「 医療制度 」一覧

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17年度老人福祉・介護事業の倒産、115件で過去最多  東京商工リサーチ

 2017年度の老人福祉・介護事業の倒産件数が115件(前年度107件)に上り、介護保険法が施行された2000年度以降で最多となった。東京商工リサーチが9日に発表した。設立からの年数が浅く、小規模な事業者が多い傾向が見られ、同社は「介護職員の人手不足が慢性化する中で業界内の淘汰が加速している」との見方を示した。

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都内基幹施設PG、「研修地が都以外」2年目以降に増加  専門医機構

 日本専門医機構は、今年度からスタートした新専門医制度で、東京都内の基幹施設を対象に専攻医の研修地などを調べた結果を次回理事会に報告する。都内の基幹施設プログラム(PG)で「研修地が東京都以外」の専攻医の割合は、研修1年目は13.6%だが、2年目には33.6%、3年目には43.8%となるなど、東京都以外の関東や静岡などの連携施設で研修する専攻医が年度ごとに増える計画を示す内容だ。

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今夏の財政健全化計画でも「目安」を  財政審で委員が提言

 財務省が6日に開いた財政制度等審議会・財政制度分科会で、冨田俊基臨時委員(野村資本市場研究所客員研究員)は、政府が今夏にまとめる新たな財政健全化計画について、2016年度以降の経済・財政再生計画と「同様の考え方・枠組み」とし、「さらに取り組みを充実させるべく検討すべき」と提言した。

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日医・今村副会長、訪日外国人の自由診療拡大は「税制措置で不利」  自民PT

 日本医師会の今村聡副会長は6日、自民党の「外国人観光客に対する医療プロジェクトチーム(PT)」(萩生田光一座長)で、外国人観光客に対する診療の増加に伴う自由診療収入の拡大によって、法人税非課税措置など医療機関の税制優遇措置の適用上、不利になる懸念があると問題提起した。

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救急・災害医療の在り方で議論開始  厚労省検討会、予算要求も視野

 厚生労働省は6日、「救急・災害医療提供体制等の在り方に関する検討会」の初会合を開いた。救急医療については、出動件数が増加しているドクターヘリの安全運行や救急医療体制の在り方、災害医療では今後の発生が予想される南海トラフ地震や首都直下地震に対応可能な体制を構築するに当たり、DMAT事務局の組織体制などを検討する。