「 医療制度 」一覧

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医療的ケア児への対応「力を入れて財源を配分し評価」  宮嵜障害保健福祉部長

 厚生労働省の宮嵜雅則障害保健福祉部長は10日、大津市で開かれた「アメニティーフォーラム」で講演し、障害福祉サービス等報酬改定の概要などについて説明した。医療的ケア児への対応について「今回の改定でかなり力を入れて財源を配分し、評価している。厚労省の予算、診療報酬でも対応するほか、文部科学省でも新しい予算をつくっている」と強調した。

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名称は「オンライン診療」、対象は「医師対患者」  GL策定へ議論開始

 厚生労働省は8日に「情報通信機器を用いた診療に関するガイドライン(GL)作成検討会」の初会合を開き、年度内のGL策定へ議論を開始した。いわゆる遠隔診療の名称を「オンライン診療」にすることで合意。GLの対象範囲は「医師対患者で行われる外来・在宅診療」とする。保険診療、自由診療は問わない。厚労省は次回会合でGL案を示す。座長には山本隆一構成員(医療情報システム開発センター理事長)が決まった。

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「病院には厳しい改定」  全自病・邉見会長

 全国自治体病院協議会の邉見公雄会長は8日の記者会見で、中医協が答申した4月の診療報酬改定の点数配分について「病院は、ますますしんどくなるだろう。7対1で減った(財源)分が、ほとんどかかりつけ制度に移行している。地域包括ケアの推進という方針通りではあるが、あまりにもしんどい」と述べ、病院にとって厳しい改定内容だという認識を示した。

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衆院厚労委・髙鳥委員長「丁寧な、充実した審議を」  都内でパーティー

 衆院厚生労働委員長を務める自民党の髙鳥修一衆院議員は7日夜、東京都内で政治資金パーティーを開いた。挨拶に立った髙鳥氏は、厚生労働省が今国会への提出を予定している働き方改革関連法案、健康増進法改正案、医療法・医師法改正案に言及しながら「課題は山積している」と指摘。

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入院医療の新体系など、18年度改定を一定評価  三師会と四病協

 2018年度診療報酬改定が7日の中医協総会で答申されたことを受け、日本医師会(日医)、日本歯科医師会(日歯)、日本薬剤師会(日薬)の「三師会」と四病院団体協議会(四病協)は同日、東京・本駒込の日医会館で会見を開き、答申への見解を示した。限られた財源の中、団塊世代が75歳以上になる2025年度に向けた道筋を示す改定になったとし、入院医療の新評価体系などを一定評価する意見が多かった。