外国人への医療問題、「医療機関単独では解決困難」 沖縄県医、自民PTで
自民党の「外国人観光客に対する医療プロジェクトチーム(PT)」(萩生田光一座長)は23日、沖縄県医師会から外国人観光客患者の受け入れ対応の現状と課題についてヒアリングした。
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自民党の「外国人観光客に対する医療プロジェクトチーム(PT)」(萩生田光一座長)は23日、沖縄県医師会から外国人観光客患者の受け入れ対応の現状と課題についてヒアリングした。
厚生労働省は22日、2018年度介護報酬改定に伴う運用通知を発出した。介護老人福祉施設(特養)で新設する「配置医師緊急時対応加算」の算定について、定期的や計画的に施設を訪問し診療した場合は「算定できない」が、医師が「死期が迫った状態だと判断」し、施設職員や入所者家族に説明した上で、早朝や夜間に訪問して死亡診断することを事前に決めている場合は「この限りでない」とした。
厚生労働省は22日、介護医療院の人員や施設、運営に関する基準についての運用通知(老老発0322第1号)を都道府県などに出した。療養室について、多床室の場合には家具やパーティション、カーテンなどの組み合わせで室内を区分し「入所者同士の視線等を遮断し、入所者のプライバシーを確保すること」を求めた。カーテンのみの場合は「プライバシーの十分な確保とはいえない」とした。
加藤勝信厚生労働相は23日の衆院厚生労働委員会で、学校法人森友学園に関連した決裁文書改ざん問題を受け「政府、厚生労働省としても大変重く受け止めていかなければならない」と述べた。西村智奈美氏(立憲民主)の質問に答えた。
厚生労働省の新型インフルエンザ対策に関する小委員会の公衆衛生対策作業班(班長=岡部信彦・川崎市健康安全研究所長)は23日、各自治体に向けた新型インフルエンザの「住民接種に係る接種要領」を新たに作成することを了承した。2018年度中にまとめる。
日本医師会の横倉義武会長は、任期満了に伴う今年6月予定の日医会長選挙に4選出馬する意向を固めた。都道府県医師会の間で横倉会長続投への期待感が強く、医療分野を巡る重要課題も山積しているため、引き続き日医会長として対応に当たるべきだと判断した。25日の日医の臨時代議員会で正式に表明する見通し。
厚生労働省の武田俊彦医政局長は22日の参院厚生労働委員会で、年度内にもまとめる予定のオンライン診療を適切に実施するための指針で、成り済まし防止のためのHPKIカード(医師資格証)の活用などをセキュリティー対策として盛り込む考えを説明した。
東京都医師会(尾﨑治夫会長)は22日の臨時代議員会で、2018年度の事業計画を報告した。会員等医療機関への支援事業として、医療機関が業務上抱える各種トラブル(院内暴力・暴言行為、悪質なクレーム等医療業務妨害行為等)に関して、相談対応できる体制の構築などが盛り込まれている。
大阪府医師会は22日、臨時代議員会を開き、2018年度の事業計画と予算を報告した。茂松茂人会長は挨拶で、一昨年に初めて会長に就任以来、会務とともに大阪府・大阪市などの行政や政治家とのパイプ構築に努めるなど「一生懸命やってきた」と表明。
厚生労働省は22日、2018年度介護報酬改定を官報告示した。運用に関する各種通知も、同日中に発出する見通し。併せて、介護医療院に関する事項の追記など、改正介護保険法施行に伴う関係政省令も出した。
社会医療法人財団董仙会恵寿総合病院の神野正博理事長(全日本病院協会副会長)は21日、じほう診療報酬改定セミナーで講演し、2018年度改定での一般病棟の重症度、医療・看護必要度での項目の見直しによって恵寿総合病院(426床)の該当患者割合が従来の25.54%から30.55%にアップすることが確認できたことを報告した。
日本慢性期医療協会の武久洋三会長(平成博愛会博愛記念病院理事長)は21日のじほう主催の「2018年度診療報酬改定セミナー」で慢性期病院の在り方について講演し、今後は「療養病床だけでは生き残れない」と述べ、多機能型病院になる必要があると訴えた。
日本リハビリテーション医学会特任理事の石川誠氏(医療法人社団輝生会理事長)は21日、じほう診療報酬改定セミナーで講演し、2018年度改定による回復期リハビリ病棟入院料の「実績指数」は、原則的に病院単位で集計することになるため、病棟ごとに新入院料1と2を算定することはできないと解説した。
厚生労働省保険局の迫井正深医療課長は21日、じほう診療報酬改定セミナーで講演し、2018年度診療報酬改定で新設したオンライン診療関連の項目について考え方を示した。「遠隔技術をどんどん進めるべきというオピニオンリーダーと、慎重なオピニオンリーダーとで大きな幅がある。今回は一定の整理、一定の範囲でまずやらせていただくということで理解してほしい」と述べ、対面診療を原則にスタートしたと説明した。
外科系学会社会保険委員会連合は20日の記者懇談会で、2018年度診療報酬改定で12術式が保険適用されるロボット支援下内視鏡手術について、今後、診療報酬引き上げを目指す観点から、レジストリに参加し症例集積を進めることで、優位性を明確にしていく方針を明らかにした。
厚生労働省は20日、2018年度診療報酬改定でのDPC見直しに伴う基礎係数、機能評価係数Ⅰ、Ⅱ、激変緩和係数を告示した。医療機関群別では、DPC標準病院群(現行Ⅲ群)が1493病院(基礎係数1.0314)、大学病院本院群(現行Ⅰ群)が82病院(1.1293)、DPC特定病院群(現行Ⅱ群)が155病院(1.0648)で、全体で1730病院となった。
自民党・財政再建に関する特命委員会の「財政構造のあり方検討小委員会」(小渕優子委員長)は20日、シンクタンクの総合研究開発機構(NIRA)が公表した社会保障給付費の将来推計について、推計に関わった森田朗・津田塾大教授、岩本康志・東京大大学院教授にヒアリングした。
厚生労働省の健康局健康課は20日付で、「災害時健康危機管理支援チーム」(DHEAT)の活動要領を各都道府県へ通知した(健健発0320第1号)。DHEATとは、大規模災害が発生した際、他の都道府県が被災地に派遣する行政の災害時マネジメント支援チーム。
加藤勝信厚生労働相は20日、今国会初めての参院厚生労働委員会で所信を述べた。所信の内容は、9日の衆院厚労委で表明したものと基本的には同じ。所信表明に先立ち、裁量労働制のデータ問題について謝罪した。
横浜市は市内全域をカバーする地域医療連携ネットワーク(NW)の構築に向け、ガイドライン(GL)を策定した。既存の小規模な医療NW同士を連携させ、医療機関等が保有する診療・患者情報などを共有し、横浜市の医療サービスの向上や、医療資源の効果的な活用を狙う。2018年度の「ICTを活用した地域医療ネットワーク」事業(予算=4686万円)。
地域医療を守る病院協議会は20日、労働基準監督署が行う医療機関への指導を「謙抑的に対応してほしい」と要請する文書を厚生労働省労働基準局長宛てに提出したことを公表した。