医師の働き方、「応召義務など特殊性踏まえ対応すべき」 山越労基局長
10日の参院厚生労働委員会で、山越敬一労働基準局長は医師の働き方改革について「応召義務など特殊性を踏まえて対応する必要がある」との見解を示した。木村義雄氏(自民)への答弁。
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10日の参院厚生労働委員会で、山越敬一労働基準局長は医師の働き方改革について「応召義務など特殊性を踏まえて対応する必要がある」との見解を示した。木村義雄氏(自民)への答弁。
2017年度の老人福祉・介護事業の倒産件数が115件(前年度107件)に上り、介護保険法が施行された2000年度以降で最多となった。東京商工リサーチが9日に発表した。設立からの年数が浅く、小規模な事業者が多い傾向が見られ、同社は「介護職員の人手不足が慢性化する中で業界内の淘汰が加速している」との見方を示した。
厚生労働省や総務省など関係省庁、有識者、関係団体などで構成する電波環境協議会は10日、2016年4月に策定した「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」の周知啓発を目的にした動画とe-ラーニング教材(基礎編、応用編)を公開した。
国立がん研究センターは10日、東京医科大と教育や研究、医療活動の充実などを目的に包括連携協定を同日付で締結したと発表した。
福祉医療機構は11日付で、医療貸付の利率(固定金利)などを改定する。病院の新築資金と甲種増改築資金(病床不足地域)については、償還期間10年以内は年0.21%とする。
日本専門医機構は、今年度からスタートした新専門医制度で、東京都内の基幹施設を対象に専攻医の研修地などを調べた結果を次回理事会に報告する。都内の基幹施設プログラム(PG)で「研修地が東京都以外」の専攻医の割合は、研修1年目は13.6%だが、2年目には33.6%、3年目には43.8%となるなど、東京都以外の関東や静岡などの連携施設で研修する専攻医が年度ごとに増える計画を示す内容だ。
日医総研はこのほど、ワーキングペーパー(WP)「医療関連データの国際比較―社会保障の給付と負担、医療費、医療提供体制―」を公表した。日本の対GDP(国内総生産)保健医療支出は2015年に3位(11.4%)だったが、16年には6位(10.9%)に下がった。
麻生太郎財務相は9日の参院決算委員会で、2018年度までの3年間で社会保障関係費の伸びを計1.5兆円程度に抑えたことについて「日本の財政再建において非常に大きい」との見解を示した。
日本医療安全調査機構は9日、医療事故調査制度の3月の現況を公表した。医療事故発生の報告は33件(病院32件、診療所1件)で、制度開始からの累計は945件となった。診療科の主な内訳は外科が10件、内科が5件、整形外科が4件だった。
厚生労働省は9日、ホームページに公開しているHPVワクチンの接種後に生じた症状に関する診療を行う協力医療機関などの一覧表を更新した。これまで別表でまとめていた厚生労働科学研究事業研究班の所属医療機関についての情報を、新たに表に盛り込んだ。
参院厚生労働委員会の理事懇談会が9日にあり、10日の委員会で参考人として勝田智明・東京労働局長に出席を求め、与野党による質疑を行うことを決めた。衆院厚労委員会でも6日に勝田氏が出席し、野党による質疑があった。
実効性のある受動喫煙防止対策を通じて都民の健康を守ろうと、東京都の四師会(▽医師会▽歯科医師会▽薬剤師会▽看護協会)は「東京都受動喫煙防止条例」(仮称)の制定を求める署名活動をスタートさせた。
財務省が6日に開いた財政制度等審議会・財政制度分科会で、冨田俊基臨時委員(野村資本市場研究所客員研究員)は、政府が今夏にまとめる新たな財政健全化計画について、2016年度以降の経済・財政再生計画と「同様の考え方・枠組み」とし、「さらに取り組みを充実させるべく検討すべき」と提言した。
日本医師会の今村聡副会長は6日、自民党の「外国人観光客に対する医療プロジェクトチーム(PT)」(萩生田光一座長)で、外国人観光客に対する診療の増加に伴う自由診療収入の拡大によって、法人税非課税措置など医療機関の税制優遇措置の適用上、不利になる懸念があると問題提起した。
厚生労働省保険局医療課は6日、2018年度診療報酬改定に関する疑義解釈(その2)を都道府県などに発出した。
厚生労働省は6日、「救急・災害医療提供体制等の在り方に関する検討会」の初会合を開いた。救急医療については、出動件数が増加しているドクターヘリの安全運行や救急医療体制の在り方、災害医療では今後の発生が予想される南海トラフ地震や首都直下地震に対応可能な体制を構築するに当たり、DMAT事務局の組織体制などを検討する。
日本赤十字社は、グループ病院に対して、2018年度診療報酬改定で新設された急性期一般入院基本料の入院料1にこだわらず、地域ニーズを見極めながら同入院料2、3を選択する柔軟な経営判断を求めていく方針だ。
厚生労働省は6日までに、介護人材のすそ野拡大に向けて創設した「入門的研修」の実施について都道府県に通知した。
滋賀県医師会の臨時代議員会が5日に開かれ、会長候補に越智眞一会長職務代行を選定した。臨時代議員会後の理事会で正式に会長として承認された。任期は2019年6月の定例代議員会まで。
自民党と公明党は5日、事前審査を続けてきた働き方改革関連法案を了承した。政府は6日に法案を閣議決定し、国会に提出する構えだ。
日本医師会の鈴木邦彦常任理事は4日の記者会見で、自身が団長を務める「日本医師会・民間病院イギリス医療・福祉調査団」がまとめた報告書を公表した。