新高齢社会対策大綱を閣議決定 「エイジレス社会を目指す」
政府は16日、新たな「高齢社会対策大綱」を閣議決定した。65歳以上を一律に高齢者と捉えることを「現実的なことではなくなりつつある」とし、基本的な考え方で「全ての年代の人々が希望に応じて意欲・能力を生かして活躍できるエイジレス社会を目指す」ことを打ち出した。
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政府は16日、新たな「高齢社会対策大綱」を閣議決定した。65歳以上を一律に高齢者と捉えることを「現実的なことではなくなりつつある」とし、基本的な考え方で「全ての年代の人々が希望に応じて意欲・能力を生かして活躍できるエイジレス社会を目指す」ことを打ち出した。
日本医療機能評価機構はこのほど、病院機能評価で新たに36病院(新規5病院、更新31病院)を2日付で認定したと発表した。現在の認定病院数は2179病院となった。
自民党のIT戦略特命委員会マイナンバー小委員会(平井卓也委員長)は15日、厚生労働省から医療分野のICT利活用について報告を受けた。
自民党有志で構成する「医師養成の過程から医師偏在是正を求める議員連盟」(会長=河村建夫元内閣官房長官)は15日に2回目の総会を開き、特定の条件下で医学生が行う医行為について医師法上の違法性がないことを示している、1991年にまとまった「前川リポート」を主なテーマに議論した。
自民党の社会保障制度に関する特命委員会・医療に関するプロジェクトチーム(PT、鴨下一郎座長)は15日、医師偏在対策に向けて厚生労働省が今国会への提出を目指している医療法・医師法改正案について議論した。
日医総研はこのほど、ワーキングペーパー(WP)「自宅療養の継続が困難になった事例の分析」を公表した。
日本医療安全調査機構は15日に「医療事故調査・支援事業運営委員会」を開き、医療事故調査制度の現況について議論した。制度開始から3年目に入ったが、医療関係者や国民の認知度の低さが課題に浮かんだ。
日本医療機能評価機構は15日、人工呼吸器を「スタンバイ」の状態で患者に装着し、換気を開始しなかった事例について、医療安全情報として注意喚起した。
社会保障審議会・介護給付費分科会の田中滋分科会長(慶応大名誉教授)は2018年度介護報酬改定のポイントとして、「基本的な考え方」の最初の項目である「地域包括ケアシステムの推進」の中に「医療」の文言が入ったことを挙げた。
今春施行の「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律」(次世代医療基盤法)で、医療機関が患者から取得した情報を認定匿名加工医療情報作成事業者(認定事業者)に提供する際の一連の事務手続きの概要が固まった。
厚生労働省の「がんゲノム医療中核拠点病院等の指定に関する検討会」(座長=中釜斉・国立がん研究センター理事長)は14日、国立がん研究センター中央病院(東京)など11施設をがんゲノム医療中核拠点病院の指定候補に選定した。
塩崎恭久前厚生労働相は14日、社会保険診療報酬支払基金の本部(東京都)と、各都道府県の国民健康保険団体連合会について、決定プロセスを透明化するため、理事会の議事録を公開すべきだとの考えを示した。
静岡県医師会(篠原彰会長)が、地域包括ケアシステムの構築を推進する中で取り組んでいる「ICTを活用した在宅医療・介護連携」が先進的な事例として注目されている。2月上旬には台湾在宅医療学会の主要メンバーが現地で研修を受けるなど、海外の医療関係者も参考にしている。
厚生労働省保険局の迫井正深医療課長は9日、日刊薬業の取材に応じ、2018年度に実施する薬価制度の抜本改革について「企業経営の根幹に関わることも含め、全体のバランスを見ながら大きく見直した。それなりに評価いただけるのではないか」と振り返った。
政府の「ゲノム医療実現推進に関するアドバイザリーボード」は14日、遺伝子治療の研究開発の推進についての議論を始めた。複数回の検討を重ね、年度末までに報告書をとりまとめる方向。
政府が6月ごろまとめる「骨太の方針2018」に向け、自民党内で提言をまとめるための議論が動き出している。党の「財政再建に関する特命委員会」(岸田文雄委員長)の下に設置された「財政構造のあり方検討小委員会」(小渕優子委員長)は13日に初会合を開き、日本の財政状況や歳出改革の現状をテーマに、財務省と内閣府にヒアリングした。
厚生労働省は2019年度から、地域がん診療連携拠点病院のうち、指定要件を満たさないと判断した施設について、4年間の指定期間の途中でも取り消しができる制度を設ける。
厚生労働省保険局の迫井正深医療課長は2018年度診療報酬改定の答申を受け、本紙の取材に応じた。入院医療から外来、在宅医療、オンライン診療や回復期リハビリテーションなど改定全般についての一問一答は以下の通り。
厚生労働省保険局の迫井正深医療課長は、2018年度診療報酬改定について本紙の取材に応じた。急性期一般入院基本料など入院医療での新評価体系については「報酬上のめりはりをつけることで、入院報酬全体の構造改革を進める第一歩になったのではないか」との認識を示した。
日本医師会の松原謙二副会長は10日、大阪市内で開かれた「平成医政塾」の勉強会で講演し、人生の最終段階における医療について、あらかじめ本人や家族、医療従事者などが繰り返し話し合っておく「アドバンス・ケア・プランニング」(ACP)を実践する重要性を強調した。
日本医師会と滋賀県医師会による「地域医療連携フォーラム―ICTシステム利活用の将来ビジョン―」が10日、大津市で開かれ、ICTを活用した地域医療連携の充実に向けて関係者が意見を交わした。