「 医療制度 」一覧

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骨太2018、社会保障費の過度な抑制への懸念も  田村勉強会

 医療関係団体のトップが世話人となって、自民党の田村憲久元厚生労働相と立ち上げた社会保障勉強会が27日、東京都内のホテルで開かれた。政府が6月ごろまとめる「骨太の方針2018」に向けた議論では、社会保障費を過度に抑制することへの懸念の声も上がり、今後の動きを注意深く見ていく方向性を共有したという。

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院内助産・助産師外来で新GL策定  日看協、開設促進と標準化で

 日本看護協会は27日に、「院内助産・助産師外来ガイドライン2018」(GL)を公表する。全ての分娩取り扱い医療機関への設置を目指している院内助産・助産師外来について、新規開設時の指標として活用してもらうことに加え、既存施設の自己点検に用いてもらうことで標準化を進めることが目的。

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四病協、「専門医制度検討WG」設置へ  複合的視点で打開案整理

 四病院団体協議会は、「専門医制度検討に関するワーキンググループ(WG)」(仮称)を今週中にも立ち上げる方針だ。四病協の幹事団体である日本病院会の相澤孝夫会長は、本紙の取材に対し「専門医制度は日本の医療の根幹に関わる問題だが、なぜ必要なのかという原点を曖昧にしたまま事業が進められてきた。四病協としては、専門医制度が抱える問題点をここでじっくり検討し、打開案を整理することが必要だと考えている」と述べた。

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「医師自らが働き方を考え、変えていく時期に」  横倉会長・挨拶要旨

 今年4月から新たな医療計画と介護保険事業計画が動き出す。また、政府は国会に医療法および医師法の一部を改正する法案を提出した。法律が成立すれば、医療計画での医師確保計画の策定や、地域医療対策協議会の機能強化等を通じて、地域間での医師偏在の解消と、地域における医療提供体制の確保につながることが期待される。

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偏在是正策は一定の評価、開業規制の動きは阻止する  中川副会長

 【日医代議員会・答弁要旨】今般の医療法・医師法改正で対応する医師偏在対策は、2015年に日医と全国医学部長病院長会議が発表した緊急提言を踏まえたもので、一定の評価をしている。緊急提言では、医師不足地域で一定期間勤務した経験があることを病院・診療所の管理者要件にすることなどを提言した。

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専門医制度、結果を分析して次年度に向け改善図る  松原副会長

【日医代議員会・答弁要旨】日本専門医機構は専攻医登録に当たり、都市部への専攻医集中を回避するため、5都府県にシーリングを適用した。過去5年の専攻医採用実績が年間平均350人以上の8領域については、原則として都道府県ごとに複数の基幹施設を置くなど、地域偏在助長回避のための対応を取ってきた。

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働き方改革、日医主催の会議でたたき台を発信  今村副会長

【日医代議員会・答弁要旨】医師の献身的な働きにより地域医療は守られてきた。通常の労働者と全く性格が異なるにもかかわらず、医師が労働基準法で普通の労働者と同じ扱いだったことが問題だ。今回、厚生労働省内に医師の働き方の検討の場が、医師に限って唯一、別途設けられたのは、医師の特殊性を国が認めたからに他ならない。

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難病診療連携拠点病院「22年度までに全都道府県に」  第4次障害者計画

 2018~22年度の5年間を対象とした政府の第4次障害者基本計画の内容が大筋でまとまった。難病患者を支援するため、18年度から整備する都道府県の難病診療連携拠点病院について、22年度までに全都道府県で設置する(設置率100%)との目標を新たに盛り込んだ。

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20年度以降の医師養成数で議論開始、5月に「3次まとめ」  医師需給分科会

 厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」は23日、2020年度以降の医師養成数(医学部定員数)と医師需給推計について議論を始めた。20年度から2年間程度の医師養成数を、「第3次中間取りまとめ」として5月にまとめる。医師の需要推計は、働き方改革によって医師の労働時間の上限規制が運用されることや、他職種へのタスク・シフティングの影響などを勘案して行う方針だ。