「 医療制度 」一覧

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価格調整の対象は3品目、結果分かれた7品目を検証へ  費用対効果合同部会

 厚生労働省は7日に開いた中医協の費用対効果評価、薬価、保険医療材料の3専門部会の合同部会で、評価結果に基づいて価格調整する試行的導入の対象品目は3品目と報告した。厚労省は分析結果が大きく異なったために「企業分析」と「再分析」が併記された7品目を検証するため、ワーキンググループ(WG)を設置して検討してはどうかと提案した。委員からはWGの設置に批判的な意見が上がったが、大筋で了承された。

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要介護認定の簡素化、全認定申請の2割と想定  厚労省、4月から

 厚生労働省は6日に開催した全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議で、4月から実施する要介護認定の簡素化について、2016年度の申請件数を基に簡素化の対象を絞り込んだところ、全申請の22.7%に当たるとの推計を示した。簡素化の実施に向けて今月中に関連通知等を改正する方針だ。

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認知症医療センター、未設置2次医療圏は53圏域  厚労省

 厚生労働省は6日に開催した全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議で、認知症疾患医療センターの整備状況を公表した。今年1月現在の設置数は422カ所で、1センター以上が設置されている2次医療圏域は291圏域だった。未設置の2次医療圏域は53圏域。設置率は84.6%だった。

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医師の働き方改革へ「医療界の意見集約」  日医、秋にも提言へ

 日本医師会は医師の働き方改革に向け、医療界の意見を集約する会議体を4月にも設置する方針だ。メンバーには、医療機関を経営している側の医師と、勤務している側の医師の双方を迎える。性別・年齢・立場を超えて、さまざまな働き方をしている医師が参加する見込みだ。医療界の考える“医師の働き方改革案”として初秋にも一定の方向性をまとめ、厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」に示し議論の素材にしたい考えだ。

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医師偏在是正案を了承、論戦の舞台は国会へ  自民・厚労部会

 自民党の厚生労働部会(橋本岳部会長)は6日、医師偏在是正に向けた医療法・医師法改正案を審査し、了承した。厚労部会による法案審査は2日に続き2度目。法案審査に先立っては、社会保障制度に関する特命委員会・医療に関するプロジェクトチーム(鴨下一郎座長)で3度の議論を実施した。

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看護必要度Ⅱの施設基準、Ⅰとの患者割合差「4%以内」に  厚労省

 厚生労働省は5日、2018年度診療報酬改定の官報告示に併せ、改定内容に関する説明会を開いた。入院医療の関係では、急性期一般入院基本料の中間部分である入院料2、3の重症度、医療・看護必要度Ⅱでの該当患者割合について、看護必要度Ⅰで算出した該当患者割合との開きを「0.04(4%)を超えない」と設定することを明らかにした。

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生活保護の後発品原則化「バイオ後続品も該当」  政府答弁書

 政府は2日の閣議で、今国会に提出した生活困窮者自立支援法・生活保護法改正案に盛り込んでいる後発医薬品使用の原則化について、生活保護法で規定する後発品の定義を示した上で「バイオシミラー(バイオ後続品)は定義上、後発品に該当する」と示した答弁書を閣議決定した。川田龍平氏(立民)への答弁。

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18年度診療報酬改定を告示、運用通知も発出  厚労省

 厚生労働省は5日、2018年度診療報酬改定を官報告示し、各種運用通知なども発出した。同日開かれた都道府県担当者らへの改定説明会で、鈴木俊彦保険局長は18年度診療報酬改定について「従来の改定以上に多岐にわたる。しっかりと実現するためには、改定の考え方や内容を、医療を受ける国民、医療を担う方々と正確に共有していくことが欠かせない。それができて魂が入ったことになる」と述べた。