「 医療制度 」一覧

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介護医療院「あるべき姿を模索する」  協会設立シンポで江澤会長

 日本慢性期医療協会の会内組織で今月発足した「日本介護医療院協会」が2日、設立記念シンポジウムを開いた。同協会の江澤和彦会長が座長を務め、厚生労働省の鈴木康裕医務技監や日本医師会の鈴木邦彦常任理事、日慢協の武久洋三会長、安藤高夫衆院議員が登壇し、介護医療院の創設に至る経緯や今後の展望を語った。

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適時調査実施要領をホームページ上で初公表  厚労省

 厚生労働省は3月30日付で、適時調査実施要領等をホームページ上で公表した。これまでは開示請求で閲覧することは可能だったが、請求がなくても閲覧できるよう初めて公表した。併せて、請求の際に誤りやすい事項などをまとめた保険診療(保険調剤)確認事項リストも29日付で公表した。

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要介護者の維持期リハ経過措置「入院患者は適用されず」  全日病・猪口会長

 全日本病院協会の猪口雄二会長は3月31日、第2回支部長・副支部長会で、要介護・要支援被保険者に対する維持期・生活期の疾患別リハビリテーション料について「経過措置が来年3月31日までとされたが、入院中の患者については適用を受けず継続できる」との解釈を示した。

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臨床研究審査委を初認定、全国各地の49機関  法施行に向け厚労省

 4月1日の臨床研究法施行に向け、厚生労働省が3月30日付で「認定臨床研究審査委員会」の初の認定を行った。認定されたのは49機関で、臨床研究中核病院や、日本医療研究開発機構の倫理審査委員会認定制度構築事業で認定された倫理審査委員会が設置されている大学や病院などが中心となっている。

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厚労省で入省式、蒲原次官「国民生活に最も近いところで仕事を」

 厚生労働省は2日、新規に採用した職員168人(うち女性74人)に向けて入省式を開いた。訓示に立った蒲原基道事務次官は、厚労省の仕事が医療・介護・年金などの分野を扱うことに触れた上で、「国民生活に最も近いところで仕事をするのが厚労省という認識と覚悟を持って、これから共に全力で取り組み、国民からの信頼を得られるよう力を合わせて頑張りましょう」と新人たちに呼び掛けた。

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医療経営支援課長に樋口氏、医療指導監査室長に山内氏  厚労省、1日付

 厚生労働省は4月1日付で、医政局医療経営支援課長に樋口浩久・国立病院機構本部企画役(職員担当)を起用する人事を発表した。保険局医療課医療指導監査室長には山内和志・国立感染症研究所企画調整主幹、子ども家庭局母子保健課長には平子哲夫・保険局医療課医療指導監査室長が就く。

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看護必要度Ⅱ、4月対応の場合は「2月公開の集計マスタで」  疑義解釈1

 厚生労働省保険局医療課が30日付で発出した2018年度診療報酬改定に関する疑義解釈(その1)では、急性期一般入院基本料等で、4月から重症度、医療・看護必要度Ⅱで対応する場合の実績の評価は、2月7日の中医協資料・総-1参考2「入院医療(その11)で診療実績データを用いた判定の集計に用いたマスタ」を使用するとの解釈を示した。

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社会保障の将来推計「負担構造見直しは避けられない」  財政審

 財務省の財政制度等審議会・財政制度分科会(分科会長=榊原定征・経団連会長)は30日、シンクタンクの総合研究開発機構(NIRA)による社会保障給付費の将来推計について、推計に関わった森田朗・津田塾大教授(元中医協会長)、岩本康志・東京大大学院教授にヒアリングした。

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福島・いわき構想区域で連携法人「医療戦略研究所」が発足へ  4月認定

 福島県のいわき構想区域で、地域医療連携推進法人が4月に発足することが分かった。法人の名称は「医療戦略研究所」で、4月1日の認定を目指し事務手続きが進んでいる。参加するのは4法人で、「石井脳神経外科・眼科病院」などを運営する医療法人社団「正風会」が中核的役割を担うことになりそうだ。

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消費税分科会、委員刷新で2年ぶりに議論再開  10%を見据え

 中医協・診療報酬調査専門組織「医療機関等における消費税負担に関する分科会」は30日から、2019年10月に予定されている消費税率10%への引き上げを見据えた議論を再開させる。分科会が開かれるのは16年3月以来、2年ぶり。診療側委員には日本医師会の中川俊男副会長、全日本病院協会の猪口雄二会長ら、支払い側委員には健保連の幸野庄司理事、全国健康保険協会の吉森俊和理事らが新たに加わるなど委員も大幅に刷新される予定だ。

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医療費の地域差縮減、20年度で公費2700億円を抑制  諮問会議で試算

 政府が29日に開いた経済財政諮問会議(議長=安倍晋三首相)で、経済・財政一体改革推進委員会は、2016年度から実施してきた経済・財政再生計画の中間評価を示した。改革工程表に沿った従来の取り組みを振り返るとともに、改革を今後進めた場合の歳出効率化効果を試算。15年度の1人当たり医療費の地域差が23年度に半減すると仮定した場合、20年度時点では国・地方の公費2700億円、保険料3400億円を抑制できるとの結果を示した。