ハイケアユニットが増加、特定集中治療室から転換も アルトマーク調査
日本アルトマークは27日、高度急性期医療を担う病院の入院料に関する調査結果を発表した。2017年11月時点で、特定集中治療室管理料は610病院・5918床、ハイケアユニット入院医療管理料は534病院・5221床、救命救急入院料は271病院・6458床が算定していた。
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日本アルトマークは27日、高度急性期医療を担う病院の入院料に関する調査結果を発表した。2017年11月時点で、特定集中治療室管理料は610病院・5918床、ハイケアユニット入院医療管理料は534病院・5221床、救命救急入院料は271病院・6458床が算定していた。
厚生労働省は27日、薬剤師国家試験などの国試の合格者数を発表した。薬剤師国家試験は1万3579人が受験し、9584人が合格(合格率=70.58%)した。臨床検査技師は受験者4829人のうち合格者は3828人(79.3%)だった。
公明党の雇用・労働問題対策本部、厚生労働部会合同会議は27日、働き方改革関連法案の修正案について厚生労働省にヒアリングした。
医療関係団体のトップが世話人となって、自民党の田村憲久元厚生労働相と立ち上げた社会保障勉強会が27日、東京都内のホテルで開かれた。政府が6月ごろまとめる「骨太の方針2018」に向けた議論では、社会保障費を過度に抑制することへの懸念の声も上がり、今後の動きを注意深く見ていく方向性を共有したという。
政府は27日の閣議で、厚生労働省が所管する独立行政法人のうち、6法人の長の任命を了承した。地域医療機能推進機構(JCHO)の理事長には、尾身茂氏を再任した。4月1日付で任命する。
厚生労働省保険局医療課は26日、「診療報酬請求書等の記載要領等について」などを一部改正する通知を都道府県に発出した。2018年度診療報酬改定など制度改正を受けて記載要領を変更する。
日本看護協会は27日に、「院内助産・助産師外来ガイドライン2018」(GL)を公表する。全ての分娩取り扱い医療機関への設置を目指している院内助産・助産師外来について、新規開設時の指標として活用してもらうことに加え、既存施設の自己点検に用いてもらうことで標準化を進めることが目的。
全国医師会医療秘書学院連絡協議会の運営委員会が24日、東京都内で開かれ、第38回日本医師会医療秘書認定試験の結果とその分析・評価が報告された。
四病院団体協議会は、「専門医制度検討に関するワーキンググループ(WG)」(仮称)を今週中にも立ち上げる方針だ。四病協の幹事団体である日本病院会の相澤孝夫会長は、本紙の取材に対し「専門医制度は日本の医療の根幹に関わる問題だが、なぜ必要なのかという原点を曖昧にしたまま事業が進められてきた。四病協としては、専門医制度が抱える問題点をここでじっくり検討し、打開案を整理することが必要だと考えている」と述べた。
厚生労働省は29日に「医療等分野情報連携基盤検討会」の初会合を開き、全国保健医療情報ネットワーク(NW)の構築に向けた工程表作りと、医療等IDの仕組みに関する具体的な検討に着手する。
日本病院会は24日、2017年度社員総会を開き、18年度の事業計画案を了承した。同日の総会では、遠隔医療などICTを活用した医療連携への取り組みを検討するためのICT推進委員会を新設することなどが決まった。
日本医師会の横倉義武会長は25日の日医・臨時代議員会で、任期満了に伴う今年6月予定の日医会長選挙に4選出馬する意向を正式に表明した。
【日医代議員会・答弁要旨】国は、2020年に訪日外国人4000万人、30年に6000万人の目標を掲げ、実際に12年以降、訪日外国人数は急増している。今後もラグビーW杯や東京五輪・パラリンピックなど、大きなイベントが続く。
今年4月から新たな医療計画と介護保険事業計画が動き出す。また、政府は国会に医療法および医師法の一部を改正する法案を提出した。法律が成立すれば、医療計画での医師確保計画の策定や、地域医療対策協議会の機能強化等を通じて、地域間での医師偏在の解消と、地域における医療提供体制の確保につながることが期待される。
【日医代議員会・答弁要旨】今般の医療法・医師法改正で対応する医師偏在対策は、2015年に日医と全国医学部長病院長会議が発表した緊急提言を踏まえたもので、一定の評価をしている。緊急提言では、医師不足地域で一定期間勤務した経験があることを病院・診療所の管理者要件にすることなどを提言した。
【日医代議員会・答弁要旨】日本専門医機構は専攻医登録に当たり、都市部への専攻医集中を回避するため、5都府県にシーリングを適用した。過去5年の専攻医採用実績が年間平均350人以上の8領域については、原則として都道府県ごとに複数の基幹施設を置くなど、地域偏在助長回避のための対応を取ってきた。
【日医代議員会・答弁要旨】医師の献身的な働きにより地域医療は守られてきた。通常の労働者と全く性格が異なるにもかかわらず、医師が労働基準法で普通の労働者と同じ扱いだったことが問題だ。今回、厚生労働省内に医師の働き方の検討の場が、医師に限って唯一、別途設けられたのは、医師の特殊性を国が認めたからに他ならない。
日本病院団体協議会代表者会議が23日開かれ、2018年度診療報酬改定での急性期一般入院基本料等の重症度、医療・看護必要度Ⅱについて、システム開発を担当するベンダーによって算出数値の不一致が生じている現状に問題意識が示された。
2018~22年度の5年間を対象とした政府の第4次障害者基本計画の内容が大筋でまとまった。難病患者を支援するため、18年度から整備する都道府県の難病診療連携拠点病院について、22年度までに全都道府県で設置する(設置率100%)との目標を新たに盛り込んだ。
厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」は23日、2020年度以降の医師養成数(医学部定員数)と医師需給推計について議論を始めた。20年度から2年間程度の医師養成数を、「第3次中間取りまとめ」として5月にまとめる。医師の需要推計は、働き方改革によって医師の労働時間の上限規制が運用されることや、他職種へのタスク・シフティングの影響などを勘案して行う方針だ。
自民党の「外国人観光客に対する医療プロジェクトチーム(PT)」(萩生田光一座長)は23日、沖縄県医師会から外国人観光客患者の受け入れ対応の現状と課題についてヒアリングした。