要望書を厚生労働省保険局に提出した。