「 医療制度 」一覧

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国内初のハーセプチンBS、3月にも承認へ  第二部会

 厚生労働省は2日、薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会を開き、国内初となる抗がん剤「ハーセプチン」(一般名=トラスツズマブ〈遺伝子組換え〉)のバイオシミラーの製造販売承認について報告した。共同開発をしていた日本化薬と韓国セルトリオンがそれぞれ申請したもので、順調なら3月に承認、5月にも薬価収載にこぎ着ける可能性がある。

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再製造SUD普及へ推進協議会が発足  医療資源の有効活用など掲げ

 再製造された単回使用医療機器(SUD)の医療機関への普及を目指す「単回医療機器再製造推進協議会(JRSA)」は2日、記者会見を開き、今後の活動方針などを発表した。協議会は、再製造SUDが持つ医療資源の有効活用、安全性や経済性、環境保全といった意義について医療提供者への啓発活動などを進める方針。厚生労働省など関係省庁や医療関係団体とも連携しながら再製造SUDの定着に向けた活動を展開する。協議会は1月5日付の発足。

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病院と診療所の後発品数量割合、都道府県でばらつき  厚労省

 厚生労働省保険局調査課は1日、調剤レセプトを分析し、後発医薬品の使用割合について都道府県別、処方箋発行元医療機関別に集計した結果を発表した。都道府県別に病院・診療所の後発品割合(数量ベース、新指標)を見ると、病院と診療所のどちらが高くなるかでばらつきが見られた。

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新たな受動喫煙対策案「1歩進んだ点は一定評価」  日医・横倉会長

 厚生労働省が今通常国会に提出する予定の「健康増進法改正案」に盛り込む受動喫煙防止対策の新たな案を公表したことを受け、日本医師会の横倉義武会長は31日の記者会見で「『望まない受動喫煙をなくす』という考えの下、新規開業の店舗については全面禁煙とする。

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200床未満、急性期入院料2、3での経過措置など9項目を修正  中医協

 中医協(会長=田辺国昭・東京大大学院教授)は31日、2018年度診療報酬改定の個別改定項目について、これまでの議論を踏まえて9項目の修正を加えることを了承した。200床未満の7対1入院基本料届出病院では、急性期一般入院料2、3について診療実績データを用いる重症度、医療・看護必要度Ⅱに限定せず、現行の看護必要度Ⅰを用いることを認める。

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介護報酬改定、「医療の視点」拡大を評価  日医・横倉会長

 日本医師会の横倉義武会長は31日の記者会見で、2018年度介護報酬改定について、看取りだけでなくリハビリテーションなど多くのサービスに「医療の視点が関与する仕組みが設けられた」と評価し、「かかりつけ医が医療・介護の多職種連携のリーダーとして活躍することを期待している」と述べた。

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医療材料の機能区分見直し、47項目で細分化・合理化  中医協

 中医協総会は31日、2018年度診療報酬改定に伴う特定保険医療材料の機能区分の見直し案を了承した。47項目で細分化・合理化などを実施する。内訳は細分化・合理化が23項目、小児用製品の細分化などが1項目、名称変更が5項目、機能区分の新設が3項目、機能区分の簡素化が14項目、その他が1項目。