「 医療制度 」一覧

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介護医療院、3年で「10万床」転換の可能性  日医・鈴木常任理事

 日本医師会の鈴木邦彦常任理事は、2018年度介護報酬改定で新設される介護医療院について、検討当初から訴え続けてきた通り「魅力的な選択肢になった」と高く評価した。改定後は介護療養型医療施設(介護療養病床)と医療療養25対1(療養病棟入院基本料2)からの転換が「かなり進むのではないか」と述べ、今後3年間で「10万床くらい」転換する可能性があると見通した。本紙取材に応えた。

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医療・介護連携、同時改定で双方から評価充実  鈴木老健課長

 厚生労働省老健局の鈴木健彦老人保健課長は2018年度介護報酬改定について、診療報酬改定との連携した議論により、医療と介護の連携がしやすい体制づくりを進められたとの認識を示した。入退院時の連携に対する評価を手厚くしたほか、「看取り介護加算」の拡充など介護老人福祉施設(特養)での看取りに関しても医療・介護双方からの評価を充実できたことは「同時改定だからこそ」と意義を強調した。

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受動喫煙対策法案、自民・厚労部会が了承  公明は見送り

 自民党と公明党の厚生労働部会は22日、受動喫煙防止対策を強化する健康増進法改正案について、それぞれ法案審査をした。自民党の部会(橋本岳部会長)では賛否両論があったが、法制化を急ぐべきだとして規制強化派の議員からも容認の声が上がり、最終的には部会長一任で事実上の了承となった。

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国産PDXマウス、1年後に商業化へ  国がんなど、国家プロジェクト開始

 LSIメディエンスと国立がん研究センター、医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN)は、日本医療研究開発機構(AMED)の助成金を活用した国家プロジェクトとして、がん患者の組織をマウスの背中に移植し腫瘍を再現したPDX(patient-derived xenograft)マウスの商業化に乗り出す。

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金融機関、地方の中小病院の経営環境「厳しい」  日医総研WP

 日医総研はこのほど、ワーキングペーパー(WP)「医療機関経営における金融機関の有効活用に向けて:インタビュー調査とマクロデータ分析」を公表した。金融機関側は、医療業界について地域活性化につながる成長分野と捉える一方、特に地方の中小病院の経営が厳しいと認識しているという。

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感染症病床への結核患者受け入れを明確化  厚労省、年度内通知へ

 厚生労働省の健康局結核感染症課は21日の全国健康関係主管課長会議で、結核患者を感染症病床に入院させる際の注意すべき感染防止措置について、年度内に都道府県に通知する方針を明らかにした。必要な措置を講じれば感染症病床でも、結核患者を収容できることを明確化する。

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故・猪飼剛氏のお別れの会、3月8日に大津市で  滋賀県医と湖光会

 滋賀県医師会と医療法人社団湖光会は3月8日、滋賀県医会長で湖光会前理事長の故・猪飼剛氏のお別れの会を、びわ湖大津プリンスホテル(大津市におの浜4-7-7)で開く。時間は午後2時から。参列希望者は、事前に滋賀県医事務局(TEL:077-514-8711)に連絡する必要がある。

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病院3団体、18年度から経営実調を合同実施へ  既存調査を一本化

 日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体は、2018年度から病院経営実態調査(仮称)を合同で実施する方針を決めた。日病、全日病はそれぞれ病院経営に関する調査を行っているが、こうした既存調査を一本化させ、より規模の大きい実態調査として実施したい考えだ。

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入院医療、「基幹型病院」と「地域密着型病院」に  日病・相澤会長

 日本病院会の相澤孝夫会長は21日、大阪市で開催中の「メディカルジャパン2018」で講演し、入院医療の将来像について、治す医療が中心で急性期を担う「基幹型病院」と支える医療が中心の「地域密着型病院」の役割分担で地域医療を構築することが必要だと主張した。